tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

春知の蕎麦会席

2007年10月02日 | グルメガイド
日曜日(9/30)、再び「三たてそば 春知」(生駒市大門町555)に行ってきた。

先日(9/25昼)は単品のざる蕎麦と蕎麦ご飯だったが、今回は、ここの名物である会席(夜の部)をいただくのが目的で、家族3人で訪れた。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/a9969fd284d7ea67593f1c7f1f13b471

近くまで広い道があるのだが、子供の歴史の勉強を兼ね、暗越(くらがりごえ)奈良街道を走った。旧街道の街並みや棚田、彼岸花などに歓声が上がる。

昼間と違って夜は空いていて、私たちの他は2組だけだった。メニューは前日に予約しておいた「蕎麦会席 信貴」(3800円)である。

写真は冒頭の料理。蕎麦チップ、食前酒(蕎麦ワイン)、前菜盛りと椀物だ。前菜の中身は「鱧の子入り蕎麦豆腐」「蕎麦チップ+ブルーベリーとチーズのソース」「サンマの蕎麦茶マリネ」「イチジク+クルミ蕎麦味噌」「五平餅+蕎麦味噌」。1つ1つがとても丁寧に作られていて、とても美味しい。家内も驚いている。

椀物は、蕎麦餅、鱧に松茸。松茸の香りにクラクラとなる。鱧の旨みが汁にしみこんで、しみじみ旨い。

この後は刺身(3種類の刺身のサラダ仕立て+蕎麦ドレッシング)、焼き物(フォアグラと蕎麦がきのソテー)、煮物(大和肉鶏と蕎麦のニョッキのゴルゴンゾーラ=クリームシチュー風の洋風煮込み)、蕎麦、デザート(蕎麦アイス)と続く。
http://www.geocities.jp/sobaya_shunchi/page009.html

蕎麦は、ざるとかけを選べる。私はざるだったが、家内のかけそばを少し横取りすると、なんと椀物と同じ汁を使っていて、(具はないのに)松茸の香りと鱧の味が充ち満ちていた。とても贅沢な一杯のかけそばだ。次回はこちらにしよう。

この店は、割安なお昼の会席(1600円と2500円)に人気が集中するあまり、2か月前から満杯という異常な状況になっているが、夜の会席なら空いているし(前日の℡で予約できた)、また昼間も単品なら当日に電話予約すればたいてい席は確保できる。
http://www.geocities.jp/sobaya_shunchi/

これから冷え込む生駒山にあっては、夏のように大混雑することも少ないだろう。時間帯をよく見計らって訪れ、美味しい蕎麦と会席を堪能していただきたい。
コメント (2)
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