レッズ 社長交代で

4月3日に藤口社長の退任が発表された。

昨シーズンの混乱の原因でもあったし、当時は辞任を求める声が多数を占めたが、

クラブ改革を優先し、留任（というか期間内継続）。

責任を取らない姿勢に批判もあったが、投げ出さないだけいいと個人的には思っていた。

改革としてTDの設定に新監督選定に当たっても軸を決めて進めてきた。

チームもシーズン始まって『これから』という時に社長交代は少なからず影響があるのでは？

一方で藤口社長は既に昨シーズン後半時点でこの時期での退任を意識し、それまでに

出来ることを全力でやってくれたのではないだろうか。

いろいろと問題もあったが、今後につながる道筋を作ったことに感謝。


◆オフィシャル掲載の藤口代表コメント

いつも熱いサポートを頂き、ありがとうございます。
本日行なわれました定例取締役会におきまして、来る４月２４日の定時株主総会をもって
退任することになりました。
役員の体制は変わる事になりますが、発足から今日までそうであったように、浦和レッズがこれからも、
ファン・サポーター、ホームタウンのみなさまとともに歩んでいくことに、何ら変わりはありません。
クラブスタッフ一人一人が浦和レッズの一員としての自覚を持ち、より地域とのコミュニケーションをはかり、
レッズを愛する全ての人が誇りを持てる、そうしたクラブ作りを進めています。
そしてトップチームについては、信藤ＴＤ・フィンケ監督の体制のもと、新しい確固とした
レッズスタイル『人もボールも動く夢のあるフットボール』の実現を目指し、ベテランから若手までチーム全員が、
日々の練習の中でお互いを高めあい、成長を続けています。
特に、アカデミーから育った選手がトップチームでの出番を勝ち取り、スタジアムに新たな楽しみを
提供してくれていることは、私自身もファン・サポーターのみなさまも長く願っていたことです。
今後もレッズのＤＮＡを持って育った選手達の飛躍には、大いに期待したいと思っています。

今、チームは「新しい旅」に出て、一歩一歩着実に前に進んでいます。明日の大分戦も、
チームがまたひとまわり成長した姿を見せて、試合後にみなさまと笑顔で喜びを分かちあえる事を、
心から願っています。

浦和レッズ　代表　藤口光紀



そしてお決まりの試合後、ゴール裏で。

サポからするとやはり「シーズン開幕直後の交代はクラブ・サポーター無視」と

受け取れてしまう。

新社長がチームを混乱に陥れないように切に願う。





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輝く『レッズ・山田直輝』 ｖｓ大分トリニータ

アレックス、スタメンで復活。

出来る状態になっていることは記事にもなっていたし、ナビ杯ではベンチにも入っていたから、

ないことはないけど、いきなりのスタメン復帰は昨年のことがフラッシュバック・・

15分でパンクしないように願う・・


2009年4月4日(土) 第4節 ＠埼玉スタジアム
◆試合結果
浦和レッズ１－０（前半１－０）大分トリニータ
得点者：42分オウンゴール
入場者：45,542人


【現地観戦記】

多分、現地にいた人のほとんどが『山田直輝』のすごさを知った。

第3節ジュビロ戦でも希望として書いた『山田直輝先発、左オフェンシブMF起用』が実現。

パフォーマンスは最高だった。運動量の豊富さ、守備では危険を感じれば最終ラインのカバー、

攻撃ではゴール前までの飛び出し。前後のつなぎを一人でこなし、彼の存在がチームの攻守を活性化した。

それは前後分断サッカーを一人で紡いでいた長谷部誠のようであった。

一シーズンを乗り切れるだけのスタミナがあるのか不安だが、今後も直輝の活躍に期待！

ゲームは1-0のオウンゴールと寂しいものではあったが、内容はかなり良くなったのでは？

相変わらずの横パスの多さはあるが、縦パスも増えたし。あとは積極的にシュートを。

攻撃のアクセントになったのが今日復帰のアレックス。供給するボールの質の高さを見せた。

徐々にコンディションも上がるだろうが、アレックスのサイドを集中的に攻撃の基点として

攻めて来るチームが出てくるだろう。その際の対応（守備）がどの程度できるのか？


全体としてはポゼッション高くても10本のシュートはホームゲームとしては少なすぎる。

相手のシュートを3本に抑えたのは見事だが。

でも次への期待が膨らむ一戦だった。（去年にはなかったなぁ）









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