作詞家、星野哲郎さん死去のニュースを聞いて、オーネットコールマンを連想しました。
私のずっと昔の青春時代に、純文学の中上健次がヒットしていました。「岬」で芥川賞を取ったのが76年、以来ブームと言ってよい程、中上健次の新作は必ず本屋の店先に積み上げられるようになり、その数冊を私も手にとりました。正直、私は若すぎてその良さが十分わかりませんでしたが、その後、「破壊せよ、とアイラーは言った」というエッセイを読んで、フリージャズに理解のある人なのだと思って妙に親近感を持ったのでした。アルバート アイラーは早く死に、フリージャズの騎手であったオーネットコールマンは、今では、すっかり丸くなりフリーは止めて久しいようです。若者はエネルギーに惹かれますから、フリージャズができるのは若さの特権でしょう。どういう事情なのかよく知りませんが、中上さんはジャズファンであるだけでなく、都はるみのファンでもあり、都はるみに関する本を何冊か書いています。確かに、演歌歌手というカテゴリーで見れば、都はるみは飛び抜けてユニークな歌手でしょう。デビュー前は、浪曲と民謡、バレエと日本舞踊をやっていたそうです。星野哲郎さん作詞の「アンコ椿は恋の花」がヒットしたのは1964年。もちろん、私はリアルタイムでは知りません。普通のおばさん時代を挟んで、以後の活躍はご存知のとおり、今年は紫綬褒章を受賞されたそうです。演歌とカントリーは聞かない私でも、都はるみが歌がうまいのは分かります。都はるみならプッチーニのアリアを歌うところを聞いてみたいです。中上健次は1992年にガンで死去。当時40歳代のはずで、そのニュースに私はとても驚いた記憶があります。あいにく、中上さんの都はるみ論は読まずじまいで、都はるみとフリージャズとのつながりも不明なままです。
知り合いの知り合いを辿っていけば、7人目以内には世界中の総ての人と間接的に知り合いであるという話がありますが、私の連想での星野哲郎さんとオーネットコールマンの間には、都はるみ、中上健次、アルバートアイラーの3人が入っていたというわけでした。
さて、日本の政治の悪口でも。悪口をいうことが多すぎて、どれから初めて良いのやらわかりません。柳田法相のとんでもない失言、(冗談にはきこえません)。前の千葉さんにしてもヒドかったですが、こんな連中が法相をやっていたのでは、指揮権発動などありえないでしょう。日本がいつまでたっても法治国家にならないのもムベなるかなです。あと数日前にはエダノ氏の切腹ものの発言。民主党政権の掲げた「政治主導」が機能していないとの批判が出ていることについて、「与党がこんなに忙しいと思わなかった。政治主導なんてうかつなことを言ったから大変なことになった、、、 」と言ったそうです。
開いた口が塞がりません。アホ丸出しのコメントですね。お家断絶ものです。しかし、正直もののようですから、まだ空きカンや赤い狸よりはましですか。
世論調査の数字は電通がでっち上げているという話もあり、ネットの調査の方がより正確なようですが、そのでっち上げの支持率でさえ30%を切った空きカン内閣。とあるネットでの支持率調査だと、不支持率が98%以上が少なくとも1ヶ月以上続いているようです。(http://www.jra.net/ank/online/naikaku.php)グラフを見てみると、一見、支持率の線が無い!。しかし、よく見るとX軸のわずか上に微妙に振えている線がありました。こんな悲しいグラフみたことありません。それでもまだ2%弱の人(何と50人に1人も)が空きカンを支持しているというのは驚きです。
また、どこのサイトのデータか忘れましたが、次回の選挙で民主党に入れると回答した人は6%、6割が自民党との回答がありました。つまり、昨年の総選挙では、自民党ではジリ貧だから、一度、民主党にやらせてみようという感じで小沢-鳩山民主党に投票した人々が、とくに鳩山退陣後の空きカン、悪徳弁護士、単純バカや上記の正直者の余りのヒドさに匙を投げ、これならまだ自民党の方がマシだったと思った結果のようです。民主党がダメなら自民党というのが、ちょっと心配です。今の民主は強烈にヒドいですけど、自民党官僚政治のヒドいのもよく分かっているのではないでしょうか。私は国民新党がもうちょっと人気がでても良いと思うのですけど、どうでしょう。小沢氏が外された民主党ではハナシになりませんし、政策では社民党でもいいのですけど、多分、実行力はないでしょうし、自民党と隠れ自民の立ち枯れポンとかみんなの党とか公明党とかでは、やはり日本は沈没。小沢氏の新党立ち上げしか日本沈没を防ぐ手はないのではないかと思うのですが。
さ尖閣諸島問題でのビデオ流出での犯人(?)について、サンケイは逮捕はするべきではない、政府がそもそも映像を非公開にすべきでなかった、などと白々しいことを言っています。
「中国漁船に非があることが明らかな映像を非公開とすることは国益を損ねている。こちらの罪の方が、ずっと重い」
政府が非公開にしたのは、公開するとヤバい映像が映っているからだそうです。この中国漁船捕獲にはアメリカ海軍も参加していたというウワサもあります。4隻の巡視船がよってたかって小さな漁船をいたぶり、相手の進路をわざと横切るように入って、衝突を誘導したというのが真相だと言っている複数のサイトがあります。私もこの映像の一部を見ましたが、撮影者のまったく緊張感のないナレーションは、巡視船の方が衝突を誘ったのだという話を聞くと腑に落ちます。流出した1時間の映像は編集され、ヤバいシーンは省かれているので、あたかも中国漁船が全面的に悪いように見えます。ビデオを全公開すると、サンケイがいうように「中国漁船に非があること」が明らかでなく、「日本の巡視船に非があること」が明らかになるので、全公開できないというのが実情だそうで、それでワザと編集した一時間ものだけを流出させたと考える人もあるようです。テレビインタビューまでしたというこの43歳の犯人とやらは、本当に海保職員なのでしょうか?ヤラセの俳優ではないのか、と私は勘ぐっています。誰か、この人の顔を見て、身元を確認した人はいるのでしょうか?読売のスクープというのもますます怪しいですし。これは全部芝居ではないのでしょうか。この中国漁船の追い込みと意図的な衝突誘導が本当なら、マのつく危険人物が意図的にやった事件であると読む人も多いでしょう(私もその線が5割以上あると思います)。ならば、もちろん、ビデオ流出もこの危険人物が指示してやらせたに違いありません。この人の中国船衝突が起きた時の役職と現役職、これまでの発言を考えたら、疑いは限りなく濃いと思います。サンケイがこの 海保職員を擁護するような論調を出すということは、ウラの連中が反中感情の高まり、うまくいけば日中紛争を望んでいるということでしょう。それは即ち一般国民の不利益であると思います。(今回に限らず、マスコミ、とくにサンケイの主張は国民の不利益を誘導するようにかいてあります。彼らの言う国益とは国民の利益のことではありません)
私のずっと昔の青春時代に、純文学の中上健次がヒットしていました。「岬」で芥川賞を取ったのが76年、以来ブームと言ってよい程、中上健次の新作は必ず本屋の店先に積み上げられるようになり、その数冊を私も手にとりました。正直、私は若すぎてその良さが十分わかりませんでしたが、その後、「破壊せよ、とアイラーは言った」というエッセイを読んで、フリージャズに理解のある人なのだと思って妙に親近感を持ったのでした。アルバート アイラーは早く死に、フリージャズの騎手であったオーネットコールマンは、今では、すっかり丸くなりフリーは止めて久しいようです。若者はエネルギーに惹かれますから、フリージャズができるのは若さの特権でしょう。どういう事情なのかよく知りませんが、中上さんはジャズファンであるだけでなく、都はるみのファンでもあり、都はるみに関する本を何冊か書いています。確かに、演歌歌手というカテゴリーで見れば、都はるみは飛び抜けてユニークな歌手でしょう。デビュー前は、浪曲と民謡、バレエと日本舞踊をやっていたそうです。星野哲郎さん作詞の「アンコ椿は恋の花」がヒットしたのは1964年。もちろん、私はリアルタイムでは知りません。普通のおばさん時代を挟んで、以後の活躍はご存知のとおり、今年は紫綬褒章を受賞されたそうです。演歌とカントリーは聞かない私でも、都はるみが歌がうまいのは分かります。都はるみならプッチーニのアリアを歌うところを聞いてみたいです。中上健次は1992年にガンで死去。当時40歳代のはずで、そのニュースに私はとても驚いた記憶があります。あいにく、中上さんの都はるみ論は読まずじまいで、都はるみとフリージャズとのつながりも不明なままです。
知り合いの知り合いを辿っていけば、7人目以内には世界中の総ての人と間接的に知り合いであるという話がありますが、私の連想での星野哲郎さんとオーネットコールマンの間には、都はるみ、中上健次、アルバートアイラーの3人が入っていたというわけでした。
さて、日本の政治の悪口でも。悪口をいうことが多すぎて、どれから初めて良いのやらわかりません。柳田法相のとんでもない失言、(冗談にはきこえません)。前の千葉さんにしてもヒドかったですが、こんな連中が法相をやっていたのでは、指揮権発動などありえないでしょう。日本がいつまでたっても法治国家にならないのもムベなるかなです。あと数日前にはエダノ氏の切腹ものの発言。民主党政権の掲げた「政治主導」が機能していないとの批判が出ていることについて、「与党がこんなに忙しいと思わなかった。政治主導なんてうかつなことを言ったから大変なことになった、、、 」と言ったそうです。
開いた口が塞がりません。アホ丸出しのコメントですね。お家断絶ものです。しかし、正直もののようですから、まだ空きカンや赤い狸よりはましですか。
世論調査の数字は電通がでっち上げているという話もあり、ネットの調査の方がより正確なようですが、そのでっち上げの支持率でさえ30%を切った空きカン内閣。とあるネットでの支持率調査だと、不支持率が98%以上が少なくとも1ヶ月以上続いているようです。(http://www.jra.net/ank/online/naikaku.php)グラフを見てみると、一見、支持率の線が無い!。しかし、よく見るとX軸のわずか上に微妙に振えている線がありました。こんな悲しいグラフみたことありません。それでもまだ2%弱の人(何と50人に1人も)が空きカンを支持しているというのは驚きです。
また、どこのサイトのデータか忘れましたが、次回の選挙で民主党に入れると回答した人は6%、6割が自民党との回答がありました。つまり、昨年の総選挙では、自民党ではジリ貧だから、一度、民主党にやらせてみようという感じで小沢-鳩山民主党に投票した人々が、とくに鳩山退陣後の空きカン、悪徳弁護士、単純バカや上記の正直者の余りのヒドさに匙を投げ、これならまだ自民党の方がマシだったと思った結果のようです。民主党がダメなら自民党というのが、ちょっと心配です。今の民主は強烈にヒドいですけど、自民党官僚政治のヒドいのもよく分かっているのではないでしょうか。私は国民新党がもうちょっと人気がでても良いと思うのですけど、どうでしょう。小沢氏が外された民主党ではハナシになりませんし、政策では社民党でもいいのですけど、多分、実行力はないでしょうし、自民党と隠れ自民の立ち枯れポンとかみんなの党とか公明党とかでは、やはり日本は沈没。小沢氏の新党立ち上げしか日本沈没を防ぐ手はないのではないかと思うのですが。
さ尖閣諸島問題でのビデオ流出での犯人(?)について、サンケイは逮捕はするべきではない、政府がそもそも映像を非公開にすべきでなかった、などと白々しいことを言っています。
「中国漁船に非があることが明らかな映像を非公開とすることは国益を損ねている。こちらの罪の方が、ずっと重い」
政府が非公開にしたのは、公開するとヤバい映像が映っているからだそうです。この中国漁船捕獲にはアメリカ海軍も参加していたというウワサもあります。4隻の巡視船がよってたかって小さな漁船をいたぶり、相手の進路をわざと横切るように入って、衝突を誘導したというのが真相だと言っている複数のサイトがあります。私もこの映像の一部を見ましたが、撮影者のまったく緊張感のないナレーションは、巡視船の方が衝突を誘ったのだという話を聞くと腑に落ちます。流出した1時間の映像は編集され、ヤバいシーンは省かれているので、あたかも中国漁船が全面的に悪いように見えます。ビデオを全公開すると、サンケイがいうように「中国漁船に非があること」が明らかでなく、「日本の巡視船に非があること」が明らかになるので、全公開できないというのが実情だそうで、それでワザと編集した一時間ものだけを流出させたと考える人もあるようです。テレビインタビューまでしたというこの43歳の犯人とやらは、本当に海保職員なのでしょうか?ヤラセの俳優ではないのか、と私は勘ぐっています。誰か、この人の顔を見て、身元を確認した人はいるのでしょうか?読売のスクープというのもますます怪しいですし。これは全部芝居ではないのでしょうか。この中国漁船の追い込みと意図的な衝突誘導が本当なら、マのつく危険人物が意図的にやった事件であると読む人も多いでしょう(私もその線が5割以上あると思います)。ならば、もちろん、ビデオ流出もこの危険人物が指示してやらせたに違いありません。この人の中国船衝突が起きた時の役職と現役職、これまでの発言を考えたら、疑いは限りなく濃いと思います。サンケイがこの 海保職員を擁護するような論調を出すということは、ウラの連中が反中感情の高まり、うまくいけば日中紛争を望んでいるということでしょう。それは即ち一般国民の不利益であると思います。(今回に限らず、マスコミ、とくにサンケイの主張は国民の不利益を誘導するようにかいてあります。彼らの言う国益とは国民の利益のことではありません)