池下「浅野屋」に久しぶりにいった。
トマトサラダ
スモークサーモンサラダ
カキフライ
ローメインレタス巻き(ロールキャベツのローメインレタス版。小松菜ぐらいに緑の色濃く、中に入っている牛ミンチも味が濃い。おいしいのだが、レギュラーメニューにはならないらしい。緑濃いローメインレタスが入荷するかどうかということらしい)
奥さんと話をしたのだが、昨年末以来の景気の低迷に加えて、この新インフルエンザも影響しているらしい客の数。くわえて、今夜は日本シリーズだそうだ。
午後、iPhoneを仕入れに栄のソフトバンクにいって、結構長くかかって、担当者にいろいろと設定してもらった。そのあと、ラシックで買い物。
エド・マクベイン編、『十の罪業 BLACK』 、東京創元社(創元推理文庫)
今は亡き、エド・マクベイン編の中編ミステリー集。ジェフリー・ディーヴァーの「永遠」、スティーヴン・キングの「彼らが残したもの」、ジョイス・キャロル・オーツ「玉葱黍の乙女」、ウォルター・モズリィの「アーチボルト」、アン・ペリーの「人質」が収録されている。いずれもミステリのカテゴリーであるのかどうかは解らない。まあ、定義の問題ではあるが。
個人的には、ティーンエージの少女たちのなんとも曰く言い難いおどろおどろしい感情とあっけらかんと過去をすり抜けるたくましさ(主人公は、行き着くところまでいってしまうのだが)が描かれていて、面白く読んだ「玉葱黍の乙女」と北アイルランドのカトリック系の「党」の指導者一家が人質になり、その家庭内や夫婦関係が洗われてくる「人質」とをお勧めとしてあげておきたい。
2009-10-31 13:46:30 |
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和製カレー(この定義は、単に、市販のルーを使っているということ。牛すね肉、タマネギ、ニンジン、じゃがいもを荒く切って、オリーブオイルで炒める。しんなりしたところで、ルーのレシピの分量の水を加える。煮込む。この間、次のサラダを作る。火を止めてルーを割り入れる。溶かす。赤ピーマンとマッシュルームを加える。一煮立ちした後、ガラムマサラを加える。これは、レシピにないが、サワークリームを加える。これで、味がまろやかになる)
トマトとキュウリのヨーグルトサラダ(キュウリをざっと細かく切って塩もみしておく。水で塩分を洗い流して、トマトのざく切りを加える。プレーンヨーグルトを加える。塩コショウ、ガラムマサラ。よくあえて供する)
たまには、和製カレーも楽でいい。肉と野菜を煮込んでルーを加えて溶かすだけ。でも、きっと明日の方がもっとおいしくなっているだろうな。
パエリア(カタプラーナ鍋にEVオリーブオイルを入れてニンニクみじん切りをくわえていため、タマネギみじん切り、生タイムの葉、赤唐辛子小口切りを食えあえて炒める。ここに、生米を加える。少し焦げ目がついたところで、米と同量の水と少々の白ワインを加え、水で戻しておいたサフランを加える。鶏もも肉ぶつ切りを加えてざっと混ぜて、蓋をし、沸騰するのを待つ。塩胡椒、ざっとまぜ、蓋を開けて、ムール貝、エビむき身、半分に切ったプチトマトをならべ、蓋をする。鍋から漏れるにおいを嗅ぎながら、アルデンテを探る。見切ったところでふたを開けて、万能葱のざく切りを散らして、食卓に供する)
ミックスベビーリーフとプチトマトのサラダ
魚介類のトマトスープ、カタプラーナ鍋をつかって(EVオリーブオイルに、ニンニク粗みじん切り、赤唐辛子小口切り、フレッシュタイムを加えてじっくり香りだしたあと、アサリを加える。ローリエ、塩胡椒。少し口が開いたところで、タマネギみじん切りを加えてざっくりと混ぜる。トマト缶ダイス切りをくわえ、同量の白ワインを加える。イカのゲソとアンコウの切り身をのせて、蓋をし、10分ほど弱火で煮る。蓋がしっかりしているので、あまり火力を上げる必要がない。メゾンカイザーのバゲットとバゲットモンジュをCarmオリーブオイルにつけながら、スープと魚介の深い味を楽しむ)
サラダほうれん草のサラダ
ポルトガルワインがおいしいらしいと聞いたので、ネットで調べたところ、もちろん、ポルトガルワインの専門店もあって、そちらでもよかったのだが、あわせて、オリーブオイルと、カタプラーナ鍋にひかれて、こちらをえらんでみた。
カタプラーナ鍋というのは、銅の打ち出しで、内側が錫メッキされていて、上下同様の形でぴったりと蓋をすることができる。圧力鍋ほどではないが、上がる蒸気の圧力を閉じ込めるような形で、短時間で弱い火力で調理が可能である。
今夜は、鍋と一緒に買った、ワインとCarmというEVオリーブオイルをためした。Carmは、フレッシュで渋みもあって、香り高く、おいしい。ワインは、個性強いが、どうかな。もう少し、味わってみたい。
楽天:メルカード・ポルトガル:http://www.rakuten.ne.jp/gold/mp/
ポルトガルワインの店:播磨屋:http://www.w-harimaya.co.jp/index.html
豆乳鍋(土鍋にだし昆布をおき、浸すぐらいに水と酒を加える。無調整豆乳をくわえて、冷蔵庫有り合わせのキャベツざく切りを加えてとろ火で加熱。塩を一つまみほど、ニンニク一つを隠し味で加える。好みで水菜、セリ、マイタケ、エノキダケ、豆腐、豚しゃぶしゃぶ用ロース肉を木の実で加える。付けだれは、特に用意しなかったが、醤油と一味にだしの豆乳を入れたものがなかなかおいしかった。あるいは、塩ポン酢をいれたもの。どちらもなかなかおいしい。仕上げに干し稲庭うどん)
今日締め切りということで、来年度用の研究費の申請書を用意しなければならないのだが、今日はあいにく一日、朝の講義2つ、午後は入試関係の業務、さらには、16時半から委員会が始まり、終了は19時となった。申し訳ないのだが、申請書の部署にわびを入れて少し待ってもらうことになった。
プルコギ(ニンジン千切り、タマネギ薄切り、ニラざく切り、生椎茸薄切り、もやし。これに、牛肉裁ち落としを加える。これらを大きめのボールに入れて、コチジャン、日本酒、ごま油、胡椒、ナンプラー、薄口醤油、赤唐辛子粉をいれて、よくまぜ、もむ。フライパンにごま油をしいて加熱。用意の野菜と牛肉をくわえて、ふたをして蒸し煮のようにする。まあ、韓国風じゃないな)
チヂミ(むきえびを薄切り、葱をざく切り、お好み焼き粉を用意して、卵一個をくわえて、具を混ぜる。唐辛子フレークと塩胡椒少々。フライパンにごま油を入れて、お好み焼きの要領で表裏を焼く。蓋をした方が火がよく通るだろう。醤油と唐辛子フレークとともに食する)
最近、この時期、結構忙しい。研究資金獲得のための申請書作り、入試の始まり、それから、来年度をふまえてもろものの動き。この週末、休みなしに出勤だったが、この時期、次第に、こうした状況が増えている感じだ。
季節のきのこのパスタ(オイル・トリットを作る。ニンニクをみじん切りする。バジルとイタリアンパセリをみじん切りする。塩こしょうして、EVオリーブオイルを加えてよく混ぜてしばらくおく。季節のきのこ、今夜は、ブナしめじ、舞茸、エノキ、ほぐして、フライパンでEVオリーブオイルで炒め、しんなりしたところで、牛肉焼肉用をくわえて、表裏を火に通す。塩胡椒。白ワイン。オイル・トリットを加えて炒め煮する。生バッバルテッレを茹でて、湯切りし。パスタゆで汁少々とともともにソースに加える。大皿にもって、おろしたパルメジャーノを振りかけて供する)
オイルサーディンのパン粉焼き(タマネギ薄切りにオイルサーディンをのせ、その上に、パン粉塩胡椒、パルメジャーノチーズ、ミックスハーブを混ぜた物をかけて、オーブントースターで焼く。タマネギの上にも塩こしょうしてから、オイルサーディンをのせた方がよかった)
ベビーリーフとブロッコリースプラウトのサラダ
今日は日曜だが、業務で出勤。そのまま、今時シーズンの申請書作りでオフィスで仕事をしていた。昨日も業務ではなかったが、オフィスにでて、申請書作りしていた。怠け者が間際になってから、根を詰めるので、もっと早く住ませればよかったのだけれど・・・。
栄ラシック「やまと」(豚肉創作料理)(この店、売りの「薬膳不老長寿鍋」にその他、前菜やサラダなどを組み合わせたおすすめメニューというのを選んだ。薬膳不老長寿鍋というのは、クコやショウガ、ニンニクほかをたっぷりスープベースに入れたスープでしゃぶしゃぶをするというもので、仕上げは、雑炊かうどん。雑炊を選んだのだが、煮詰まりすぎていて味が濃くなってしまう。最後は土鍋の余熱でお焦げのような香りがつくが、これはこれでうまい)
栄ラシック「やまと」(豚肉創作料理):http://www.frieden-dining.com/restaurants/nagoya.php
矢場町、松阪屋前のアップルストアに新しいiMacを見に行った。64ビットカーネルに切り替えてもらったのだが、新型のiMacだと、相当な物だ。今使っているのは1年ほど前のiMacだが、くらべてみると、相当に違う。もっとも、このマシンはクリーンインストールしていないので、古くからのクラシック環境からの設定などを引きずっているらしく決して早くはないことはいうまでもないのだが。
池下「よし都」にて。自宅近くだが、これまで数回しか来たことがないのだが、今回一緒に飲んだ、Kさんがおすすめということで、こちらに。Kさんは、元同僚。もうひとり、現在も同僚のMさんと三人で、本当に久しぶりで飲んだ。いつも、座を盛り上げている奥さんが今日はお休みで、ちょっと残念か。でもおいしい魚で、なかなかの品揃え。
一緒に飲んだ彼ら二人はiPhoneのユーザで、私にも、ぜひ始めるようにと。うーん、どうかなあ。
池下「よし都」:http://www.yoshito.eew.jp/
四方田 犬彦、2008、『ハイスクール1968 』、新潮社(新潮文庫)
著者は、東京のエリート校に在籍し、私は大阪郊外の府立高校に通っていて1970年3月の卒業。だから、学年が1年違うだけだといっても大きく実経験はことなる。しかし、本書で言及される出来事は、ほぼ共有体験といってよい。懐かしく、苦い思いで読み進んだ。本書の読み方としては、いろいろあろうが、私としては、本書を自身の思い出の引き出しとして読んだ。関連して私の思い出を書いてみよう。
大阪郊外の公立高校でも、1968-9年には、嵐が吹いていた。と同時に、ある種隔離された平和であったかもしれない。私の通っていた府立高校は別名「体育専門学校」とよばれていて、体育教師が相当羽振りを利かせていた。
いや、そうであっても、私たちは彼らが好きだったというべきかもしれない。M先生やK先生は暴力的ではなく我々を様々なスポーツに巻き込んでいった。1年から3年まで、体育祭における全校男子によるマスゲーム「スタンツ」は、反発しつつも、結構、楽しかった。また、通常の体育の時間も1500メートルのタイムレースは日常であったし、運動部であれなんであれ、とにかく、身体を動かされていた。
制服制帽が強制されていたし、女子はスカート丈や髪の毛の長さ、リボンなどもコントロールされていた。そんな、普通の府立高校でも、時代の波は押し寄せていた。
同級生のTは、べ平連の活動家であったし、Yは赤軍派の反戦高協に所属していて、1年生のときの無口でおとなしかった印象は一新された。時に、クラス討論で過激な議論を挑んだ。逆に、Nは父親が共産党所属の市会議員だったので、おそらく民青だっただろう。先年、ガンで亡くなったとの知らせを受けたT(べ平連のTとは違う)は、思想的には無色であったが、正義漢であった。不正なことは許せない。そういう立場で、私たちの仲間であった。
かれらとは、教室やグランドで乏しい知識ながら、世の中で起きていることについて議論を重ねた。また、1968年の市岡高校でのバリストのとき、同調する不穏な空気が流れたし、1969年と1970年の卒業式前には、卒業式の自主運営を掲げた動きがあった。さらに、私たちは、自分たちの卒業式(1970年3月)に向けて、「6人委員会」と自称した委員会を立ち上げて教員と数回の会合を持ったが、次第に運動は尻すぼみになっていった。そして、われわれ3年生は受験戦線に参戦するために、ひとりふたりと、メンバーがかけていった。卒業式も、恒例に従って挙行された。
べ平連のTとわたしのふたりが残ったような記憶だが、やんぬるかなの気分であった。ふたりは、浪人覚悟だったが、わたしは、かろうじてひとつ引っかかった。Tはたしか、4浪を続けたと思う。
地方の府立高校とはいえ、それなりの進学校だったので、3年になると友人たちは、計画的に受験勉強に励んでいた。もちろん「体育専門学校」の生徒としては、世間の政治的な運動ではなく、体育に明け暮れていたことも事実で、冬のさなかの凍るような畳の上での柔道や積雪で真っ白になったグランドでのラグビーは鮮烈な印象が残っている。
わたしは、個人的には、体力的には高校3年がピークだった。何しろ、仲間たちが受験勉強で体力をすり減らし、温存しようとしていたのに、それは関係ないと最初から半分あきらめていた私は、元気いっぱいだったのだ。体育の時間の1500メートルのタイムレースでは、体育クラブのメンバーでも体力をセーブしてスピードをゆるめるとトップを奪い、ここぞとばかりに、体育クラブのメンバーを従えて走るというのは、ちょっとした快感であった。
1970年、大学に入ったのは大阪万博の年。高校3年のときは、反博(はんばく)を唱えていたのに、大学の同級生たちと、万博に3回はいった。一度は、同級生の女の子がパビリオンでバイトしていたので、VIPカードをせしめて、仲間たちとあちこちのパビリオンを行列を尻目にハシゴして回った。東京の叔母には、アポロの月着陸は謀略だと説明していた自分は、アメリカ館の月の石をみて、感激していた。
万博が終わって、11月、学生会館でクラブの会報を先輩の指導のもと編集していたら、突如、三島由紀夫の市ヶ谷占拠と自決のニュースが伝わった。ラウンジのテレビの前は黒山の人だかりだった。夜自宅に帰ると朝日新聞の夕刊は総監室のデスクに並べられていた首を写した写真を掲載していた。ぼんやりしていたので、家族に首だよこれ、といっても、あまり信じてもらえなかった。
ストにいくこともなかったし、運動とも関わりがなかったが、大学でも学生運動に関わる友人がいた。私の志向もあって友人はセクトではなく、ノンセクトラジカルを自称する連中だった。
高校の友人たちも含め、かれらは、どうしているのだろうか。赤軍だったYはどうしただろう。Nとは高校以来全く縁が途絶えたが、彼は父親の跡を継いで地元の市会議員や市長も務めた。かれは、あいかわらず、政治的人間であり続けているのだろう。しかし、その他は、私も含めておそらくは、そうではないだろう。
2009-10-22 22:17:53 |
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スンドゥブ・チゲ(土鍋にアサリをあけて、水を加える。日本酒を加える。一煮立ちしたところで、粗千本に切った大根と白葱そぎ切りを加える。火が通ったところで、うす揚げ細切り、舞茸、白菜キムチをくわえて、ナンプラーと粉唐辛子で味を整える。くみ豆腐、えのき茸をくわえて、その上に、豚しゃぶしゃぶ肉を広げる。テーブルには、セリと春菊を用意して、適宜投入して食する。途中、生卵を落とした。スープが濃厚になって、うまい)
トンカツ(豚ロース肉に表裏塩胡椒とミックスハーブをかけておく。溶き卵を通し、パン粉をつけて、サラダオイルでからりとあげる)
イモサラダ(キュウリ、ニンジン、タマネギ薄切り、塩揉みしておく。水で塩だしする。電子レンジでラップにくるんだジャガイモを加熱、皮をむく。つぶして野菜とあわせる。胡椒とマヨネーズであえる)
東坡肉(圧力鍋で、豚バラ肉ブロックを一口に切り分けて、白葱の青身、セロリとともに15分水煮する。野菜を捨て、ゆで汁を捨て、水、紹興酒、濃口醤油、ナンプラー、中国黒酢、たたきつぶしたニンニクとショウガ、種を取った赤唐辛子、八角、クローブ、花椒をくわえて、肉を返しながら煮込む。別に里芋を塩ゆで、チンゲンサイを塩ゆでして大皿に盛り、柔らかく煮上がり味のついた東坡肉を中央に盛り、煮込み汁に溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、まわしかける)
鍋が調理しているので、ほかのことができる。実質調理時間(包丁をつかったり、鍋を触っている時間)は、30分もないだろう。意外に簡単なのだが、じつは、なかなかうまく柔らかくならないのが豚バラ肉。もうすこし、圧力鍋を長く使うのだろうか。
焼肉豆腐(オイスターソース、ナンプラー、濃口醤油、紹興酒、唐辛子粉、ショウガ千切り、白葱小口切りでソースを作り、焼肉用の牛もも肉を加えてよくも見込んでおく。フライパンにごま油を入れ加熱、用意の牛肉を加えて焼く。ピーマンを粗い千切りにして加えてしんなりするまで炒める。大皿に取り出し、大皿の周囲にのせる。水切りしておいたもめん豆腐をくわえて、大皿の真ん中にたまってくるソースをフライパンに戻し、水を少々加えて用意の豆腐の表裏を焼く。大皿の真ん中にでき上がった豆腐をのせる)
もずくと豆腐の黒酢スープ(鰹節で出汁をとる。これをベースに、鶏がらスープの素、薄口醤油、ナンプラー、黒酢で味を整える。水切りをしたもめん豆腐を崩して加える。生もずくを加える。仕上げに溶き卵を加えあらかた固まったところで出来上がり)
小松菜の煮浸し(小松菜を茹でて水にさらす。鰹節の出汁に日本酒と薄口醤油で味を付ける。水にさらした小松菜を好みに切って、鍋に加え、一煮立ちしたところで深皿にとって、花鰹をかけて食す)