すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

美しくて正しく、誰も反対できない

2005年07月26日 | 読書
「個性」も「自由」も正しく美しい言葉であるが故に、未だに定義さえできていない曖昧な言葉である。その曖昧さは研究も実践も進展させないだけでなく阻害する場合が多い。この美しくて正しく、誰も反対できない言葉を振り回す教条主義からさようならしなければならない時がきた。
酒井臣吾「学校マネジメント2005.8」(明治図書)


超のつくビックワードは、何も語らない。
何も語らない言葉を振り回す人々の
なんと没個性で、なんと不自由なことよ。
「個性も自由も認めない」と言い切れたのは
いずれも個性的で、自由な方々であった。