日本人は握手は普通せずにお辞儀をします。お辞儀でも相手の意図を読み取ることはそこそこできますが、握手だともっと直接的に相手の気持ちがわかります。目を見て強く握り返す人、ニコニコしながら手を降ってくる人もいれば、手は添えるだけの人もいます。政治的な局面での握手となれば、さらに複雑な事情が関与するでしょう。
アベ氏と習氏との握手に違和感を感じた人は多かったようです。如何に自国の利益の拡大を戦争抜きで図るかという外交の目的についてアベ氏はどれほど理解しているのか大変疑問です。
続 壺 齋 閑 話 の日中首脳の握手から
日中首脳会談。
お前ではダメだ、オザワを出せ、ということでしょうな。
東京新聞、筆洗から
とはいうものの、狭量さはしっかり伝わります。腹の中で何を思おうと自由ですが、「外交」という駆け引きの場では、握手ぐらいは、しっかり相手の目を見て、にこやかに強く握ってもらいたいです。大人ですから。
もひとつついでに、国内の話。岩下おじさんからの「衆院解散についての解説:止まらない解散風の真相」。(強調は筆者)
アベ氏と習氏との握手に違和感を感じた人は多かったようです。如何に自国の利益の拡大を戦争抜きで図るかという外交の目的についてアベ氏はどれほど理解しているのか大変疑問です。
続 壺 齋 閑 話 の日中首脳の握手から
写真(APから)は、昨日(11月10日)北京で行われた日中首脳会談を前に、安倍晋三、習近平両首脳が握手する場面を映したものだ。これを見て異様な感じを抱いたのは筆者のみではあるまい。両首脳ともぎこちないというか、不如意というべきか、要するに喜んで握手しているようには見えない。
安倍総理は、日中関係の現在のあり方は世界中から注目されていると言ったそうだが、彼の言う世界とはアメリカのことだろう。
なにしろ日中が本格的な軍事衝突に入るのを最も心配しているのは、日中の当事者ではなく、第三者のアメリカだというのが、今の笑えない現実だ。
安倍総理は、日中関係の現在のあり方は世界中から注目されていると言ったそうだが、彼の言う世界とはアメリカのことだろう。
なにしろ日中が本格的な軍事衝突に入るのを最も心配しているのは、日中の当事者ではなく、第三者のアメリカだというのが、今の笑えない現実だ。
日中首脳会談。
会談に先立って両首脳が顔を合わせた場面では、「お会いすることが非常にうれしい」と述べた安倍首相に対し、習主席は笑顔を見せず、無言だったことが報じられており、"笑顔なき握手"と評するメディアも。
お前ではダメだ、オザワを出せ、ということでしょうな。
東京新聞、筆洗から
外交の舞台においては、握手というしぐさ一つに大きな意味が込められることがある。その象徴的な例として、駐仏大使などを務めた小倉和夫氏が、一九七二年にあったニクソン米大統領の歴史的訪中での一場面を挙げていた▼空港に出迎えた周恩来首相は背筋をピンと立て、大統領の方にあまり歩み寄らず、手も大きく差し出さなかった。かといって、冷たい印象を与えるわけでもない。実に微妙な態度であったという▼これは<反共主義者として中国と対立していたニクソンを迎え入れることは、決して米国におもねるものではなく、あくまでも戦略的な、冷静な判断に基づくものであることを、世界に示そうとしたもの>だと、小倉氏は指摘していた(外務省発行『外交』誌14号)▼きのう三年ぶりに日中の首脳が会談したが、二人が握手を交わす態度も「実に微妙」であった。習近平氏の手にどれほどの力がこもっているのだろうと、思わせるものだった▼話をニクソン訪中の昔に戻せば、周氏には握手をめぐる屈辱的な思い出があった。一九五四年に米国務長官と会った際、握手を拒否されていたのだ。そういう過去を知っているからこそ、ニクソン氏は自ら歩み寄って、手を差し出したそうだ▼たかが握手、されど握手。日中という隣り合う大国の首脳が、どんな形にせよ握手をしたことに、外交の妙味があるのだろう。
とはいうものの、狭量さはしっかり伝わります。腹の中で何を思おうと自由ですが、「外交」という駆け引きの場では、握手ぐらいは、しっかり相手の目を見て、にこやかに強く握ってもらいたいです。大人ですから。
もひとつついでに、国内の話。岩下おじさんからの「衆院解散についての解説:止まらない解散風の真相」。(強調は筆者)
なぜ急に解散風が吹き出したかと問われれば、急にではなく財務省の熟慮の上での解散風であると言わざるを得ない。、、、
予算の年内編成をぎりぎり間に合わせるには11月中に仕方なく消費税一年半先送りを決定する代わりに、来年の一年半さき2017年4月には消費税が絶対実行が確約されてなければならいことになる。
ところが衆院議員の任期は2016年12月までしかないから、2017年の実行という担保がされていない。、、、
したがって、12月の早い時期に解散総選挙を行い2018年までの政権維持を確保するべきである。、、、というのが財務省の理由である。、、、
総選挙によって国民の信任を得たという「錦の御旗」を得て、フリーハンドを持つしかないだろう。しかもこれから 四年間。
ならば、野党の足並みがそろわず、国民が「まだ」目覚めていない「今」しかないと考えるのは当然だろう。、、、
ほかの解散の理由はテレビで御用評論家のいい加減なご高説を賜っておけばいいと思うが、要は政治家とか権力闘争に原因があるのではなくて、税収の伸びにしか関心がない「大蔵官僚のそろばん勘定」にしたがって政局があるという「事実」を忘れてはならない。
とりあえずここで選挙をやると思い切り投票率は下がるだろうし、国民の無関心がこそが「パワー」の源泉である自民ナンミョウが勝利するであろう。国民は自ら招いた不幸を再びしょい込みさらにあと4年間塗炭の苦しみにあえぐはずである。自己選択の責任は自分で取るしかない。
、、、
「選挙に行かないのは適当な人かいないから?」
バカ言ってはいけない自民ナンミョウ以外なら猿でもなんでもいいから投票するしかないのである。、、、
「政治に倦んで棄権する」というインテリを気取った馬鹿者は、結局自民ナンミョウの応援団なのでありことを自覚してほしい。、、、
この際、与党以外なら親の仇でも構わない、憎んでいても、「共産党」でも仕方ないから選挙を棄権してはならないと思っている。
どうせ今の間接民主主義を革命で変える勇気も力もないのだから、、、、。
予算の年内編成をぎりぎり間に合わせるには11月中に仕方なく消費税一年半先送りを決定する代わりに、来年の一年半さき2017年4月には消費税が絶対実行が確約されてなければならいことになる。
ところが衆院議員の任期は2016年12月までしかないから、2017年の実行という担保がされていない。、、、
したがって、12月の早い時期に解散総選挙を行い2018年までの政権維持を確保するべきである。、、、というのが財務省の理由である。、、、
総選挙によって国民の信任を得たという「錦の御旗」を得て、フリーハンドを持つしかないだろう。しかもこれから 四年間。
ならば、野党の足並みがそろわず、国民が「まだ」目覚めていない「今」しかないと考えるのは当然だろう。、、、
ほかの解散の理由はテレビで御用評論家のいい加減なご高説を賜っておけばいいと思うが、要は政治家とか権力闘争に原因があるのではなくて、税収の伸びにしか関心がない「大蔵官僚のそろばん勘定」にしたがって政局があるという「事実」を忘れてはならない。
とりあえずここで選挙をやると思い切り投票率は下がるだろうし、国民の無関心がこそが「パワー」の源泉である自民ナンミョウが勝利するであろう。国民は自ら招いた不幸を再びしょい込みさらにあと4年間塗炭の苦しみにあえぐはずである。自己選択の責任は自分で取るしかない。
、、、
「選挙に行かないのは適当な人かいないから?」
バカ言ってはいけない自民ナンミョウ以外なら猿でもなんでもいいから投票するしかないのである。、、、
「政治に倦んで棄権する」というインテリを気取った馬鹿者は、結局自民ナンミョウの応援団なのでありことを自覚してほしい。、、、
この際、与党以外なら親の仇でも構わない、憎んでいても、「共産党」でも仕方ないから選挙を棄権してはならないと思っている。
どうせ今の間接民主主義を革命で変える勇気も力もないのだから、、、、。