South Is. Alps
South Is. Alps
Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


ラビオリ

研究所でお勉強、とはいえ、選挙結果が気になってネットでいろいろとみていた。日本の選挙制度では私のように1ヶ月前に、選挙公示の前に出国したものは不在者投票も、在外投票もできない。不在者投票は選挙公示の後に投票が可能であるし、在外投票は、外国に「住民票」を移して3ヶ月経ったものである。国民としての権利が行使できないというのは、大いに不満である。日本の選挙制度は投票しない(あるいは、選挙に参加しにくくする)ことを目的としてあるとおもえるのは、たまたま、長期に外国に滞在ずる者の愚痴のようなクレームではあるが、なんとかならないものか。

今日は、宿で作るかということで、スーパーにいって、買ってきた。
ラビオリ(バジルとリコッタチーズ、パルメザンチーズを練り込んだパックに入った既製品のラビオリで、湯がけばよい。塩は宿におかれた少量のもの、オリーズオイルはなしという状態なので、とりあえず、ラビオリをゆでた後、ゴーダのブロックをけずったものと、アボカドの一口に切ったものを会えようと思った。アボカドが残念なことに、若いのでアドバイスに従って、グリルで焼いてから一口に切った。これがなかなかよい。ラビオリを塩ゆでして、湯切りし、チーズとアボカドをあえて、好みで塩こしょうをする)
ミックスリーフのサラダ、シーザーサラダドレッシングとともに
プロシュートとブドウの葉にくるんで熟成させたブリーの前菜


2009-08-31 17:13:23 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『ぼんくら(上)(下)』

宮部みゆき、2004、『ぼんくら(上)(下)』、講談社文庫

本書には、いつものように宮部みゆき本に必ず登場する狂言回しの少年が二人も登場する。町の女が振り返る美形の少年で何でも測ってしまう「弓之助」と聞いたことを何でも記録して物語る「おでこ」である。弓之助は、南町の与力「平四郎」の甥で子のない平四郎にとって、跡継ぎと目されている。
平四郎は「鉄瓶長屋」ほかを見廻っている(ほかにもあるだろうに、本書では鉄瓶長屋ばかりが登場する)。ここで起こった事件の顛末を江戸の長屋の人情とともに描く。

ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)
宮部 みゆき
講談社

このアイテムの詳細を見る
ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)
宮部 みゆき
講談社

このアイテムの詳細を見る

2009-08-30 21:34:23 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Auckland, "Harbourside Seafood Bar & Grill"

今日は朝からレンタカーをして、ワイタンギのワイタンギ条約館にいってきた。オークランドからは230キロほど北にある。日本のような高速道路は50キロほどで、あとは、普通の幹線道路。しかし、通過速度制限は町のなかでは50キロまで落とされることもあるが、日本のように市街地が続くこともないので、速度制限は100キロにまであがる。快適なドライブである。この距離をほぼ3時間で走ることができるのだから、高速道路(あるいは、自動車専用道路)は必要がないだろう。

ワイタンギ条約館は、1840年にイギリスとマオリの首長の間で締結された条約で、ニュージーランドのイギリスへの植民地化とマオリの主権の位置づけについて、長く論争を引き起こした「ワイタンギ条約」が締結された場に残されている歴史的記念物である。

今日は、天候は曇りで時々小雨が降る天候で、今ひとつではあったが、他の食順調なドライブであった。オークランドに帰着して、明日帰国する仲間を送る会として「Harbourside Seafood Bar & Grill」にて夕食。

Oysters In The Half Shell:Clevedon Coast or Te Matuku Bay (Waiheke Island) half dozen each
Sashimi of Premium Local Seafood - Wasabi, Pickled Ginger
Spring Lamb Cutlet: Grilled Marinated Lamb Cutlets, Spicy Eggplant Relish, Sumac Labna, Tomato Vinaigrette
Char-Grilled Kingfish Steak: Bacon, Mushroom & Shallot Bourguignon with Colcannon & Herb Butter
Grilled Scampi: New Zealand Premium Grade, Grilled Lemon, Parsley Butter

デザートに、Sticky Date Pudding: Butterscotch Sauce, Vanilla Bean Icecream

Auckland, "Harbourside Seafood Bar & Grill":http://www.harboursiderestaurant.co.nz/index.htm

2009-08-30 20:10:33 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


オークランド博物館

オークランド博物館で、マオリのカルチュラルパフォーマンスをみた後、ほぼくまなく見て回った。

(動画:ポイのパフォーマンス)

本日は、博物館に収蔵されているマオリの祖先像の返還式が「Maori Court」というセクションで行われていて、遠巻きでみているしかなかったのだが、大変興味深かった。博物館関係者とオークランドのマオリがホストになり、北島の西部のマオリの代表団を迎え、歌や「ハカ」などが交換され、その後に収蔵庫で引き渡しと今一度の儀礼が行われるとやら。
博物館展示の主たるものはマオリおよびポリネシアに関わるもので、グランドフロアの大半を占める。また、1階(日本でいう2階)は、自然科学であるが、その一部、たいへん面白かったのが、「Maori Natural History」というセクションであった。ここでは、マオリの分類概念および系譜概念に従って、自然の産物が分類展示されていて、これはなかなかのものであった。2階(日本でいう3階)は、ニュージーランドが関わる戦争に関する展示で、戦死者の名前が顕彰された一角が中心であるが、それだけではなく、マオリとの戦争や最近のPKOへの関与など、ニュージーランドが関わる戦争に焦点が当てられていた。
Maori carvings

2009-08-29 20:33:02 | 博物館/美術館など | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Karangahape Rd., Auckland, "Satya"(南インド料理)

今日は遅くまで休んでいて、明日のドライブ(ワイタンギにいく予定)のために、レンタカーの手配にいった。
その後、オークランド博物館をみた(その内容については、別に記す)。その後、まちにいってショッピング。
夕食はカレーが食べたいということで、ネットで探して、タクシーでいった。南インド料理というのはあまり知らなかったが、どれもなかなかおいしかった。
特には、タイを一匹マリネしてオーブンで焼いたものがなかなかの味であった。

Three piece Dosa: Fresh finely chopped onion, ginger and green chillies cooked on dosa. (Pieces of 1.onion, 2.green chillies & 3. onion)
Onion Tomato Cheese Uthappam: Diced onion, tomato and cheese cooked on uthappam
Lamb Curry South Indian: Lamb pieces cooked in South Indian style
Whole Fresh Snapper cooked in South Indian Stype

All the 6 above accompaniments with 5 extra papadams

Satya South Indian Restaurant: http://www.time2dine.co.nz/review.php/satya

2009-08-29 19:14:53 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


O'Connel St., Auckland "Merlot Wine Cafe"

今朝は、早く目が覚めて、8時過ぎから研究室に行く。昼食後、ダウンタウンの書店に行き、またも、重い荷物を抱えることになった。来週は郵便局。
昨年知り合ったPTは、ダニーデンのオタゴ大学との毎週往復するという慌ただしい日常。毎週末、かえってくるらしいが、午後から現れる。

夕食は、一昨日のタイ料理のKhaoの向かいにある「Merlot」にて。素朴なワインバーであるがなかなかおいしいところ。昨年9月にも来た。

ラムの蒸し煮:Braised lamb shoulder, grilled summer vegetables & mint pistou
鴨の肝のソテー:Sautéed duck livers, walnuts & pickled pears

http://www.merlotwinecafe.co.nz

2009-08-28 22:16:41 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Auckland, "Old Szechuwan Restaurant"(老四川酒家)

オークランド大学に友人のMKをたずね、当地に滞在する来週末までのいろんなアレンジをお願いする。
キャンパス内の近くのカフェでコーヒーを飲みながら、情報交換。昼前に、大学のMarae(マオリの集会場)での旅行学校のクラスに参加する。ニュージーランドの白人やマオリ、太平洋諸島(クック、フィジーなど)、韓国などからの高校生ぐらいの年代の生徒たちが旅行業務の授業の一環として、Maraeでの「べし」「べからず」をならう。かれらはまじめだ。

昼食を学食でとって、学内の書店で書籍を購入、午後は本読みなどで過ごす。ありがたいことに、今使っているMacをネットワークにつないでくれる。テクニシャンはセネガル人とウェールズ人。ニュージーランドも、いうまでもないが、多様である。

夕食はホテル近くの「老四川酒家」にて。昨年12月二度ほど来た。主人が覚えてくれていた。
五香豆腐(豆腐の漬け物みたいだが、香菜と辛みをつけて食べると、なかなかよい)
鶏肉と野菜の四川風炒め物
豚肉と野菜の四川風に込み
ほうれん草と中国キノコの炒め物

身体が暖かくなった。

2009-08-27 20:00:56 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Auckland, "Khao Restaurant" (Thai)

今日は、オークランドに移動する。朝、友人GJが車でホテルに迎えにきてくれて、空港へ。

予定よりも少し遅れて出発する。ま、誤差範囲といったところだろう。オークランドには、オーストラリア東部時間との時差2時間、現地時間で16時15分ほどに到着する。タクシーでクオドラント・ホテルという以前12月にとまったところにチェックインする。タクシーで82ドル(5ドルの空港税)もかかる。しかし、交換レートを考えれば、それほどでもない。今はだいたい1ドルで70円弱ぐらい。
部屋に設置洗濯機でたまった洗濯を開始。

当地19時に、夕食に向かう。レストラン「Khao」(タイ料理)で夕食。
海老のすり身の揚げたもの
ホタテ貝のグリル
ランブータンの詰め物のスープ
ベジタブルグリーンカレー
スパイス・ミント・ダック
http://www.khao.co.nz

2009-08-26 19:26:34 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


スズキの切り身のムニエル

今日は、シドニー最後の日。

10時半のアポイントメントで、パディントンのNSW大学の美術学部にVJさんを訪ねてインタビューをした。昼食は、ワールド・スクウェア近くのコリアンタウンにある店でとる。

その後、フィッシュマーケットで、生ガキ、ムール貝、海老、スズキの切り身などを買ってきて、グリーブの友人GJ宅で料理しようということになる。彼女の友人ひとりを呼んであわせて5人でテーブルを囲んだ。最近当地で封切られた「Cove」という日本のイルカ漁批判の映画を話題のひとつにして、食卓が盛り上がる。

生ガキ2種(殻付き)、残ったものをグリルで焼く(パルメザンチーズをふったそうだ)
ムール貝のワイン蒸し(ニンニクとショウガのみじん切りをオリーブオイルで炒め、白ワインを注ぎ、塩こしょう。葱の小口切りとフレッシュコリアンダーをちらして)
有頭むきえびの炒め物(有頭海老の殻を剥いて、ニンニクとショウガのみじん切りとともに炒め、醤油をたらし、葱の小口切りとフレッシュコリアンダーをさっと炒めて添える)
スズキの切り身のムニエル(スズキの切り身に塩こしょうして小麦粉をはたき、少々多めのオリーブオイルで両面を焼く。きぬさやエンドウを縦にきって、マッシュルームとともに塩こしょうとともに炒めておいたものを添える)

2009-08-25 22:05:19 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Barrack St., CBD, Sydney, "Athenian"

今日は、昼頃まで部屋にいて、本を読んだり、ネットをみたり、ノートを整理したりしてぐずぐずしていた。

12時半頃、みんなで東海酒家で飲茶の昼食。

15時過ぎにRLさんのオフィスに行って、BJさんと来年度の仕事について、打ち合わせをする。RLさんは昨年末から公私ともに大変なときを過ごしていたそうで、こもごも長話となって、17時過ぎにうちあわせがおわって、オフィス近くのバーでビールを飲み、近くのギリシャ料理のレストランで夕食をとる。

昨夜がレバノンで今夜がギリシャとトルコを挟んで東西だけれど、似ているようで似ていない料理を楽しんだ。
茄子のピューレのディップ、魚卵のディップ
わたしは、子ダコのグリル、かれは骨付きラム肉のグリル
フェタチーズの乗ったグリークサラダ

Barrack St., CBD, Sydney, "Athenian Greek Restaruant":http://www.athenian.com.au/

2009-08-24 21:18:59 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『君はフィクション』

中島らも、2009、『君はフィクション』、集英社文庫

今は亡き中島らもの遺稿「DECO-CHIN」を含む単行本の文庫化、また、未刊行短編3作が収録されている短編集である。

わたしは、著者の作品は『ガダラの豚』以来、読んでいなくて、2004年に亡くなったときも、作品を手に取ることはなかった。『ガダラの豚』を超えることはないだろうと思ったからなのだけれど。
この作品集では、遺稿の「DECO-CHIN」も彼らしくていいのだけれど、表題作の「君はフィクション」や「バッド・チューニング」のほうがいいかも。

君はフィクション (集英社文庫)
中島 らも
集英社

このアイテムの詳細を見る


ガダラの豚〈1〉 (集英社文庫)
中島 らも
集英社

このアイテムの詳細を見る
ガダラの豚〈2〉 (集英社文庫)
中島 らも
集英社

このアイテムの詳細を見る
ガダラの豚〈3〉 (集英社文庫)
中島 らも
集英社

このアイテムの詳細を見る

2009-08-24 21:05:04 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Glebe Point Road, Glebe, Sydney, ”Almustafa's”

昼頃の便で、キャンベラからシドニーに移動してきた。

チェックインの後、オーストラリアが初めての仲間をつれて、サーキュラーキー、フェリーに乗ってダーリングハーバーに移動。ダーリングハーバーにあるSydney Wildlife World を見て回る。昨年初めて回ったのだが、なかなかよかった。都市型でコンパクトにオーストラリアの自然(しかも、現物)を見せることができるのはとてもよいと思う。

Sydney Wildlife World:http://www.sydneywildlifeworld.com.au/

シドニー大学に移動したYMさんを囲んで、7人グリーブのレバノン料理の店で会食。メニューは、YMさんの選択。彼女はレバノン生まれで、ドイツ育ち、大学卒業後、オーストラリアにやってきて、PhDをとった。先日、われわれたたずねたYuendemuを長く調査している。この8月、シドニー大学に職を得たところだ。
とりあえず、彼女にメニューを聞いて、料理方法を記録する。誤りがあるかも。でも、それは、いずれ補足するとして・・・。

ババガノシュ(Babaganosh):なすを皮のままグリルして、ペースト状にし、オリーブオイルとレモン、タヒニ(Tahini)とよぶごまペーストをよく混ぜる)
フマス(Hoummos):ひよこ豆をゆでてペースト状にして、レモン、ガーリック、オニオンをくわえる。ラム肉ミンチをオールスパイスと胡椒で味を付けて炒めて、能勢、揚げた松の実をあしらう
ファトゥシュ(Fatoush):グリーンのレタス、トマト、キュウリ、タマネギ。レモンで和える。塩胡椒。
Chubbiz:ピタパンを揚げたもの。上記を付けて食する。
揚げカリフラワー(Cauliflower):カリフラワーをざっと揚げてごまソースをかける。
ポテトコリアンダー:一口にポテトを素揚げして、フレッシュコリアンダーとあえる。塩胡椒。
揚げなすとヨーグルト:なすを縦に6つに切って素揚げ。ヨーグルトとレバノンのハーブをかける。
チキンシャワルマ(Chicken Shawalma):チキン胸肉もも肉を串に刺して、トゥメ(Tumme:ガーリック、レモン、塩、オリーブオイル、マヨネーズ)というソースにつけ、ケバブのように焼き、焼けたところをこそげたもの。これに、ハリサ(Harrisa)というホットチリ、タマネギ、ピメントをあえる。
ラムマンサフ(Lamb Mansaf) :ラムもも肉ブロックをオールスパイス、ガーリックをつけて120度ぐらいの低温でオーブンで5時間焼く。これとは別にラム肉ミンチ、ガーリックとともに米を炊いて、アーモンドクラッシュをのせて、その上にラム肉ブロックを好みに切ってのせる。乾燥ミントをあしらう。

食後に水パイプタバコをまわし飲みした。タバコの刻み葉の砂糖まぶしにフルーツのフレーバーをつけて、水パイプをまわす。中東スタイルの社会的なタバコの飲み方の流儀。煙草を個人で吹かすのではなく、みんなで一緒に回しのみする。同時に、カルダモン入りのトルココーヒ。これまたなかなかの風味。

一同、再会を約する。

アルムスタファ・レストラン:http://www.almustafa.com.au/


2009-08-23 23:26:26 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


四輪駆動車、ふたたび

今回のオーストラリア旅行で、久しぶりに四輪駆動車を駆使して走った気がするので、感想を記しておきたい。以前にも類似のことを書いていて、結論は同じになるかもしれないが、恐れず書き留めておくことにする。

今回、ダーウィンとアリススプリングスでレンタカーをした。同じ会社だったので、もっとも大きな四輪駆動車のカテゴリーとしては、日産「パトロール」(直噴ディーゼルターボでオートマチック。日本では「サファリ」の名前で、現在は生産中止)であったので、2台ともマイレージの違いはあるものの、まったく同じであった。

直噴ディーゼルターボでオートマチック、パワーウィンドウ、パワーアンテナがついているし、もちろんエアコン完備である。この車種は、以前も使ったことがあるが、当地のヘビーユーザにはあまり評判は高くないように思う。それは、日産が悪いのではなく、最近のトヨタのランドクルーザも同様である。
今回のドライブは、ダーウィンの部分では、舗装道路はカカドゥ国立公園内まで、その先のアーネムランドは、ダート走行で何カ所も川渡りをする。アリススプリングスでは、タナマイ砂漠に向かう道の途中までと、ナマチラドライブは舗装道路だが、それ以外は、別段ドラマはないが、ダート走行であった。

電装している車で問題になるのは、電気系統が水につかるということである。もし、水没したら、おそらく電気系統は真っ先にやられるので、パワーウィンドウは最悪である。もちろん、そのようなところを今回通る訳ではないのだが、しかし、可能性のあるリスクであることは確かである。
オートマチックというのも評判の悪い部分である。今回は、ほとんどの行程を後輪駆動で通し、四輪駆動を使うのは川わたりと深砂の部分だけ。それも、高速四駆のまま、シフトをローにすればよいというぐらいのものである。個人的には、楽な気もするのだが、過去の経験では、微妙なクラッチワークとアクセルワークが必要なこともあって、「ちょっとまってよ」、という動作がなくもなかった。
直噴ターボのディーゼルは、パワフルで、舗装道路での追い越しなどの場合、これまた楽なのだが、吹き上げるようなパワー(とまではいかないが)は、ダートではそれほど必要ではない。むしろ、後輪駆動で走るので、余分なパワーは後輪を踊らせてしまう。ラリー走行しようというのではないのだから。
今回、トラブルといえるトラブルは、一度パンクしたことで、タイヤ交換をしたが、ジャッキポイントが車輪のすぐ内側なので、ジャッキをおくには、見えにくい場所だし、交換のために場所を探す必要がある。今回のパンクは、平地に止めていて朝になって気がついたので、場所的には問題がなかったが、しかし、ジャッキアップするための1メートル以上の長さのシャフトを見つけることができず、他人の手を煩わせた。

ドラマもなく走り通すことができたのは、もちろん、現代の四輪駆動車の優れたところではあるが、それでも、現地で好まれるのは、トヨタであれば、トルーパーというタイプである。運転席と助手席の後ろは、向かい合う形のベンチシート。屋根は少し高くなっている。後輪は板バネ、もちろん、マニュアルシフトで、エアコンなし、窓は電動ではない。こういったハードボイルドな車が、好まれるのである。10年以上前にこのタイプの車で走り回ったことがあるが、荷物の収容能力は高く、非常にタフに働いてくれる。

四輪駆動車について:「読書と夕食」(2005-01-23):http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/4851d04559d464815334e1bd5f5e0bf9

2009-08-22 23:25:42 | クルマ | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ビーフシチュー(キャンベラの友人宅でのおよばれ)

明日は、シドニーに向かうので、キャンベラ最後の日。また、これまで一緒に旅をしてきた私を含めて4人の仲間のひとりが、一足先に帰国する。
今日は、とりあえず、必見の場所ということで、オーストラリア国立博物館と旧国会議事堂にある民主主義博物館(Museum of Australian Democracy)にいってきた。
国立博物館の常設展示(特に巡ったのは、白人の移民がやってきてオーストラリアの自然や先住民のアボリジニにどのような影響を与えたかというところ)を巡り、もうひとつは特別展で、太平洋の民族移動に焦点を当てたニュージーランドの「Vaka Moana」展をみた。後者は以前、どこかでみたことがあるような記憶なのだが、思い出せない。多分、ここ数年通っているニュージーランドのオークランド博物館のはずなのだけれど。このブログを開いてみたが、記録にない。ともあれ、太平洋の民族移動を知る上で、とてもよい特別展であると思う。
また、旧国会議事堂に今年5月オープンした民主主義博物館は、オーストラリアの政治史と歴代首相、政治課題、オーストラリアの民主主義について学ぶことができる。旧議事堂であるので、両院の議場に入ることができるし、首相のオフィスや議長のオフィスなどもそのままに残されている。こうした博物館、日本にこそ必要であるように思うが。

Museum of Australian Democracy ( Old Parliament House ):http://moadoph.gov.au/
NAtional Museum of Australia, Canberra:http://www.nma.gov.au/index.html

今夜は、昨夜夕食をともにしたキャンベラでお世話になっている友人Nさん宅におよばれであった。オーストラリアに残っている3人に加えて、キャンベラ在住の日本人研究者のKさん、この6月20日に研究会と会食でご一緒したオーストラリア人夫婦のDさん、Jさん、ホストのNさんの奥さんRさんの手作りの料理をごちそうになった。

ビーフシチュー(シチュー肉、ニンジン、タマネギ、マッシュルームをタイム、赤ワイン、塩胡椒とともに2時間、オーブンで煮込むのだそうだ。肉に野菜と香辛料の味がしみ込んで、ほろほろと崩れ、とてもおいしい。ブロック肉を普段は使うのだそうだ。付け野菜はゆでたジャガイモとインゲン)
アップルパイ(これまた手作り。サワークリームとアイスクリームとともに)

2009-08-22 22:52:38 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


Manuka, Canberra, "Mecca Bah"

今日は、朝から夕方まで、国立大学にてワークショップ。

終了後、今回のメンバーのうち3名と当地のホスト研究者ひとりと4人で、キャンベラでのおしゃれな町で夜遅くまでにぎわうManukaのモロッコ料理の店に行く。ここは、友人であるホスト研究者のアレンジ。

それぞれがメイン・ディッシュを選んだのだが、それぞれのチョイスを記録しておく。
私が選んだのは、Garlic chicken kebab, mjaddarah, yoghurt sauce & tabouleh。
ほかの三人は、以下のもの。
Vine leaf wrapped fish fillets chargrilled with parsley, artichoke and olive salad
Lamb with preserved lemon, green olive & harissa
Mussel with harissa, tomatoes & preserved lemon

ワインは、07 Spring Vale "Melrose" Pinot Noir, Tas。これもまたなかなかよろしい。Pinot Noirにしてはしっかりしているけれど。この店の料理にはあう。

食後にアイスクリーム各種。



Mecca Bah: http://www.meccabah.com

2009-08-21 20:13:27 | 夕食・パーティなど | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ