今夜はバンクーバーから友人夫婦が訪ねてきたので、一席を設けた。彼は、最近結婚したところで、新妻を紹介してくれた。
コースメニュー(じつは、これが、お得だと思う)(グリーンピースの温冷スープ、カラスミの冷製ビーフン、甘エビの老酒漬けと鶏ささ身の葱しょうがソース、清浄豚とキュウリ、フルーツトマトの口直し、アマダイの松かさ焼の葱スープ添え、麻婆豆腐、葱ラーメン)
夕方東京方面から帰宅したが、中部空港「セントレア」に同僚が仕事で出張中のところ帰国するのを迎えに出たついでに、食べたのがセントレアの「うな匠」の「ひつまぶし」。うなぎはからりと焼かれていて悪くないと思う。
車だったので、アルコールがなしだったのが残念なところ。わざわざ食べに行くまでのことはないけれど、食べても損はないだろう。
東京神田の「まつや」と「神田藪」のセイロを食べ比べた。蕎麦の香りとそばつゆ、いずれも「まつや」が勝ち。そばつゆは、きりりとしていて、出しのかおりが高い。神田藪のそれは甘く感じる。蕎麦湯も「まつや」の方がおいしかった。これは、蕎麦の種類が違うから蕎麦湯の出方も違うのだけれど。
時間があったので、上野公園で時間をつぶした。細かい雨が降っていたが、かさも必要ない程度。
国立科学博物館の「ふしぎ大陸南極展2006」に行ってきた。日本の南極観測50周年を記念して開催されたとのこと。本館が改修中と言うこともあってか、展示スペース(新館地階)へのアプローチがややこしい。ガイドをおいて誘導しているのだが。また、展示スペースがそもそも小さいのか、少数でも人が立ち止まると流れが止まってしまう。それなのに、記録映像が各所に置かれていて、いやでも人はそこで立ち止まる。だから、これは、展示の工夫が必要であろう。そもそも、展示のイントロで4分ほどの南極の成り立ちの映像を見せるようになっていて、ここで、人が滞留する。必要な画像だからだれもが見たい。しかし、スペースが小さいので、人だかりになるとよく見えなくなる。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/south-pole/index.html
上野動物園には、実は、はじめて行った。でも、展示の方法は悪くないと思う。動物が檻の中に入っていて人間がそこから距離を置いて見るのではなく、すべてではないが、動物たちは自然にしつらえられた壁の中に暮らしていて、観客は開けられたガラス張りの窓から眺める仕掛け。ゴリラ舎などは、ゴリラが人間を観察しようとするのか、窓にもたれていて、ほんの数センチの間隔でゴリラに接することができる。これは、インドライオンやトラも同じで、すごく、動物との距離が近い。動物の種類によってはこうした工夫はいいと思う。
東京ディズニーリゾートにはじめて来た。前日、幕張メッセで「巨大恐竜博」を見たのだが、ホテルは、ディズニーネーバーのひとつだったので、無料バスが運行されていて、それに乗って大体10時ごろ到着。
先達の導きに従って、まずは「ロストリバーデルタ」エリアの「ミスティックリズム」というショーを見る。これのうたい文句は「ジャングルに住む精霊と動物たちによる幻想的なダンスと空中バレエ。エキゾティックな楽器の音色や躍動感あふれるリズムが未体験の感動を呼び起こします」(パンフレットによる)とのことである。キーワードは、自然、精霊、動物、ジャングル、エキゾティズム、リズム。これらの持つステレオタイプがフルに利用されて、観客の「常識」をさらに強化する。
こんな風に。「自然とともに生きるジャングルに生きる動物たちは、生命力に満ち溢れている。その隣接領域に生きる人間もまた自然からパワーを与えられて、生きている。時には、自然に操られ、時には、自然に飲み込まれる」てな具合。社会構築主義としてはこんなモノなのだろうが、そうではない生き方と言うのはこの中からは想像しにくい。まあ、ショーなんだから、しょうがない、と言うのはしゃれにもならないけれど。
しかし、いいのかな。ディズニーランド・ツーリズムは、まさに、この手の仕掛けにあふれていると言えよう。
今日めぐったのは、「ミスティックリズム」、「カスバ・フードコート」で昼食、「トランジットスチーマー・ライン」、「インディージョーンズ・アドベンチャー・クリスタルスカルの魔宮」、「エレクトリックレールウェイ」、「アクアトピア」、「海底2万マイル」「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」で休憩、「レイジングスピリッツ」、「ヴェネツィアン・カーニバル・マーケット」で買い物、、「ビッグバンドビート」、「リストランテ・ディ・カナレット」で夕食。フー、疲れた。
東京ディズニーシー内のイタリアンの「リストランテ・ディ・カナレット」で夕食。この手のレストランでありがちな、高いは、まずいは、というのは、免れているようで、まことにご同慶のいたり。と言うよりも、むしろ、悪くないと思う。
各種チーズ盛り合わせのアンティパスト
スモークしたマカジキのカルパッチョ
シーフードのラビオリ
ウニとカラスミのリンギーネ
豚ロースのグリル
ワインも15000円から手ごろなものまで各種あり、有名どころは抑えている。
幕張メッセの近くのWBCビルディングの3Fにある串あげの「あずさ」で「お任せ」で串あげを食べた。40種類あるという中で、結局は半分にしか届かなかった。
油も重く感じることなく、悪くなかったと思う。
恐竜のことに興味を持って、何年にもなる。バッカーの『恐竜異説』(平凡社)が出版されたのが1989年で、その少し前に、彼の恐竜に関する新説が発表されていて、それに興味を引かれたのであった。バッカー説は、それまで冷血の爬虫類でのそのそ歩き回っている恐竜という既成概念を覆す活動的にハンティングする温血の恐竜という説が新鮮だった。また、関連して、生物の大絶滅のPT境界(大規模造山運動による地球科学的大事件による大絶滅)とKT境界(小惑星の衝突による大絶滅)の間に大繁栄を遂げた恐竜にも大変興味を引かれた。あるいは、恐竜と哺乳類の関係や恐竜の適応放散のことも関心を持っていた。
オーストラリアに仕事で行った時も、せっせと恐竜のミニチュアを集めていたことがある。
バッカーの新説以降、日本では何度か恐竜展が開催されていて、ずいぶん前、大阪で見た覚えがあるが、今回は久しぶりのこと。また、バッカーの新説以降、恐竜に関する大発見が重ねられていて、今回の焦点は、米国ワイオミングの「スーパーサウルス」と中国熱河の「羽毛恐竜」であるか。また、生命の誕生にはじめる地球科学に焦点が当てられた背景説明の展示も数が少ないけれども化石が証拠として並べられていて、これも、興味深かった。
ラクレット(ジャガイモの皮をとって、五ミリ程度に薄切り、歯ごたえが残る程度に塩茹で。フライパンにオリーブオイルを敷いて、ジャガイモに軽く焦げ目がつくぐらいに焼き、ラクレット・チーズを載せて、絡める。フライパンで少々焦げるぐらいがかおりがよろしいようで)
豚冷しゃぶ(レタス、タマネギ薄切り、カイワレを敷いた大皿に、さっと湯がいて冷水に取り水切りした豚薄切りをのせる。焼茄子を添える。たれには、市販のゴマだれに、一味唐辛子と花椒をあえたもの)
ラタトイユ(オリーブオイルにガーリック、赤唐辛子を入れて、香り出し。タマネギ、ズッキーニ、赤ピーマン、茄子、トマトを加え、赤ワインを注いで、塩コショウ、ハーブミックスとローリエを加えて、しばらく加熱。インゲン豆を加えて仕上げる)
桜海老のパスタ(リンギーネをアルデンテにゆでる。フライパンにガーリックと赤唐辛子で香り出し。釜ゆでの桜海老を加えて加熱。パスタのゆで汁で塩味を調整。胡椒を加える。ゆであがったパスタを加えてよくあえる)
納豆スパゲティ(リンギーネをアルデンテにゆでる。引き割り納豆をあらかじめよく混ぜておく。パスタを湯切りして皿に盛り、納豆を乗せオリーブオイルを回しかけ、醤油を少々加え、混ぜる。仕上げに海苔をちらす)
鱸のムニエル(鱸の切り身に塩コショウ、ミックスハーブをかけておく。薄力粉を付け、つけすぎないようかるくはたく。オリーブオイルで香ばしくソテーする)
香菜と水菜のサラダ
8月1日からのオーストラリア・ニュージーランドから、本日無事帰国。
早速、近所の浅野屋さんに行った。
トンカツ定食、ビーフステーキ定食、胡桃とチーズのサラダ。
帰国便で、卒業生の子供たち(小さいころから知っている)と偶然隣り合わせになった。こんなこともあるのだ。
今日は、午前にウェリントンでの最後の仕事を終えて、シドニー便に乗った。途中、ジェット気流のためゆれたが、たいした時間ではなく、予定通り、シドニー時間の17時半に到着。
今夜は、在シドニーの日本の機関関係者が夕食をどうかと言うことであったので、バーで待ち合わせ。日本人二人とオーストラリア人一人との合わせて四人の会食になった。オーストラリア人はダーウィンとブリスベーンで会ったオーストラリア人と旧知の仲で、奇遇であった。と言うか、オーストラリアではよくある話ではある。
リバプール通とケント通の角を南に曲がった西側の中華料理店(実は、名前を記録するのを忘れた)で、会食。
麻婆豆腐、インゲン豆のフィッシュソース炒め物、白身魚のあんかけ?、チキン堅焼そば
アジア人ばかりが集まる店で、にぎやかとはいえ、われわれもにぎやかに話し込んだ。オーストラリア人の彼は、パソコンを持ってきていて、彼のとった写真や作品を見せてくれた。
今日は昼間にQeens WalfのDockside Restrantで、待望の(?)のシーフードのランチを食べたので、宿のレストランで良しとした。
昼のレストランでは、南島北端のネルソンでとれたと言う生のロックオイスターとシーフードチャウダーを食べた。ブラフオイスターと言う大振りのそれではなかったが、たっぷりとレモン汁をかけて食べると磯の味がして、なかなかであった。
夕食は、マレーシア風チキンカレー(ココナツ風味)とスチームベジタブル。まあ、こんなもんでしょう。
今日は、午前中から空模様が怪しく。時々シャワーがある。霙まじり。風も強く寒い。晩飯をどうしようかと迷うところ。外に出るべしなのだが、予想では、雹が降る
らしい。
ホテルの下の海岸通にそれらしいピアがあって、入り口にレストランと書いてある。行って見たがだまされた。なにもなかった。さらに、中心街から離れる方向にそれらしい建物があるので行って見ると、プール&スポーツクラブだった。その脇に、船上のカフェが昼間はあるらしい、さらに行くと、ウェリントンガイドで見つけた「フィッシャーマン・テーブル」と言うのがある。レバノン杉がライトアップされている並木のある海岸に位置していて、ロケーションは絶好。しかし、はずれ。どうもこのたびははずれが多い。
サラダバーがあるので、入ってすぐに、これはいまひとつとすぐにわかったけれど、いまさら寒風突いて歩く気は消えうせていた。しかし、低気圧は通り過ぎたようで、星空にひたすら寒風だけ。
シュリンプカクテル
サラダバーのサラダ
バターフィッシュのパンフライとチップス、ポテトコロッケ(バターフィッシュは白身の魚だけれど、大味でたいがいフィッシュ&チップスになっているはず。パンフライと行ったのが間違いで、素直に衣つきのものにすればよかったか)
いずれにしても、またも失敗ではあるが、以前は、ブラフオイスターやムール貝を食わせる店がニュージーランドには多かったような気がするのだけれど(じつは、ウェリントンでは食ったことがない)。