マー坊のあしあと。

ランニングと食べ歩き中心の生活履歴

旧東海道を行く 保土ヶ谷宿~戸塚宿

2013年02月17日 | 旧東海道を行く
◆4番目 保土ヶ谷宿

 
相鉄線天王町駅を過ぎると(改札前が旧東海道…)帷子橋跡というのがあります。

川はすでになく公園になっています。



この公園の脇に保土ヶ谷宿の説明板がありました。


 
問屋場跡



高札場跡


 
金沢横町道標四基


 

本陣跡 ここの石には「保土ヶ谷宿」とあります。では一部「程ヶ谷」表記があったりしますが、これはいったい?


  
脇本陣(藤屋)(水屋)跡 藤屋の方は隣に建っている廃屋の方かな?


 
旅籠屋(本金子屋)跡


  
一里塚跡・上方見附跡 ここで保土ヶ谷宿は町はずれとなります。

権太坂に向けて徐々に上り坂となっていきます。


 
駅伝コースとお別れ(保土ヶ谷宿本陣からのわずか1km程度だけでした)


 
権太坂 旅人が近くの老人にこの坂の名前を問うたところ、耳の遠かった老人は自分の名前を聞かれたと思い、

  「権太」

と答えたことから「権太坂」という名称になったとか。(俗説の一つ)



そのエピソードは近くの小学校前にも絵付きでありました。



坂を上り切ると遠くに富士山を望むことが出来ました。


 
境木立場跡 坂の続くこの辺りで休憩場所、また富士山を眺めることができるということもあったようです。


  
保土ヶ谷から戸塚の間 武蔵国と相模国の境がこの辺りということのようです。



この辺りの史跡の紹介がされています。こういうのは非常にありがたいですね。


 
焼餅坂 権太坂とこの坂が江戸を発って最初の難所ということでこの辺りに茶屋が多くあったようです。

その茶屋では焼餅が売られていたことが由来だとか。



坂の中ごろ


  
品濃一里塚 なんとか両側の塚が維持されております。焼餅坂を下った後すぐに上り、上り切ったところ。


 
東戸塚あたり。品濃一里塚を上り切ると富士山が見えます。



この富士山が見えるあたりは「品濃坂上」で江戸から京に向かった人にとっては戸塚までもう一息のところ。

昔の人は1日で10里を目安に歩いていたことを考えるとかなりの健脚ですね。

それを毎日歩いて行ったわけですから。体重は軽かったでしょうし、未舗装路で脚の負担は少ない?

いや、草鞋では…

明治初期のこのあたりの写真ついていますが、このまま残されていればよかったのにと思うほどです。



国道1号線を横切ります。

が、その後再び1号線に合流して進みます。



不動坂交差点。一番右が新道で車専用。駅伝コース。真ん中が国道1号で戸塚駅へ。左が旧東海道です。



門がいいですね。


 
Volksのところに江戸方見附跡があります。ここから戸塚宿になります。



◆5番目 戸塚宿

 
宿に入ったところで吉田の一里塚跡がありました。


 
逆光になってわかりづらいですが吉田大橋です。安藤広重の浮世絵とともに。



戸塚駅前です。本日はここまで。次回はここから戸塚宿内の残りを見ながらスタートしたいと思います。



◆旧東海道を行く
  第1回:2013年2月17日(日) 日本橋~品川宿~ 川崎宿~神奈川宿~ 保土ヶ谷宿~戸塚宿
  第2回:2013年3月3日(日) 戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~ 大磯宿~小田原宿
  第3回:2013年2月9日(土) 小田原宿~ 箱根宿~三島宿
  第4回:2013年5月3日(金・祝) 三島宿~沼津宿~原宿~ 吉原宿~蒲原宿
  第5回:2013年5月4日(土) 蒲原宿~由比宿~興津宿~ 江尻宿~府中宿~丸子宿
  第6回:2013年5月5日(日) 丸子宿~岡部宿~ 藤枝宿~島田宿~ 金谷宿~日坂宿
  第7回:2013年12月21日(土) 日坂宿~掛川宿~袋井宿~ 見附宿~浜松宿~舞坂宿
  第8回:2013年12月22日(日) 舞坂宿~新居宿~ 白須賀宿~二川宿



五街道シリーズ
旧東海道を行く 日本橋~
旧中山道を行く 日本橋~
旧日光道中を行く 日本橋~
旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
旧甲州道中を行く 日本橋~



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