参院で、安保法案(別名、戦争法案)、予定通りに与党は強行採決。公明党は死にました。次回の選挙での自公議員落選運動リストもできているそうです。
今年の夏には成立させると国会に提出される前からアメリカと約束してきたもので、それと引き換えにソーリ大臣をさせてもらったり与党で美味しい目をさせてもらっている以上、彼らに良心を求めても無い物ねだりですが。厳しい批判も彼らの胸には届かないでしょうね。
「AJAA 安倍晋三に反対する成蹊大学後輩による抗議声明」を読みました。
これほどまでにみんなに嫌われて、一般国民の6割以上が反対する法案をゴリ押ししてまで、対米隷属官僚に頭を撫ぜてもらいたいのですかね。どう考えても、この人は後世に悪名しか残さないのだから、腹痛という言い訳も通ることですし、もうやめたらどうかと思うのですけどね。
確かにアベ氏は国民にとっては困ったものです。だからこそ一部の支配者層には重宝されているワケです。この人にもう少しでも国民の立場になってものごとを考えるだけの知性と想像力があれば、ここまでバカ丸出しにはなれなかったでしょう。霞が関とアメリカを中心とした利権互助会が敵の本体なのでしょうが、それを直接攻撃するワケにはいかないのが苦しいところです。しかし、アベ氏が、国民の代表ではなく、利権互助会の代弁者として働いている以上、とりあえず倒すべき敵の一部であることは間違いありません。
山本太郎氏、永田町の「公然の秘密」を国会で晒してきています。与党政治家にとってみれば、みんなで酒場で酔っ払って、上司の悪口を言ったり下品なセクハラ冗談を言っているところにシラフで正論を述べて場を白けさせる人みたいな感じです。これが高度成長期のころなら、国会は酒場で議論はスーダラ節でも良かったかも知れません。でも、今はみんなが酒場で酔っ払っているような状況ではないと私は思います。
福島原発の事故が良い例でしょう。原発は作ってから40年も経ち、現場には原発がマトモに理解できる技術者でさえおらず、客観的には何がおこってもおかしくない危険な状態でした。それが、これまで大丈夫だったのだからと油断していたら、大事故となって手の施しようがなくなりました。対米隷属も同じでしょう。アメリカ経済は低迷し、日本も経済成長が止まって30年です。アメリカは何年も前から日本をアメリカの軍事戦略に利用することを計画し、安保法案を通すことを前提として、安保法案が国会に出される遥か前に早々と1/4近くの国防予算を削りました。自民にはそれをかつて身を張って止めてきた人もいたようですが、アベ氏には残念ながら先を見る目も本当の意味でのプライドもなさそうです。安保法案は日本の国防とは何の関係もありません。
先日の国会で、山本氏は、日米合同会議という名のアメリカの要望を日本が唯々諾々と聞くだけの会があって、その根拠になっている日米地位条約について「売国条約」と呼び、アベ氏が改定する気はないのか、と追求しました。それについて、国会にいた他の酔っ払いの面々が「売国条約」とは穏やかではないと窘めたという話を聞きました。山本議員は「『売国』は訂正するが主権を売り渡す占領時代と変わらない条約はおかしい」と再び指摘したとのこと。
この事件についてのコメントのツイートをいろいろ見ました。
強行採決後も野党の反発は続き、山本太郎氏は、総括質疑を省略して採決に入ったことを問題視し、「現在の国会の中に民主主義はないということだ。この国に生きている人にこの状況をしっかり見てもらいたい」と話した、とのこと。日本の現実は、立憲主義に基づいた民主主義国家ではなく、宗主国アメリカの植民地であり、その番頭である官僚と与党の利権互助会による独裁国家である、ということを理解するところから始めねばならないと思います。その事実にシラフで立ち向かう必要があります。
それにしても、安保法案に賛成している一般の人は、利権と売国条約をどう思っているのでしょうね?公然の秘密だけれども、みんな酔っ払っていたから、冗談とでも思っているのでしょうか?それとも本気で安保法案は日本の国防のためであって、そのためには憲法をねじ曲げることもやむを得ないとでも思っているのでしょうか。
あるいは、第二次大戦でコテンパンにやられたので、羹に懲りてなんとやらで、アメリカの言うことに逆らえばまた原発を落とされるとでも思っているのでしょうか。そして、これまでずるずる対米隷属でやってきたから、これからもずるずるいける、とでも思っているのでしょうか。
しかし、若い世代はそうは考えていないようです。バケツの底が抜けかかっていることに彼らは気づいています。
今年の夏には成立させると国会に提出される前からアメリカと約束してきたもので、それと引き換えにソーリ大臣をさせてもらったり与党で美味しい目をさせてもらっている以上、彼らに良心を求めても無い物ねだりですが。厳しい批判も彼らの胸には届かないでしょうね。
「AJAA 安倍晋三に反対する成蹊大学後輩による抗議声明」を読みました。
これほどまでにみんなに嫌われて、一般国民の6割以上が反対する法案をゴリ押ししてまで、対米隷属官僚に頭を撫ぜてもらいたいのですかね。どう考えても、この人は後世に悪名しか残さないのだから、腹痛という言い訳も通ることですし、もうやめたらどうかと思うのですけどね。
1977年度成蹊大学法学部政治学科卒業生、安倍晋三さん
私たち成蹊大学後輩一同は、あなたの安全保障関連法案における、学問を愚弄し、民主主義を否定する態度に怒りを覚え、また政治学を学んだとはにわかに信じがたい無知さに同窓生として恥ずかしさを禁じえません。
日本国憲法に、集団的自衛権の行使を基礎づける条文が存在しないことを、私たちは成蹊大学で学んでいます。
憲法を、時の総理大臣が自らを責任者と称し解釈で改憲することは、法の支配に反する行為であると、私たちは成蹊大学で学んでいます。
、、、、、
私たち成蹊大学生は、先輩・安倍晋三さんの立憲主義を否定する態度に反対し、安全保障関連法案の廃案を求めます。
私たち成蹊大学後輩一同は、あなたの安全保障関連法案における、学問を愚弄し、民主主義を否定する態度に怒りを覚え、また政治学を学んだとはにわかに信じがたい無知さに同窓生として恥ずかしさを禁じえません。
日本国憲法に、集団的自衛権の行使を基礎づける条文が存在しないことを、私たちは成蹊大学で学んでいます。
憲法を、時の総理大臣が自らを責任者と称し解釈で改憲することは、法の支配に反する行為であると、私たちは成蹊大学で学んでいます。
、、、、、
私たち成蹊大学生は、先輩・安倍晋三さんの立憲主義を否定する態度に反対し、安全保障関連法案の廃案を求めます。
確かにアベ氏は国民にとっては困ったものです。だからこそ一部の支配者層には重宝されているワケです。この人にもう少しでも国民の立場になってものごとを考えるだけの知性と想像力があれば、ここまでバカ丸出しにはなれなかったでしょう。霞が関とアメリカを中心とした利権互助会が敵の本体なのでしょうが、それを直接攻撃するワケにはいかないのが苦しいところです。しかし、アベ氏が、国民の代表ではなく、利権互助会の代弁者として働いている以上、とりあえず倒すべき敵の一部であることは間違いありません。
山本太郎氏、永田町の「公然の秘密」を国会で晒してきています。与党政治家にとってみれば、みんなで酒場で酔っ払って、上司の悪口を言ったり下品なセクハラ冗談を言っているところにシラフで正論を述べて場を白けさせる人みたいな感じです。これが高度成長期のころなら、国会は酒場で議論はスーダラ節でも良かったかも知れません。でも、今はみんなが酒場で酔っ払っているような状況ではないと私は思います。
福島原発の事故が良い例でしょう。原発は作ってから40年も経ち、現場には原発がマトモに理解できる技術者でさえおらず、客観的には何がおこってもおかしくない危険な状態でした。それが、これまで大丈夫だったのだからと油断していたら、大事故となって手の施しようがなくなりました。対米隷属も同じでしょう。アメリカ経済は低迷し、日本も経済成長が止まって30年です。アメリカは何年も前から日本をアメリカの軍事戦略に利用することを計画し、安保法案を通すことを前提として、安保法案が国会に出される遥か前に早々と1/4近くの国防予算を削りました。自民にはそれをかつて身を張って止めてきた人もいたようですが、アベ氏には残念ながら先を見る目も本当の意味でのプライドもなさそうです。安保法案は日本の国防とは何の関係もありません。
先日の国会で、山本氏は、日米合同会議という名のアメリカの要望を日本が唯々諾々と聞くだけの会があって、その根拠になっている日米地位条約について「売国条約」と呼び、アベ氏が改定する気はないのか、と追求しました。それについて、国会にいた他の酔っ払いの面々が「売国条約」とは穏やかではないと窘めたという話を聞きました。山本議員は「『売国』は訂正するが主権を売り渡す占領時代と変わらない条約はおかしい」と再び指摘したとのこと。
この事件についてのコメントのツイートをいろいろ見ました。
売国条約を売国条約って言って何が悪いか!良識ある人間は皆そう思ってる。日米地位協定なんて売国協定そのものではないか!
米国が引き起こす戦争のために日本人の命も資産も提供し、TPPでは主権を売り渡す、原発もまた同様。日米協定を(売国条約の)他になんと表現しようか。
総理も委員長も、利権だとか売国条約だとか、山本太郎さんに事実を言われたから、ガチでぶちきれてる件。
アメリカとの協定と利権は安倍の一番突かれたら嫌な事やったんや。戦闘地域や後方支援やホルムズ海峡より何より異常反応。鴻池も必死やった。山本太郎が放送禁止用語でも言わはったんかと思うくらいの鴻池の狼狽ぶり。
『利権』に異常な反応。『売国条約』に更に反応。図星って事。山本太郎さんお疲れ様でした。
米国が引き起こす戦争のために日本人の命も資産も提供し、TPPでは主権を売り渡す、原発もまた同様。日米協定を(売国条約の)他になんと表現しようか。
総理も委員長も、利権だとか売国条約だとか、山本太郎さんに事実を言われたから、ガチでぶちきれてる件。
アメリカとの協定と利権は安倍の一番突かれたら嫌な事やったんや。戦闘地域や後方支援やホルムズ海峡より何より異常反応。鴻池も必死やった。山本太郎が放送禁止用語でも言わはったんかと思うくらいの鴻池の狼狽ぶり。
『利権』に異常な反応。『売国条約』に更に反応。図星って事。山本太郎さんお疲れ様でした。
強行採決後も野党の反発は続き、山本太郎氏は、総括質疑を省略して採決に入ったことを問題視し、「現在の国会の中に民主主義はないということだ。この国に生きている人にこの状況をしっかり見てもらいたい」と話した、とのこと。日本の現実は、立憲主義に基づいた民主主義国家ではなく、宗主国アメリカの植民地であり、その番頭である官僚と与党の利権互助会による独裁国家である、ということを理解するところから始めねばならないと思います。その事実にシラフで立ち向かう必要があります。
それにしても、安保法案に賛成している一般の人は、利権と売国条約をどう思っているのでしょうね?公然の秘密だけれども、みんな酔っ払っていたから、冗談とでも思っているのでしょうか?それとも本気で安保法案は日本の国防のためであって、そのためには憲法をねじ曲げることもやむを得ないとでも思っているのでしょうか。
あるいは、第二次大戦でコテンパンにやられたので、羹に懲りてなんとやらで、アメリカの言うことに逆らえばまた原発を落とされるとでも思っているのでしょうか。そして、これまでずるずる対米隷属でやってきたから、これからもずるずるいける、とでも思っているのでしょうか。
しかし、若い世代はそうは考えていないようです。バケツの底が抜けかかっていることに彼らは気づいています。