冬瓜のスープ(冬瓜の皮と種を取り、薄切りして、ショウガ千切り、豚ミンチとともにに煮る。あくを取る。ナンプラーと薄口醤油で味を付ける。サンドマメを一センチほどに小口切りする。スープの浮き実にする。溶き片栗粉でとろみを付ける)
里芋と厚揚げの煮物(昆布とカツオで出汁をとる。里芋を煮る。日本酒と薄口醤油で味を付ける)
ローワン・ジェイコブセン、2009、『ハチはなぜ大量死したのか』、文藝春秋
原題は、”Fruitless Fall: The Collapse of the Honey Bee and the Coming Agricultural Crisis”、「稔りなき秋:ミツバチ社会の崩壊と来るべき農業危機」というのかな。本書は、レイチェル・カーソンの『沈黙の春』(Silent Spring)を受けていて、原題もそれを受けている訳だ。カーソンのそれは、春になっても鳥のさえずりが聞こえない未来、それを招く環境破壊を告発するというものであったのだが、本書は、養蜂家のミツバチの巣箱から働き蜂たちが失踪するという2006年以来、アメリカで顕著になったCCD(Colony Collapse disorder = 蜂群崩壊症候群)をとりあげ、昆虫に依存する農業の危機を告発する。
虫媒植物というのは、虫を媒介にして生殖を行う植物で、被子植物で花を持つ植物の多くがこれにはいる。さらに、他花受精する植物が、虫の助けを得て生殖を行うという恩恵を受けていることになる。花蜜で昆虫を呼び寄せ、昆虫の身体に花粉をつけ、同じ種類の植物にとばせて、受粉をさせる。これによって生殖を完結させる。多くの栽培植物は、このタイプである。
多くの昆虫が媒介するのではあるが、一方では、昆虫は食害を栽培植物にもたらすので、駆除する対象でもある。たとえば、蝶々は蜜を吸い花粉を媒介するのだが、同時に卵をうみつけて幼虫は食害をもたらす。植物の戦略は、身を食べさせてでも昆虫が生殖に介入させることでバランスがとれているとみなして、いわば、昆虫と虫媒食物は共進化を遂げていた訳だ。しかし、人間にとってみると、昆虫は栽培植物を奪い合う競合相手となる。農薬は人間に対して影響の少ないものであって、昆虫のみを排除して病虫害を防ぐ役割ををもつ薬剤ということになる。
ここに、大きな矛盾が生じる。昆虫を栽培植物の生殖に利用とすれば、食害が発生し、かといって、それを避けようとすると、再生産効率がおちる。かといって、人手を使って受精させることもできようが、安価な労働力の存在が前提である。
さて、ここで重要な役割を担うのがミツバチという訳である。農薬を撒くタイミングをずらし、この間に集中的にミツバチを動員して一気に受精させる。同時に養蜂家は単一の花蜜を手にいれ、純度の高い蜂蜜を販売することができる。そうしたビジネスが誕生した。
ミツバチは人間のために花蜜をあつめ植物を受精するのではない。長い歴史を持つ養蜂は、農業にとって重要なビジネスとなったのである。しかし、2006年頃から、突如働き蜂たちが失踪し、養蜂家の巣箱が壊滅するという出来事が多発することになった。本書で触れられるように、その原因は判明ではない。多くの原因が複雑に関連しあっているようである。
もともと、ミツバチは季節に咲く花々をめぐってたくさんの種類の花蜜を吸い蜂蜜を作り、花粉を食料にして生存していた。しかし、養蜂ビジネスは、ミツバチたちに偏食を強制するということを意味している。ミツバチの健康は、そもそも、多様な植物から食物を得ることによって保たれていたはずである。このことは人間の食にとっても同様で、関連していると思われるが、ここでは触れない。
また、養蜂家が利用するミツバチは蜂蜜の生産を効率的に行うセイヨウミツバチであってもともと、ヨーロッパにいたものが、養蜂産業によって世界中に分布が拡大することになった。様々な寄生虫や病原菌は、ローカルなミツバチにとっては、免疫を作り上げて耐性を持っているはずであるが、セイヨウミツバチの免疫システムは強制的に移住させられた多様な生態系すべてに適応できるはずもない。寄生虫や病原菌が蔓延する。これまた、現在問題になる人間のパンデミックとも関連する話題であろうが、これもまた、ここでは触れない。
農薬の影響は、いかに時期を外して散布し、その隙間を縫ってミツバチに花蜜を集めさせ花粉を媒介させるといっても、農薬の主たるターゲットはミツバチも含む昆虫である。影響を受けないはずはない。人間は、昆虫が嫌いだろうか。蜂は人を刺すから毛嫌いされ、人家近くで巣が発見されると駆除されることになる。また、蝶々は昆虫採集の対象であるが、幼虫は天敵でもある。しかし、人間の食料生産には昆虫が必要である。この矛盾に満ちた昆虫と人間の関係はどこに行くのだろう。人間はどんどん、人間だけの世界に閉じこもっていこうとしているように見える。
人間の農業は今後ますます工場化されていくことになるのだろうが、そうした際に、ミツバチの手を借りずに人手で受精させていくことも可能だろうが、そのようにして、自然とはなれて、いったい、人間の農業は、人間の食は、そして、人間の生活はどこに行こうというのだろうか。
本書の付録も注意深く読んでほしい。個人で養蜂しないかとか、授粉昆虫を呼ぶような庭作りの勧めも記されている。また、翻訳者によってニホンミツバチのことが紹介されている。少しでも自然に触れ理解を増やすこと、人間と自然との関係を考えること、それが、小さな一歩だけれど、重要な一歩なのだと思う。
2009-04-29 22:46:21 |
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豚ミンチのラーブ(ボールに香菜とバジル、生タマネギを刻んでいれておく。フライパンで、レモングラスを刻んだもの、ニンニクみじん切り、赤唐辛子小口切りをいれ、ごま油で炒める。冷蔵庫で眠っていたパンチェッタを刻んで加える。豚粗挽きミンチを加える。紹興酒とナンプラー、塩で味を整える。白飯とともに食す)
プチシューとチーズ(家内がナチュラルチーズを混ぜ込んだ生地でプチシューを作り焼いた。これに、各種チーズや生タマネギを挟んで食す。なかなかいいおつまみ)
キュウリともろみ(同僚からとりたてのキュウリをいただいたので、もろみとともに)
さいころステーキ(クレソンを好みに切って皿にしいておく。和牛もも肉ブロックを好みのブロックに切って、塩胡椒。フライパンでニンニクスライスをオリーブオイルで炒めて、香りをオイルにうつす。きつね色になったニンニクは塩こしょうして肉に添える。肉を焼く。脇にタマネギの輪切りをならべる。肉を返したところで、無塩バターをフライパンに入れて、肉とタマネギにからめる。クレソンをひろげた皿に肉とためネギをのせて出来上がり)
ハンバーグ(先日の「ためしてガッテン」のレシピで、麩をつなぎにすること、タマネギをあらかじめ炒めることが目についた。それで、今夜はそれを焦点に当てて作ってみた。タマネギをみじんに切ってフライパンで炒めて水分を飛ばす。米麩を砕き、牛乳にでふやかす。合い挽きミンチをつかう。全卵、塩胡椒、ナツメグ、チリパウダー、ガーリックパウダーを加えるこれらをよくねって粘りを出してしばらくおく。フライパンにオリーブオイルをしいて、はんばーぐを手に軽く叩き付けるようにして空気を抜き、ボール上にしてフライパンにおき、上から軽くおして形を整える。片面をじっくり焼いてから返し、フライパンにふたをして火を弱める)
ザワークラウトもどきサラダ(ニンジンを千切り、キャベツを千切り、これらを塩ゆでしてみずにさらして水分をよくしぼり、合わせ酢=ハーブなどをつけ込んだもの、グレープシードオイル、胡椒をかけてよくあわせる)
中華粥(米を研がずに水からたっぷりの水で鍋でゆでる。塩とごま油、それに、香菜の根っこを数本。ぐらぐらし始めがそこに焦げ付く可能性があるので、鍋底からよく混ぜておくとよい。あまり混ぜずに時々混ぜるぐらいがよい。ザーサイのせん切り、ショウガの千切り、腐乳、黄身、刻みネギ、香菜をかけて食する)
空心菜の炒め物(ショウガ、ニンニク、赤唐辛子小口切りをサラダオイルで炒め豚もも肉裁ち落としを加え火を通し、好みに切った空心菜を炒める。ナンプラー少々と塩で仕上げる)
ほうれん草の炒め物(ショウガ、ニンニク、赤唐辛子小口切りをサラダオイルで炒め豚もも肉裁ち落としを加え火を通し、好みに切ったほうれん草を炒める。塩胡椒で仕上げる)
サワラの塩焼き(サワラの切り身に塩こしょうして、グリルする)
厚揚げの焼き物(グリルして、醤油をかけて)
これまでカルボナーラを作ったときはたいがいもろもろになってしまったが、今夜のはうまくいった。うまくいった理由は多分豆乳ではない。パスタの分量と豆乳(もしくは、生クリーム)の量だとおもうのだが。
カルボナーラ(あらかじめ、パルメジャーノをすりおろし、黄身と豆乳をくわえ、塩胡椒しておく。リンギーネをアルデンテにゆでる間に、パンチェッタを拍子木に切って、フライパンでじっくり炒めゆで汁を加えておく。アルデンテになったところでフライパンにパスタを加えて、そこにあらかじめ用意の豆乳などを加える。火を強めて、パスタにからめる)
セルバチコとプチトマトのサラダ
卒業生が2名あらわれて、楽しんでくれたと思う。今夜のテーマは季節の居酒屋料理。
ウドのきんぴら(ウドの皮を千に切ってフライパンでごま油とともに炒め、日本酒と薄口醤油、赤唐辛子小口切りで味を整える)
ウドともろみ(うどの軸の部分を5ミリ角ほどにきって、もろみを添えて供する)
キャラブキ(山蕗を軽く塩ゆでして、皮をむく。好みにきってごま油とともにいためる。ざっと火が通ったところで、日本酒と赤唐辛子小口切りを加えて味を整える)
鶏手羽とゆで卵の黒酢煮(鶏手羽肉をごま油とともにいため、グローブ、八角、赤唐辛子、紹興酒、日本酒、で味を整える。別にゆで卵を茹でて皮をむき加える)
若竹煮(前夜に茹でていたタケノコ、根っこに近いところを薄切りして、出汁に薄口醤油で味を整えたところに加えて一煮立ち。わかめを添えて供する)
タケノコの”刺身”(タケノコの先に近い方を薄切りして、供する。山椒と赤唐辛子をつけ込んだ醤油をかけて供する)
「ネバネバ」(冷や奴に納豆とオクラを千切りしたものを加えてかけ、山芋の千切りしたものをのせ、切り海苔をかけ、醤油をかける)
職場の同僚から、家でとれたというタケノコをいただいて、早速茹でたのだが、二ついただいたうちの小さいほうをつかった。糠がないので、玄米を一緒に茹でた。
若竹汁(タケノコの柔らかい部分を薄切りして、塩蔵わかめをもどして、吸い物に)
タケノコの昆布締め(タケノコの固い部分を薄切りして、先の出汁でつかった昆布に挟んで例底でしばらく寝かせる)
カブラの酢漬け(カブラを薄切りして、塩揉み、水分を出して、昆布と赤唐辛子小口切りをまぜ、米酢と出汁を少々加えて、あえる)
カブラの葉のきんぴら(カブラの葉を細かく切って、フライパンでから煎りし、しんなりしたところで、日本酒と濃い口醤油をくわえて煮詰める。赤唐辛子、いりごまをくわえる)
マグロの漬け(たまり醤油、日本酒、赤唐辛子粉にマグロの薄切りをしばらくつける)
一口かつ(豚もも肉一口カツ用に塩胡椒。溶き卵を通し、パン粉をまぶし、からりと揚げる。ウスターソースやゆずこしょうをつけて食する)
イモサラ(ニンジン千切り、ピーマン千切り、タマネギ薄切り。これらに塩を加えてよく門で水分を出す。新ジャガを洗って皮付きのままラップでくるんで電子レンジで加熱して心まで火を通す。すりこぎなどでつぶして、先の野菜をよくしぼって加える。マヨネーズ、胡椒、EVオリーブオイルを加えてざっと混ぜて供する)
蕗とタケノコの煮物(冷蔵庫に残っていたものの温め直し)
田代 和生、2002、『倭館:鎖国時代の日本人町』、文芸春秋 (文春新書)
本書に描かれていることを、東アジアに隣接する列島の東アジアの外交史の一局面としてみると、非常に興味深いと思った。
三韓時代の、列島と半島のある意味での一体化の時代、白村江の敗戦後の分離政策とと律令時代の誕生、一転、協調的な遣唐使、さらには、切り離しての国風文化、元寇、明との御朱印貿易と東アジアの大航海時代、ヨーロッパの出現とキリスト教の宣教、これらは、日本の中世の扉を開けた。対外関係の刺激をうけた武力による全国制覇と江戸幕府の誕生、そして、一転、鎖国。しかし、鎖国の中の長崎出島の対中国、対ヨーロッパの交易。また、琉球処分後の琉球を媒介とした薩摩の清朝との交易。そして、この対馬藩の宗氏を媒介との朝鮮との関係。朝鮮通信使はの来朝は、鎖国の中の大いなる刺激であった。
こうした、外交史の中で眺めてみると、長幼の秩序に基づく儒教朝鮮と支配者である江戸幕府と外様の対馬藩という権力関係の中で、詐術めいた二枚舌外交を展開する対馬藩の生き残りをめぐった外交努力は、まさに、小国の悲哀とも言うべきものであろうか。先に学んだ優秀な外交官として新井白石に対抗しうる能力を持った雨森芳洲。こうした状況を見ると、対米追随を単一の外交方針とする戦後政府の外交は、はなはだ、貧弱に見える。日本を取り巻く東アジアの政治経済の状況は戦後、転々としているにもかかわらず、一貫した対米追随はどうなんだろう。もうすこし、タフな指針があってもよいのではないか。対中国、対北朝鮮、対ロシア、また、対韓国、対東南アジア、対オセアニア、対米、様々な局面で、二国間の関係のみならず、多極的な状況にあわせた外交方針があってもよい。
本書のポイントに照らしてみれば、強引に、対馬を日本、朝鮮半島を中国、江戸幕府をアメリカと読み替えてみても面白いかもしれない。ある意味、日本の外交のあり方は、したたかな対馬の立場から学びとることも多いような気がするのだが。
今日は今日で、北方四島の3.5島返還論が、首相自ら、また、交渉担当特使の口からぽろぽろと漏れているという状況を見ると、どうも寂しい外交であるようだ。最近は、外交関係はほとんどうまくいっていないと言えるのではないだろうか。
読書と夕食:『雨森芳洲:元禄享保の国際人 』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/15e569cfd2d2fb51c228e3f49512fcf4
2009-04-21 23:03:42 |
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豚スペアリブとキャベツのスープ(深鍋にEVオリーブオイルを入れて加熱。ニンニクスライスを加えて香りだし。豚スペアリブを加えて、両面軽く焦げ目をつける。タマネギ薄切りとキャベツ乱切りを加える。ビールを注ぐ。塩胡椒、クミンシード、赤唐辛子、ローリエで味を整える。ジャガイモ、ニンジン、ブナしめじを加える。火が通ったら出来上がり)
バゲットとEVオリーブオイル
早めに帰ったので、タケノコを自分でゆでることにする。タケノコの皮をむき、包丁を入れて、ぬかと赤唐辛子でゆでる。一時間半ばかりゆでて、そのままおいておく。先の部分をタケノコご飯に、固い部分を煮物につかう。
蕗とタケノコの煮物(昆布と鰹節で出しとる。椎茸を水で戻し、もどし汁も加える。蕗の皮をむいて酢水にさらしておく。出汁を加熱して、薄口醤油と日本酒で味付け。戻した椎茸、タケノコ、5センチほどに切った蕗、厚揚げを煮る)
コゴミの煮びたし(コゴミを塩ゆで。出汁に日本酒と薄口醤油を加えて味を整え、一煮立ちさせたあと、そのままつけ置く。鰹節をいれておく)
モロッコインゲンのごま和え(モロッコインゲンをゆでる。一口に切って、すりごまに薄口醤油で味を付け、水を加えて水分を増量。よくあえる)
貝汁(アサリを煮る。八丁味噌、信州味噌、ゆず胡椒)
タケノコご飯(皮をむいた蕗を5ミリほどに筒切りする。鶏もも肉、タケノコ、を加え、薄口醤油と日本酒で味をつける)
アメリカ人の同僚ご夫妻をお招きした。お二人とは、栄ラシックや地下鉄、近所のスーパーで、時々偶然にお目にかかって、以前からお招きしようと思っていたのだが、ようやく念願をたたした。
久しぶりにパスタマシンを使って生パスタを作ろうということで、家内が作った。デュラムセモリナ粉400gと卵4個、塩小さじ半分というレシピ。
ブルスケッタ、メゾンカイザーのバケットとともに(今日はどういう訳かバジルがなくて、イタリアンパセリで代用。タマネギみじん切り、プチトマトを四分、ツナ缶、塩こしょう、ガーリックパウダー、EVオリーブオイル)
シーザーサラダ(半熟卵、粒マスタード、タマネギみじん切り、グリエールとパルメジャーノをシュレッド、塩こしょう、ガーリックパウダー。ローメインレタス)
小松菜のパスタ(小松菜を軸と葉に分けて、葉を少々の水とともにフードプロセッサーで粉砕。さっと塩ゆでして、わき上がってきたところでキッチンペーパーでこす。軸は5ミリほどに刻み、フライパンでから煎りして水分を飛ばす。豆乳を加熱小松菜の葉を加え、赤唐辛子少々。アルデンテにゆでたパスタを加え、大皿に盛って、その上にから煎りした軸をかけて供する)
菜の花と桜えびのパスタ(EVオリーブオイルで菜の花と桜えびをいためる。パスタのゆで汁を加える。塩こしょう。アルデンテにゆでたパスタを加え、大皿に盛る。今日は、柚子胡椒味にするはずが入れ忘れてしまい、さらに、パスタは乾燥リンギーネをつかうはずが、生パスタにしてしまった)
ミラノ風コロッケ(ジャガイモを千切り、タマネギを薄切り、これらを塩胡椒とともによく混ぜておく。天板にオリーブオイルをしいて、パン粉をまく。ジャガイモとタマネギ、しゃぶしゃぶ肉、塩胡椒、しゃぶしゃぶ肉、ジャガイモとタマネギ、とかさね、パン粉をかけて、オーブンで焼く。天板側がしっとりしてしまうのだが、お客のときは、フライパンで一人前ずつ焼いては間に合わない)
手作りチーズケーキ(家内の得意とするニューヨーク風。お客はニューヨーク州出身だが、お褒めをいただいた)
お土産の赤ワインも含め、赤ワイン3本、スパークリング半分、仕上げにラム、フルバージョンの大宴会だった。19時においでいただき、かろうじて、カボチャになってしまった馬車にお乗せすることはなかったが、いろんな話で盛り上がり、また今度ということになった。
午後に研究会があって、終わってから、懇親会。藤が丘で飲むのはずいぶん久しぶりだ。
一次会は「月乃蔵」で、10名が参加。駅前すぐ。こ上がりとカウンターの小さな店で、こだわりの日本酒と焼酎に季節の刺身や揚げ物などを出す。なかなかお得な店だった。
二次会は、うち4名で近くの「てんぽいんと」。空席がなかったが、タイミングよく引き上げる人たちがいて、最後の客となった。おいしく新鮮な魚介と日本酒・焼酎。ここもまた、わるくない。