「恋ちゃんはじめての看取り」國森康弘/写真・文
こんな本があるのか、と驚いた。
子ども向け、『看取り』写真絵本。
2012年 第22回 けんぶち絵本の里大賞受賞。
ばあちゃんの看取りを、恋ちゃんの立場から絵本にしている。
最前列の少女たちは、正座している
写真なので、とてもリアル。
【ネット上の紹介」
琵琶湖の東側に開けた滋賀県東近江市。その山沿いにある甲津畑という集落に、小学5年の恋ちゃんが、大好きなおおばあちゃん、竹子さんと住んでいました。おおばあちゃんは92歳。90歳を過ぎても毎日のように畑仕事をしてきたおおばあちゃんも、急にからだが弱くなり、一週間ほど前からはふとんから出られなくなってしまいました。元気になってほしいと恋ちゃんは毎日おおばあちゃんの手をにぎり、うれしかったこと、悲しかったこと、いろんなことを話しかけました。もっと、もっといっしょにいたかったけど…。