すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

デビューの不安と期待

2021年03月05日 | 雑記帳
先月末役場から届けられた「介護保険被保険者証」(と一緒にもちろん納入金額の説明、予告文書)を見て、改めて「高齢者デビュー」するのだなと思った。自分史上、身体を鍛える期間はあまりなかったし、気分だけグルメ暮らしを続けてきたので、健康年齢はかなりの高齢になっている点は了解済み。そう言えば…。


 「70代のような胃の中だな」と近所の医師から言われたのは、今から30年前。まあそれで喫煙習慣を止めたので、その進行は食い止められたかもしれない。しかしいわゆる生活習慣病と付き合う投薬生活は長い。今のところは、アルコール禁止を言い渡されていないが、いつか来るのかと不安だらけのデビューである。


 一方精神面では、高齢者としてはランキングの高い位置である別名「ご隠居さん」の境地にはほど遠い。非常勤とはいえ仕事に就いていることもあり、短気を起こしたり、小さな失敗を引きずったりしている。ただ適度なストレスが心をブラッシュアップするような感覚は持てる。これはいい傾向ではありますまいか。


 さて、デビュー記念(笑)として副題を変えた。「桜と絵本と豆乳と」…好きなものを選んで並べた。坪内捻典さんの本に「自分への仕掛け」は限定した方がよいという文言があり共感し、挙げてみた。別にこれから専門家や研究者になるわけではない。しかし選んだ訳はある。少し意識して接する生活で新味を求めたい。


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