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「ひょっこ茶人、茶会へまいる。」松村栄子

2018年01月27日 21時20分47秒 | 読書(エッセイ&コラム)


「ひょっこ茶人、茶会へまいる。」松村栄子

松村栄子さんのお茶エッセイ。

最初にお茶の先生を訪ねるときの作法
P47
〈束脩〉と書いた奉書の封筒にこれこれの金額と自分の連絡先を書いた紙を入れて、これくらいの大きさの菓子折に載せて風呂敷に包んで持っていきましょうと指示してもらったその具体性が、わたしにはどれほどありがたかったかしれない。(そんなこと、今でもしてるの?!)

着付けについて
P201
女性はウェストで帯を巻くが、男性はおへその下に巻く。

上賀茂神社の〈神馬堂〉の〈やきもち〉について
P208
噛みつく場所によってお餅が柔らかかったり焼けてパリパリしていたり、その素朴さが粒餡の味をいっそう引き立てるのだ。

【ネット上の紹介】
京都で紛れ込んだ正式なお茶会。そこには、当然のように作法をこなす小学生の男の子がいた。一方、自分の手には、ティッシュまみれになったお茶菓子が…。このままじゃいけない。一念発起して茶道の門を叩いた著者が、素人ゆえの無邪気さで描く、茶道ほのぼのエッセイ。
第1章 茶の湯はこわくない!?(お茶は気取ったおばさまたちのものか?
たかがお辞儀、されど… ほか)
第2章 ひよっこ茶人、茶会へまいる。(お茶会というもの
初めてのお茶会 ほか)
第3章 ひよっこ茶人、ちょっと開眼。(利休の茶の湯、理系な茶の湯。
男の茶の湯 ほか)
第4章 ML茶の湯ワンダーランド(男の着物教室
お菓子の世界は甘くない。 ほか)
外伝 ひよっこ茶人のお茶会十番勝負(1K茶会―異空間創造
追い出し茶会―道具はなくても ほか)
付録 ひよっこの茶道流派調査