百醜千拙草

何とかやっています

解散はいつだ

2011-02-25 | Weblog
柳田先生、アルメニアの学会でなかなか興味深い体験を書かれていますが、私は個人的な経験からアルメニア人にはあまり良い印象がありません。私の知っているアルメニアに住んでいないアルメニア人の印象ですから、アルメニアのアルメニア人はまた違うのかも知れませんけど、殆ど例外なく、困難な人々です。文化とか習慣の差なのでしょうから、お互いさまかも知れませんが、水と油ですね。私の知っているアルメニア人は押しが強くて、厚かましく、誠実さにかける利己的な人が多いです。そうでなければ生きて行けないような社会なり環境で身に付いた性質なのでしょうけど、実際につきあいがあると、迷惑な人が多くて困ります。それに、どうも彼らや旧ソビエト圏の人々は、マリファナを吸う習慣があるようで、近辺で吸われるとあのスカンクのようなネズミが死んだような不快な匂いがするので、余計に印象が悪いです。ま、これは偏見なワケですが、「偏見」は本能に基づくある種の防御機構だと私は思っていますので、全く持たないわけにはいきません。偏見の方が「抑止力」よりもマシだと思います。

彼らは、外国に難民のように流れ出て、しかし強い民族意識のようなものがあって固まって生活する人々であり、むしろ虐げられ、差別を受けて来た人々なのだろうとは思います。以前はソ連に支配されてきたわけですし、ずっと虐げられて来たという被害者意識がしみ込んでいるのではないかと想像するのです。気の毒な民族ではあります。日本はアメリカの属国とは言え、戦後はそれなりに豊かな方ではありましたから、生き延びるために、盗んだり、騙したり、殺したり、そういう目にあわずに済んできたわけで、恵まれた環境にいる人間が、一方的な価値観で、アルメニア人は性質が悪い、と非難すべきではないでしょう。衣食足りての礼節ですから。しかし、私は自分の身を守るために、できるだけ価値観を共有できない人々のそばには近寄らないようにしております。恵まれた環境で育って来た人は、同じ人間同士だから分かり合えるはず、と思うかも知れませんけど、現実はもっと複雑なものだと思います。例えば、生き残るためには他人を利用するのが当然という世界から来た人間にとっては、人間の善良性を信じていて偏見を持たないことが良い事だと考えているような人は、いいカモです。あえてカモにされる覚悟がないのなら、そういう価値観の違う人には近寄らないことです。

ところで、私も、半年前まで、空きカンは同じ日本人で小沢氏と同じ民主党員だと思っておりましたが、最近は、アレは人間のように見えるが、実は別の動物なのではないか、と思うことが多くなりました。理屈とか法律とか、私たちの生活の根本にある基準とでもいうようなものを、平気で無視できる人間というのに、私はこれまで余り遭遇した経験がありません。やはり、脳の機能にかなりの異常があるのでしょう。異常性格というのもありますが、コレでしょうか。
 常識では理解できない人間モドキが空きカンという生き物なのですが、いよいよ詰みが近づいて来たようで、現民主党の壊滅と新党結成にむかって一気に流動的になりそうな気配です。小沢氏に対する一方的な処分に抗議して松木大臣の辞任、あいかわらず、昼行灯の岡田氏は「パフォーマンスだ」と強がりを言っているようですが、他に言葉を知らないのでしょうか。いくら昼行灯でも、小沢氏に指導してもらった不肖の弟子、状況が理解できていないわけがないでしょうから、誰かに脅かされてヤケクソになっているのでしょう。
 小沢氏側は民主崩壊に備えて、既に根回しは終わっているとのウワサ。民主分裂した後、現執行部を中心とするグループは野党からも国民からも誰からも相手にされずにサヨウナラ、一方、小沢、鳩山の民主党Aは野党との連立やあるいは一気に政界再編を通じて再び主導権を手に入れる計画を着々と練っているという話。私、この辺りで亀井大明神がでてきて、空きカン一派に引導を渡して、政界再編を主導するのではないか、と想像しているのですけど、どうでしょう。

さっき、内田樹の研究室を見たら、悪徳弁護士、マエハラ氏、細野氏らと昼メシを食べて、露骨な質問をしたとの話。(http://blog.tatsuru.com/2011/02/24_2007.php)

ここで公開できないのがたいへん残念なのであるが、解散は●月。選挙の結果は●党の辛勝。むろんそのあと合従連衡の政界再編が始まる。なんとその場合の与党勢力は反●派連合というかたちで組織されるのではないかというのが仙谷さんの予測であった。


悪徳弁護士が解散を予測とのこと、私は空きカンの辞任か総辞職で3月を乗り切るつもりだと思っていましたが、となると、やはり解散は3月ですかね。ウソ言っている可能性も高いですけど。でももしそうなると、総選挙では民主党は惨敗するでしょうし、まさか自民に戻るとも思えませんから、みんなの党などに票が分散することになるでしょう。選挙では小沢-鳩山派の民主党Aは生き残る可能性があり、その数で民主党がかろうじて第一党に残るのでは、と思うのですが。悪徳弁護士は、与党勢力が反小沢は連合で組織されることを望んでいるのでしょうが、こういう筋書きだとそれはあり得ないし、解散総選挙は、空きカン一派に対する総括を求められることになる訳で、その時は、小沢派がその中枢を握ることになるはずだと私は予想します。
コメント
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