読書と夕食

手作り餃子：キャベツ半玉をあらミジンに刻む＋ニラをあらミジンに刻む＋塩もみ＋よく水分を絞る＋生姜みじん切り＋ブラ二度挽きミンチ＋濃口醤油＋オリーブオイル、粘りが出るほどよく混ぜる。既成品の餃子の皮に包む。水餃子と焼餃子。昨夜の335でまかないの餃子にオリーブオイルと聞いていたので、採用したが、オリーブオイルを入れても大きな変化はなし。食べるときには、豆板醤＋黒酢＋濃口醤油

枝豆

 

 近未来のタイを舞台にしたSF。石油が枯渇し、水没している世界。エネルギーはゾウを遺伝子操作して作り上げたメゴドントによる動力、ゼンマイを利用した動力あるいは瞬発力を利用する武器が使われている。一方、遺伝子操作の技術はメゴドントのみならず、サイボーグである「ねじまき少女」（生殖能力を持たないが、人間以上の身体能力をもつ。日本が作り出して非合法にタイに持ち込んでいる）も作り出す。また、遺伝子操作により様々な食物が作り出され、タイは遺伝子バンクをつくってこれを死守しようとする環境省の白シャツ隊と外国人の技術を利用して国家を支配しようとする通産省の争いという政治的な背景も存在している。一方、タイ王国の少女王への崇敬とピーという精霊の実在は実感されている。

物語はそうしたタイにおける「ファラン」とよばれる外国人による遺伝子操作や政治体制に対する介入の物語とみえ、こうしたセッティングの背後にあるオリエンタリズムが気になるところだ。読者としては、おそらくはアメリカを中心とした欧米のSFファン、実際、本作品はヒューゴー賞／ネビュラ賞／ローカス賞などを受賞するニューロマンサーにカテゴリーされている。タイの読者はどのように感じるのかと思ってしまう。

 本書は、少なくとも江戸期までは、天皇家の宗教は神道でなかったところから記す。天皇家の私的祭祀はあれ、亡くなれば火葬され、仏教寺院に葬られていたのである。そうした状況から大きく変化したのは明治以降であり、明治政府の国家観がかかわっていたわけである。

昭和天皇の宗教観について、摂政時代からの訪欧時のカトリックとの出会いや神功皇后と自己を重ね合わせる母・貞明皇后との葛藤、宮中祭祀への態度、太平洋戦争末期の宇佐八幡や伊勢神宮への祭文に見られる宗教観、敗戦後の明仁皇太子の教育問題についてバイニング夫人を家庭教師とすることなどにみられる、宗教観の揺らぎについて述べられる。また、上皇となった明仁の天皇時代の皇后をともなう行幸啓についての「仁」をほどこすかのような儒教的意識につても指摘する。最後に、新天皇即位後の新しい皇室のあり方をめぐっての「三重権力構造」の可能性や外国人の増加による天皇観の日本人とのずれ、新天皇と新皇后の宮中祭祀への関与についての変化の可能性などが指摘され、いずれも興味深く読むことができた。

午前はかかりつけの眼医者へ、黄斑変性症ということで数年前から気が向いたぐらいにかよっているが、今日の主訴はめがかゆいこと。色々検査の後、結膜炎、白内障が両眼に見受けられること、黄斑変性症は進行していないので、必要があれば、まだ先の白内障の手術の時に考えてもいいと言われる。

午後、矢場町近くに新しくできた眼鏡屋さん（Lethologica）（最近独立したが十年来の付き合い）に行って、ついついメガネを衝動買い。

帰ってきて、久しぶりに335へ。ここでバイトしているKさんに朝眼医者にいく途中駅前で出くわしたから、久しぶりなので出かけてみた。

フムス

カプレーゼ

トリッパのトマト煮込み

しらすのオイルパスタ

ゴルゴンゾーラのシェルパスタ

豚三枚肉の酢煮：一口に切った三枚肉、ごま油で面を焼いておく。日本酒＋米酢＋水＋生姜薄切り＋赤唐辛子で15分煮る。本みりん＋ナンプラー少々＋たまり醤油を加え、一口に切った大根をくわえ、火加減しながら水分を飛ばす。

せりの胡麻和え

豆腐の味噌汁

麻婆豆腐＆ナス：生姜みじん切りをごま油で炒め、白ネギあらみじんを加えて加熱、豚ミンチを加えてほぐす。ナス斜めに薄切りしたものを水にさらしておき、これに加えて火を通す。紹興酒＋花椒辣醤＋豆鼓醤＋たまり醤油を加えて煮立たせる。溶き片栗粉でとろみを付ける。茹でた青梗菜をそえる。

 ブレグジットの現在に生きるイギリスの中学生の日常を切り取った本書、著者とアイルランド人の配偶者との間に生まれた「ぼく」がノートの切れ端に書きのこしていた言葉がタイトルとなっている。観光地でもあるブライトンだが、イギリスの縮図のような街の元底辺中学校に通う「ぼく」、日々の差別や偏見が、また、SNSなどを使いこなす日常が友達たちとのやり取りの中に垣間見える。これだけ、両親と会話ができていれば、話しかけることができるならきっと世界も広がるだろう。おそらくは、両親に話せないことも抱えているだろうし、そのことも大切なことだ。しかし、「ぼく」はいつも前向きに事態に対処している様子からすると、きっと話せないようなこともうまく対処できているのだろう。

メカジキのパスタ：ニンニク薄切りをオリーブオイルでじっくりと加熱＋タマネギ薄切り＋ほぐした舞茸＋塩コショウ＋オレガノ＋タイム＋赤唐辛子小口切り＋一口に切ったメカジキ＋白ワイン＋パスタの茹で汁＋アルデンテ前にパスタの茹で汁に一口に切ったグリーンアスパラを追加。茹で上がり30秒前のパスタ、フィジリーニとグリーンアスパラガスを湯切りしてパスタソースに絡める

ミックスリーフとトマトのサラダ

鶏もも肉となすとミニトマトのパスタ：ニンニク薄切りをオリーブオイルで香りだし。鶏もも肉を一口に切ったもの、皮目を下に焼く。ナス、半分に切って１センチほどの幅で斜めに切ったものを加えて炒める。塩コショウ＋オレガノ＋タイム＋白ワイン＋パスタの茹で汁。パスタの前に江南の畑から来たフレッシュバジルを刻んで加え、アルデンテに茹でアタスパゲティを加えてよく絡める。フレッシュオリーブオイルをかけ回して供する

シーザーサラダ：江南の畑から来たローメインレタス、少々とうが立っているがそれでも、若い葉はおいしい。温泉卵＋パルメジャーノチーズ＋粒マスタード＋アンチョビペースト＋赤玉ねぎのみじん切り＋胡椒＋レモンオリーブオイル＋フレッシュオリーブオイル、これらをよく混ぜて一口に切ったローメインレタスとからめる

鶏もも肉と白ネギのたまり焼き：ごま油で鶏もも肉のぶつ切りと一口に切った白ネギを炒め、たまり＋日本酒＋本みりん＋唐辛子末をよく溶かしたものを加え、一旦、鳥と白ネギを出して、たまりの水分を飛ばし、戻して大皿に供する

ルッコラのおしたし：江南の畑から来たルッコラの間引き菜を塩ゆでして水にさらしてよく絞り刻んで鰹節と濃口醤油をかける

ネギの味噌汁：この春、家内が同僚たちと作った味噌、そろそろ出来上がったようなので試しに使う。白ネギの柔らかな青みを具にして

ランプステーキ：オリーブオイル＋ニンニクスライス＋タマネギ輪切りをじっくり焼き、あらかじめ両面に塩コショウしておいたランプ肉を載せて両面をじっくりと焼く。仕上げに、ナンプラーをタマネギの上に少々かける

トマトソースカルボナーラ：オリーブオイル＋ニンニクスライス＋ベーコン＋アンチョビペースト＋赤唐辛子＋塩コショウ＋赤ワイン少々＋トマトソース、アルデンテに茹でたスパゲティをソースに絡め、あらかじめ用意しておいた温泉卵をトッピングしてよく絡めて出来上がり。黒胡椒をクラッシュして散らす

ルッコラとトマトのサラダ：江南の畑から来たルッコラ（タマネギも）＋トマト＋薄くスライスしたパルメジャーノ

ローメインレタスと豚肉の花椒辣醤いため

トマトと卵の中華風炒め

あさりのスープ

ムラサキタマネギとワカメの和風サラダ

昼過ぎに散髪に行った

１期生のKA(旧IA）夫婦と久しぶりの食事会ということででかけた。

鯛のカルパッチョ、マグロの白子のフォアグラ風、ウニのカルボナーラ風パスタ、ウサギとほろほろ鳥のパスタ、和牛ヒレ肉

美味しかった！

終わり頃に７期生のMTと同僚のTTが現れて、名刺交換もしてもらった。

アジの開きのグリル

ほうれん草とえのき茸の胡麻和え

ひきわり納豆

いつものうちの冷蔵庫、覚王山フランテが昨日の夜から明日いっぱいお休みで、近所の成城石井で2夜続けて買い物なんだけれど、チョイスがないんだよね。しょうがないけれど。

ハンガリー料理「グヤーシュ」：梅棹忠夫賞受賞の佐藤優さんの『十五の夏』を読んでいて、ちょうどハンガリーについたところなので、それにちなんで作ってみた。オリーブオイル＋ニンニク薄切り＋玉ねぎみじん切り＋セロリみじん切り＋牛シチュー肉これらをじっくりと炒める。塩コショウ＋ナツメグ＋パプリカ＋チリーパウダー＋赤唐辛子＋ローリエ＋赤ワイン少々＋水、じっくりと煮込む。火が通ってきたところで、一口に切ったパプリカ＋ズッキーニ＋ジャガイモを加えてさらに煮込む。仕上げにフレッシュバジルを刻んだものをくわえる

ベビーリーフとトマトのサラダ