いろいろキノコのパスタ(ブナしめじ、エリンギ、舞茸、エノキ茸を切り分け、ほぐしておく。オリーブオイルを入れたフライパンで炒める、しんなりとしたところで水とガラスープの素を加えて煮立てる。オイル・トリット=バジルとイタリアンパセリを細かく刻み、少々の塩、たっぷりのオリーブオイルにあえる、を用意しておく。リンギーネをアルデンテにゆでる間に、キノコにバターをくわえ、オイル・トリットを加えてよくあえる。アルデンテにゆであがったパスタををくわえてよく混ぜる。大皿にのせ、パルメジャーノチーズをかけて仕上げ)
トマトとモッツァレーラチーズのサラダ(トマトとモッツァレーラチーズを薄切りしバジルとともに交互に挟んでいく。塩をふりかけ、オリーブオイルをかけ回す)
宇佐見義之、2008、『カンブリア爆発の謎:チェンジャンモンスターが残した進化の足跡』 [知りたい!サイエンス] (知りたい!サイエンス 27)、技術評論社
本書は、古生物学者ではなく、コンピュータサイエンス学者による、エディアカラ紀およびカンブリア紀における生物進化の概説書とでもいえばよいのか。
コンピュータグラフィクスにより、リアリティを持って、5億年以上も昔の生物たちの姿を見ることができる。著者によるウェブサイトとあわせてみると面白い(以下のURL)。
インターネット自然史博物館:http://www.museum.fm
ただ、このウェブサイト、リンクがへんで、前に進むことができても、インデックスに戻ったり元のページに戻ったりすることができない。ブラウザの「戻る」を使うしかないようだ。
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2008-09-29 22:49:45 |
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今夜は、久しぶりに今池「金城」へ。月曜の雨ということで、比較的客の入りも少なくとも、主人と久しぶりに話をした感じ。奥さんとも。
今晩も、やはり鉄板焼き(ハラミ、スジ、豚ホルモン、軟骨に、タマネギと白ネギ、トッピングにもやしと豆腐)
ほかに、ナムル、キムチ、豚耳。たんまりと食べて、元気をもらった感じ。
海堂尊、2008、『ナイチンゲールの沈黙(上)(下)』、宝島社(宝島社文庫)
『チーム・バチスタの栄光』の不定愁訴外来のグッチーこと田口医師と厚労省技官の白鳥のコンビが解決するミステリー。医療を題材とし、軽快な会話が読者を一気に引きずり込むパターンは、前作と同様。今回の主要医療トピックは機能MRI(磁気共鳴断層撮影法)を用いた脳機能をリアルタイムで撮像するという最新技術を絡めたミステリーとなっている。また、網膜芽細胞腫(レティノプラストーマ)という5歳以下の小児に発症するがんが重要なキーワードである。
また、もちろん、Aiこと死亡時画像診断が重要なキーワードであることも当然である。
本書のタイトルの「ナイチンゲール」は、看護婦、看護教育の先駆者のそれではなく、「夜鳴き鳥」のほうのそれである。
連作が続くようで、続作の文庫化が待たれるところだ。
| ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)海堂尊宝島社このアイテムの詳細を見る |
| ナイチンゲールの沈黙(下) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)海堂尊宝島社このアイテムの詳細を見る |
2008-09-28 21:12:20 |
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鰹とブロッコリーのオレキエッテ(ブロッコリーを小房に切り分けて、とろとろになるまでゆでる。鰹の切り身をオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子とともにいため、ブロッコリーを加えて砕きながら炒める。白ワインとパスタゆで汁を加え、胡椒。アルデンテのオレキエッテを加えて、よくあえる。オイル・トリットを加えてしあげる)
シーザーサラダ(粒マスタード、半熟卵、パルメジャーノとグリエールのおろしたもの、レモン汁、タマネギみじん切り、EVオリーブオイルを加えてドレッシンングを作る。ローメインレタスを一口にきって、よくあえる)
奇数月月末恒例の研究会のあとは、星が丘「しき」と決まっている。定番の大皿料理や揚げ物など各種が並んだ。
今日は、在日ブラジル人コミュニティの話題でミニ・シンポジウム形式で行われ、演者の一人で在日ブラジル人の若い女性の短いながらも波瀾万丈、かつ、向上心にとみ前向きの生き方に感銘を受けた。5年10年後の彼女の姿を期待を込めて眺めてみたいと思う。そのとき、日本社会の多文化多民族状況はどんなであろうか。全く度し難い行政の対応は、どのようにかわっているのだろうか。あるいは、かわらないのだろうか。
スパゲティ・ボンゴレ(フライパンにニンニク薄切り、赤唐辛子を入れ、オリーブオイルをいれて加熱して香りを出す。水を切ったアサリを加えて、ざっと炒めて口を開かせる。白ワイン、先日の来客のときに出したシャンパンの残りだったが、を加えて、味を引き出す。パスタをアルデンテに茹でて、湯を切って加え、ディルを細かくきざんでくわえて一煮立ち)
カレイとヒラメのカルパッチョ(ルッコラ、ディルを広げ、カレイとヒラメの薄造りを広げてのせる。塩とこしょう、ミックスハーブをかけてしばらくおき、パルメジャーノチーズをスライスしてかけ、EVオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて供する)
赤ピーマンとタマネギ、豚ロース肉の中華風炒め(赤ピーマンとタマネギを粗く切っておく。中華鍋にショウガ千切りと赤唐辛子小口切りを入れ、サラダオイルで炒める。香りが出てきたところで、赤ピーマンとタマネギをいれて、炒める。あらかた火が通ったところで豚ロース肉薄切りを加えて、塩こしょう。よく火を通す。大皿にもって、刻んだ香菜をちらす)
豆腐の卵とじ中華風スープ(がらスープのもとでスープを作り、ナンプラー少々で味を整える。絹ごし豆腐を小さめの賽の目に切って加える。わいてきたところで、あらかじめ溶いておいた溶き卵をくわえて、とじる。刻んだ香菜をちらす)
今夜は、同僚4人をむかえて、うち一人の送別会ということで、ホームパーティ。
アンティパスト:ツナ・ブルスケッタ、メゾンカイザーのバゲットとともに
パスタ1:ホタテとズッキーニのトマトソースパスタ
パスタ2:いろいろきのこのパスタ、オイル・トリットの風味で
サラダ:セルバチコとモッツァレーラチーズのサラダ
メイン:ポルチーニ茸と豚肉のソテー、トマトソース(チリーの香りで)
デザート:モモのコンポートとチーズケーキ
19時に集合ということにしてもらったのだが、23時まで、あっという間にすぎてしまった。
ぶりの照り焼き(柚子胡椒を濃口醤油と日本酒であらかじめ溶いておく。ブリの切り身を塩胡椒してしばらくおき、サラダオイルを入れたフライパンで、弱火でぶりを焼く。軽く焦げ目が付いたところで、かえす。両面に焦げ目が付いたところで、用意の濃口醤油と日本酒を加えて、火を強め、ぶりの両面をソースでからめる。ふたをして火を通す。皿に盛って、フライパンのソースをさらに煮詰めて、切り身にかける)
小松菜のおしたし、鰹節をかけて
納豆
鈴木 忠,森山 和道、2008、『クマムシを飼うには:博物学から始めるクマムシ研究』、地人書館
クマムシにひかれて、二冊目。本書は、著者の鈴木氏が、クマムシについてを書くに至ったそれまでの研究の経緯もろもろ書かれていて、加えて、現代自然科学批判から、科学行政批判にまで至っていて、ますます楽しかった。
本書からも、人間の知の世界の限定性を見て取ることができる。我々が見ている世界は、じつに限られていて、狭い世界なのだ。だからといって恥じることもないが、そうした現状をよくわかっておいた上で、自然科学教育や教育行政のことを考えたほうがよいことがよくわかる。
本書は、その内容が「サイエンス・メール」に掲載されていて、それを出版したものだたそうである。この「サイエンス・メール」は有料だそうだが、私は、そのこと自体は、とやかく言うつもりはないが、そうした有料設定が、せっかくの内容を公にできるチャンスをつむことのないように願いたい。
フリーのジャーナリストが収入をえることは、いろんな方法があろうかと思われるけれど、このような内容のものがもし有料設定の中に囲われているとしたら、それは、どうなんだろう。可能であれば、自由な世界に送り込んでもらいたいものだ。著作権や将来の出版権を制限するものではないが、少なくとも、ネットのレベルはフリーがよいのではないかと考える。
クリエイティブ・コモンズを受けて、科学の世界では、「サイエンス・コモンズ」の動きがあるが、こうした、著作権の尊重と商用利用の区別は重要なのではないだろうか(例えば、http://current.ndl.go.jp/e275)。
2008-09-22 21:25:56 |
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ポークリブとキャベツのシチュー(タマネギ、人参、セロリを薄切りにしておく。深鍋にオリーブオイル、ニンニク薄切り、赤唐辛子種ぬき一本、黒粒こしょう、ホールクミンを入れて加熱して加熱。ポークリブを入れて、軽く焦げ目を付ける。キャベツのざく切りを加えて、白ワインをそそぐ。水を加える。塩で味を整える。よく煮込む)
今夜は、「Danchu10月号」20-21ページのレシピでつくった。
あらかじめ用意したのは「オイル・トリット」。イタリアンパセリ、バジル、ニンニクのみじん切りを少々の塩とEVオリーブオイルにつけ込んだもの。これは、簡単にできる。雑誌によると冷蔵庫で1週間保存可能というが、結局、ほぼ使い切ってしまった。
有り合わせのきのこ、今夜は、エリンギ、エノキ、ブナしめじ、舞茸を用意した。ニンニクをオリーブオイルで炒めて香り出汁をして、このオイルで、きのこを炒める。塩少々。ブロードを加えるとあるが、ガラスープの素と水を加えて煮込む感じ。きのこの香りがたってくる。リンギーネをアルデンテに茹でておき、その間仕上げに、無塩バターをきのこソースに加えておいて、パスタをよくあえる。また、先の「トリット」をくわえる。パルメジャーノをおろしたものをくわえる。
付け合わせのサラダは、セルバチコとフェタチーズ、オリーブの実、バルサミコドレッシング。
なかなかよろしいお味で!秋の香りということで。
今日は、たまった新聞を読むのと、留守中に更改された職場のシステム関連で、自分自身で処理をしなければならない部分の処理。主には、ブログのシステムの更新とデータベスの移行作業、簡単にすむと思ったが、意外のほか、手こずった。これは、思い込みで作業したことが災いしたのではあるが・・・。
スーパーで、和牛のランプ肉が三割引で結構お得になっていたので、ゲット!
和牛ステーキ(室温にしばらくおいておく。あらかじめ塩胡椒。ニンニクの薄切りと赤唐辛子一本種無しを用意。オリーブオイルとバターをフライパンに入れてニンニクと赤唐辛子を徐々に炒めて香り出汁をする。ランプ肉を入れて、焦ってひっくり返さずじっくり待って、焦げ目がしっかり付いたところで、返す。中火でよい。反対側も同じような色合いになったところで、皿に盛る。からりと炒めたニンニク薄切りも添える。このくらいでも、ミディアムレアの加減)
イモサラ(ニンジン、ジャガイモをさいの目に切る。オクラを同じようなサイズに切っておく。タマネギをみじん切り、パセリをみじん切りして、ボールに入れておく。ニンジン、ジャガイモ、オクラをゆであがる時間を気にしながら順に入れていき、ゆであがったところで、ざるにあげて、よく湯切りをして、ボールにあけ、マヨネーズ、胡椒を加えてよくあえる。サラダボールにフリルリーフレタスを広げてその中にイモサラをのせる)
東野 圭吾、2008、『容疑者Xの献身』、文藝春秋 (文春文庫 ひ 13-7)
探偵ガリレオシリーズ、初の長編、直木賞受賞は人口に膾炙したところ。
今回の長編は、ガリレオこと物理学者・湯川の同窓の数学者・石神の心情とトリックと湯川の戦いである。
内容は触れない。幸い、映画が封切られた所でもあるし、未読の読者は、映画が先かそれとも読むのが先か迷うことだろう。私も、映画は見ていない。これが、幸となるのか不幸となるのか。
この作品はひょっとすると、長編よりも短編の方がよかったのではないかとも思えるのだけれど、どうだろう。というのも、やはり冗長になっていると思う。それであるにもかかわらず、うまく、ストーリーの中に読者の謎解きに対する情報が少ない。
加えて、結末のどんでん返し、これは、意外性があるのだが、しかし、これって、なあんだと思ってしまったのだ。
2008-09-19 22:05:51 |
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