すぷりんぐぶろぐ

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まさに一陽来復を願う日

2020年12月21日 | 雑記帳
 今の家を建てたのが2004年、その時に一緒に一台分のカーポートを玄関先に作った。積もったら割とこまめに雪下ろしをしていたと思う。毎年のことなので、あまり積もらないうちにやった方が、後々楽になると身体で理解していたからだろう。そして去年は初めて一度もカーポートの上に上がらない冬を過ごした


 そして今年、この雪である。丸々一週間降り続いた。窓から嵩を増す雪を眺めながら、今日は仕事も休みだしやらなければと思った。幸いにも昨日までとは少し降り方も違うようである。脚立を使って上がると予想以上に多い。これは新記録だなと思う。これは撮っておこう…とまだこの辺りは余裕が少しあったが…。



 昨年、一度も上がっていない(もちろん屋根にも)ブランクなのか、いやいや齢相応ということだ。すぐ息がきれる。「息たえだえ」という慣用句はオーバーな表現だが久しぶりに思い出した。車で通りかかった知り合いにも「齢を考えてやれよ」と激励される。そうだよなあ、あと何年こんなふうにやれるのだろうか。



 一瞬だけ見えた青空を気持ちいいとは感じるが、すぐにまた降り出し黙々とした作業に心を切り替えた。いつもなら1時間程度の作業だったが、今回は物置等もやったこともありなんと3倍を要した。いやあ今年の冬至は、感染症のこともそうだが、まさに「一陽来復」を願う日となった。南瓜もしっかり食したい。