先週の話ですが、産経で報じられた石破氏のコメント。
韓国政府が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「日韓関係は問題解決の見込みの立たない状態に陥った。わが国が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、さまざまな形で表面化している」と分析した。」
政府は、社会党時代に戦争責任を認めた談話を踏襲してきたはずですが、アベ改竄内閣は、手前の勝手な理由でちゃぶ台返し。 「岸信介と元戦犯が主導した日韓協力委員会」によると、実は、1965年の日韓請求権協定で日本が韓国にした8億ドルの援助の多くが日本企業、それから日本の政治家へ還流されたのだそうです。
トランプにしてもアベにしても思いつきや私利私欲のために、ウソをつき、中国を叩き、韓国を叩きするために、せっかく民間と先人が築き上げてきた国の信頼関係を損ない、国民の差別意識を煽り、企業に大きな損失を与えています。いない方がはるかにましな連中です。
そんな連中に、チョイと煽れば韓国を叩きだして己の無能から注意をそらすことができると思われている国民もナメられたものですが、実際、そんな子供騙しにのせられて、感情的になってしまう大人が大勢いるのですから仕方ない。バカなことをしないように国民が監視し批判すべきは権力をもっているアベ政権であり、ビジネスと安全保障のパートナーである韓国ではありません。友人が来月、韓国人研究者に招かれて渡韓するのですが、韓国は危ないからやめておけというような日本人が少なからずいると言って驚いていました。
柚木みちよし
C.R.A.C.@cracjp
安倍政権は近視眼的な国益に汲々としているが、本当の国益はアジア太平洋地域の平和安定。日韓請求権協定に日本側も個人の請求権あると認めてるのだから、今回の韓国の対応を想定し得なかった日本は米国頼りすぎ。石破発言こそが真の、#戦後レジーム からの脱却への道だろう。
C.R.A.C.@cracjp
共産党と石破しか正しいこと言ってるやつがいないってどんな状況だよ!
想像するに、産経がこの石破発言を取り上げたというあたり、経団連もアベやあの変節歯ぎしりゴマメの保身のための韓国叩きを迷惑に思っているのでしょう。
ゴマメで思い出しましたが、それにしても、己の金と力のために信念を曲げるようになっては人間おしまいです。ゴマメ、疑惑のデパート、ナッちゃん、と情けない議員が多すぎる。立民のヘタレぶりもひどい。この際、石破氏ももう一度、離党してれいわと組めばどうですかね。アベを降ろさなければならないという喫緊の目的でなら共闘できるでしょう。れいわを中心に共産、社民を軸に、立民と国民の一部の本気の人々、それから公明党と自民の良識派が党を出て共闘すればどうかと思ったりするのですけど。立民は今のリーダーシップではもう限界ですし、れいわの躍進に期待するしかないのが現状。こわいのは小沢一郎に仕掛けられたような選挙前を狙った露骨なデッチ上げ事件、のような汚い手を選挙前に山本太郎に仕掛けてくる可能性が高いことでしょう。政治資金規正法は解釈一つで有罪にもできるザル法ですから、今回、れいわが個人献金で集めた資金にこれでイチャモンをつけて選挙前に告発し、大々的にネガティブキャンペーンをやるつもりではないでしょうかね。
しかし、アベ自民を潰せる可能性は山本太郎を中心に共闘するしかしかいない、というのが現実でしょう。それ以外に、共産党と立民の一部をまとめる方法はなさそうです。