すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

これがほんとの最後の…

2020年12月20日 | 雑記帳
 一昨日「今年最後の読み聞かせ」と書き、アップしてから、そうだ今日もイベントで読むのだと思った。昨年から始めた「こどもブックフェスタ」で読み聞かせはサークルの方々がいらっしゃるので、私はクイズとゲーム担当をすることにしていた。しかし2年続けて「冬のクイズ」ではないなと絵本を使うことにした。


 絵本を読み聞かせ、そこからクイズを作って答えてもらう形だ。前後はふつうの読み聞かせなので、こうした変化球もいいだろう。選書には悩んだが、閉架書庫を探して見つけた『ゆめのゆき』というエリック・カールの作品にした。適度な長さでクイズをつくるのには都合がよいし、他の発表とも内容が重ならない。


 PPTに取り込み、PC操作してくれる職員とも打ち合わせた。簡単にリハも行い、まあ大丈夫だなという感触はあった。これが正真正銘の最後の読み聞かせになるな、と思っていたら、当日の開会直前にちょっとしたアクシデント。私の出番の前に「大型絵本」を読む方に急用が生じピンチヒッターを依頼された。


 『トラネコとクロネコ』(宮西達也)である。実はこの大型絵本は少し前に某小学校で読み、面白かったと勧めた経緯もあった。もはや観客の皆さんが入り始めた時間だったが、軽くさあっと目を通すぐらいはせねばと、若干焦った。2匹の会話のやりとりが主なので、声の調子を換えるタイミングを間違わないことだ。

 こどもブックフェスタ無事終了

 まずは無難にこなすことができた。続けて担当の「絵本クイズ」の読み聞かせに入る。こちらは少し落ち着いたトーンを感じさせるよう意識できたと思う。

 イベントの感想紹介

 頭の隅に常にコロナ禍があり、またそれに大雪も加わり、不安の中での開催だったが、それなりに集客でき、中身もまずまず満足できるものになり、嬉しかった。