マグロとアボカドのサラダ:キハダマグロの冊をさいの目に、アボカドをさいの目に切って、かいわれをくわえ、スモーク醤油、スモークオリーブオイル少々にくわえて、フレッシュオリーブオイルを加えてよく和える。白胡椒をかけて供する。
ブロッコリーと鰹のバッバルデッレ:ブロッコリーを小房に分けて塩ゆでする。鰹の切り身をオリーブオイルで炒め、ブロッコリーを加えて突き崩しながら炒める。白ワイン、ガラスープの素、塩胡椒をくわえて、生バッバルデッレをアルデンテに茹でて加えよく和える。しあげに、パルメジャーノをおろしてかけ、フレッシュオリーブオイルをかけて供する。
サラダ
今回の旅行、シドニーの小籠包の店でたべた青菜と豆腐のスープの再現。
青菜と豆腐のスープ:海老に日本酒をかけて電子レンジで加熱して皮をむいておく。モロヘイヤの葉を塩ゆでして水に晒し、刻んでおく。ガラスープをつくり、海老のむき身とそのスープをくわえて、塩。刻んだモロヘイヤと適当なサイズに切った豆腐を加えてひと煮立ち。なかなか美味しかったぞ。
にんにくの芽とカラーピーマン、豚三枚肉のオイスターソース炒め
ピータン豆腐
石井妙子、2013、『日本の血脈 (文春文庫)』、文藝春秋
昨日の外食の前によった書店で見つけた。外食中から読み始めて、今日読み上げた。
本書は、文藝春秋で連載されていたものを文庫化したものとのことで、小泉進次郎、香川照之、中島みゆき、堤康次郎、小沢一郎、谷垣禎一、オノ・ヨーコ、小澤征爾、秋篠宮紀子妃、美智子皇后の「血脈」について書かれていて、それぞれ取り上げられる人物の性格や社会的位置づけとその「血脈」が関連付けて記されている。望むらくはこれらの人物が取り上げられた共通の根拠、しかも「血脈」がらみで、ということが記されているとさらに、仕掛けとして面白かったのだが、残念ながら、まとめとおぼしき「あとがき」にも触れられていない。
個人的に興味深かったのは、「オノ・ヨーコ」であろうか。彼女に関連のある人物の婚姻は対立する関係を取り結ぶように行われ、それが、世代を超えて、父系母系を越えて繰り返されるというものだ。そして、いずれも、芸術に関連していると述べていることだろうか。今も「ダコタ・ハウス」に「オノ・ヨーコ」が居住しているかどうかわからないが、ジョンの血が流れたニューヨークに「オノ・ヨーコ」が今も居住し創作活動を行っていることの意味を喝破していると解している点だ。面白かった。
2015-08-30 16:56:36 |
読書 |
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全休!
午前中はグズグズと本を読んでは昼寝(朝寝か)!
午後は、整体とメガネの調整(じつは、月曜日の夜、オークランドのパーティーで酔っ払って、メガネを掛けたまま眠り込んでしまい、フレームを歪めてしまったのだ!それ以来、実は、不自由していた)!
クルマの点検のためにディーラーに持って行って、その足で、「焼肉金城」!たらふく、肉を食ったぞ!
Sig's Books Diary: 巨大化する現代アートビジネス 作者: ダニエルグラネ,カトリーヌラムール,宮津大輔,Dani`ele Granet,Catherine Lamour,鳥取絹子 出版社/メーカー: 紀... bit.ly/1VgAIJy
Sig's Books Diary: 不健康は悪なのか――健康をモラル化する世界 作者: ジョナサン・M・メツル,アンナ・カークランド,細澤仁,大塚紳一郎,増尾徳行,宮畑麻衣 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2... bit.ly/1VgAG4s
Sig's Books Diary: 最速の仕事術はプログラマーが知っている 作者: 清水亮 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 発売日: 2015/07/24 メディア: 単行本(ソフトカ... bit.ly/1KcUdku
まずは、出張報告書の作成、書類の確認。
フンギとビーフのリンギーネ:玉ねぎ薄切り、カラーピーマン薄切り、国産肉焼肉用、戻したドライフンギの戻し汁をオリーブオイルで炒める。塩胡椒。フンギの戻し汁、生クリーム。茹でたリンギーネをしっかりと湯切りしてソースと絡める。
サラダ
「Birdman」
2015年のアカデミー作品賞監督賞であったようだ。主人公の内的表象とストーリーがダブルトラックになっていて、また、映画のカットが予想とは違う連続を示すという意味でストーリーと映像表現がともに興味深い。バードマンという役でスターになった俳優の復活劇(復活しようとする試みと逡巡と葛藤)がえがかれるのだが結局のところ、どうなったのだろう。めずらしいアメリカ映画、つまりは、ヨーロッパ映画的に象徴的なシーンが繰り返し現れ、ストーリーは輻輳するという意味で、それらしくない。
「Strangerland」
オーストラリア映画には、意識しているかどうかわからないが失踪や放浪というオーストラリア人のエートスが繰り返し現れる。主要人物の失踪や放浪が映画の重要なトピックとなってしまうのがオーストラリアのひとつのタイプかもしれない。また、乾燥したサバンナや先住民のアボリジニが何かしらバックグラウンド・ストーリーとして絡んでくるのも特徴のひとつだ。また、映画の作り方からすると、最後のシーンが思わせぶりで、何を言いたいのか、観衆に委ねてしまう傾向がある。この「Strangerland」もまた、これらの条件に当てはまる典型と見える。ただ、ハリウッドに進出したニコール・キッドマンの主演になるということが、どうなんだろう。キッドマンのオーストラリア回帰ということなのか。
オーストラリア映画ではたとえば、「ウォークアバウト」(1971年)を思い出した。この映画では、白人の少女とアボリジニの少年のすれ違いをえがく。また、「ピクニク・アット・ハンギングロック」(1975年)では、寄宿舎からの少女たちの失踪事件がえがかれるのだが、いずれも、オーストラリアの景観と先住民が係る。「Strangerland」もこのタイプの作品の一つで、しかしまあ、ハリウッド女優となったニコール・キッドマン(オーストラリア人)が主演というのはなんとも、それらしい。
というわけで、映画は、相当文脈依存であり同時に、相当文脈飛躍をしている。なぜ、オーストラリアのリモートの町で砂嵐であるのか。また、セッティングは現代なのだ。主人公たちは、セックスレス夫婦、よそ者、田舎町の保守性、しかし、世代隔離(若者と親世代とは認識に大きな隔たりがある)。とんでもなく、色っぽい姉と夜間徘徊癖のあった弟が失踪する。事件が背景にある(若者が絡む。くしくも、この2015年8月に起きた大阪での中学生の夜間徘徊と関連した殺人事件が思い起こされる)と想像される。アボリジニの若者が何らかの関わりがありそう。また、その母や祖母が、アボリジニのレインボーサーペント伝説を持ち出し、映画のなかに繰り返しオーストラリアの荒涼とした印象の景観として繰り返し描かれる。
また、姉が残したノートのメッセージに引き込まれた母(ニコール・キッドマン)の裸体のサービス(遠景でぼかしが入る)がある。母は娘の残したメッセージに惹かれた砂漠で衣服を脱ぐ。なんというか、安直な設定ではっきりいってこれは、駄作ではないかと思う。オーストラリア映画のセオリーを踏んでいるのだけれど、だから?というところなのだ。オーストラリア映画分析家(いれば、いいな!)に題材を提供してくれたといえよう。
話はちがうが、1984年、オーストラリアに始めていった頃、中央砂漠のアボリジニの町の一つキントーに向かおうとしていた、しかし、折り悪く、そのキントーに「放浪していた」アボリジニが現れたのだ。「ファーストコンタクト」(1788年のオーストラリア植民の後、先住民のアボリジニとファーストコンタクトを重ねてきたのだが、そのファーストコンタクトの可能性も限りなく減っていた)かもしれないというので、外国人の我々は、キントーへの入域はかなわなかった。実のところ、かれらは、一旦は白人とのコンタクトの後、砂漠に消え去った人々の一部だったという。だから、厳密な意味ではファーストコンタクトではなかったらしい。しかし、放浪の間に生まれた子供にとってはファーストコンタクトであったという。
数年経って、ディンゴ殺人事件が起こった。砂漠でキャンプをしていた白人夫婦の子どもが失踪し、その原因が野生犬のディンゴの仕業(乳幼児をさらって食い殺すという所業)であったというのだ。結局のところ、親が子供を殺そうとしたのか、遺棄しようとしたということになって、母親が逮捕され、また、ディンゴは子供を殺さないと云う結論になったものの、この裁判はえらく長期化したと記憶している。
「Thunderbirds are go」
帰国してすぐの29日土曜夜に吹き替えでNHK総合で放映されていた。
わたしは、個人的にはパペットのサンダーバードの世代で、アニメ担った今回作品は、なんか、逆に違和感がある。奇妙なものだ。
16日からのオーストラリアとニュージーランドへの出張、気分としてはずいぶん毎日が長く感じたのだが、現地10泊だった。
オークランドで現地5時に起きて、8時40分発の便で成田に順調に着陸。日本時間で16時過ぎだったのだが、乗り継いだ中部国際空港行きのANA便、荷物の積み込みに時間がかかり、そのせいかどうか、タラップを離れてから離陸までに1時間を要するという始末。以前も同様のことがあった。
名鉄で金山に出てタクシーで帰ったのだが、個人タクシーの運転手さん、今年70歳になられると。悠々とタクシー稼業を楽しんでおられている様子。車中話が弾んだ。
夕食は家内が用意してくれていた。
鰆の塩焼き
小松菜とアゲさんの炊いたん
いちご煮ご飯(留守中、妹が旅行先から送ってきてくれたらしい)
浅漬(茄子と胡瓜)
Sig's Books Diary: Maori and the Parliament: Diverse Strategies and Compromises 作者: Maria Bargh 出版社/メーカー: Huia... bit.ly/1JVUp7u
Sig's Books Diary: Colonising Myths - Maori Realities: He Rukuruku Whakaaro 作者: Ani Mikaere 出版社/メーカー: Huia Pub... bit.ly/1IcKlQ5
今回の出張最後の日(丸一日の帰国のフライトが残っているが)、11時にNewmarket駅近くのNZIIUを訪ねて、そのまま、AISに移動、施設案内と情報交換。
昼過ぎにCityに戻ってきて、美術館近くで昼食。15時にAUTのInternational Officeを訪問。これで、予定終了。
一旦宿に帰って、ビールを飲んでから19時に夕食に出る。今夜はCafe Hanoiというところに行こうかと思っていたが、流行っている店の上に予約を取らないというのであきらめ、昨夜行こうかと考えていたTouquetというビストロ。
豚と鴨のテリーヌ、ラム肉のグリル&ブレーズ。デザートにカルトタタン。
この店の場所は、かつてはMerlot Cafeといって時々行ったのだが、去年、店が変わっていたことを記憶する。なかなか良いので、リピートできそうだ。
Top Upという言葉: 今、ニュージーランドのオークランドにいて、先週1週間はオーストラリアのブリスベンとシドニーにいた。両国では、ロックフリーのiPhoneと3Gのモバイルアクセスポイントにそれ... bit.ly/1IbEqe4 Sig's View
昼前に友人のHAが宿に迎えに来てくれて、時間待ちでしばらく玄関口で話し、AUTのSchool of Hospitality + Tourismの附属施設で、学生がスタッフや運営に携わるという”PIKO” レストランでAUTのスタッフのABを交えて三人で昼食。その後、ABの部屋に移動して紹介先をチェックしてくれる。
AUでHAと来年の再会を約してわかれて、宿に戻る。
夕食は一年に1回は行くO'Connell St Bistroに。烏賊のフライとヴェニソンのグリル。
AUT におけるMSさんの表彰式の後のパーティ。
たまたまだが昨年も来た。立食ではなくめいめいに 運ぶので、一品一品おいしいが、しかし、和食だな…フュージョンフレンチとあるが。
NZ人4人を含め、11人。