tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

県庁で大和肉鶏親子丼

2007年10月04日 | グルメガイド
昨日(10/3)荒井知事は、奈良県産ヒノヒカリと大和肉鶏を使った「大和肉鶏親子丼」を試食した。

これは、知事が7月の定例記者会見で「大和肉鶏を使った親子丼などを県庁食堂の目玉のメニューにしてはどうか」と提案し、それを受けて県庁食堂(6階)のチーフが開発担当となって試作したものだ。

《まだ試作品とあって「きょうは感想は言いません」と知事。今後、プロの料理人にも試食してもらい、早ければ今秋にも食堂に登場させたいという》(朝日新聞奈良版10/4付)。

大和肉鶏とは、名古屋種、ニューハンプシャー種、大型シャモをかけ合わせて県が開発した新種の鶏で、独特のコクと歯応えのある品種だ。かつての「大和かしわ」の再来として、話題を呼んだ鶏肉である。
http://www.news.janjan.jp/living/0408/0408168103/1.php

03(平成15)年にスタートした「奈良のうまいものづくり」プロジェクトで、この鶏肉がクローズアップされて以来、次第に評判が広まってきた。
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/index.html

私は「うまいものづくり」に関わっているので、早くから県庁食堂での販売を提案していたのだが、高い価格設定になることから県は二の足を踏んでいた。しかし今回は知事自らの提案ということでここまでこぎ着けたようだ。

この親子丼も、売価は800円くらいになりそうだという。400円もあればランチセットが食べられるこの食堂内にあっては、確かに割高な価格設定だ。

しかし、一般県民も利用できるこの食堂で、奈良の特産品を使った食事が手軽に楽しめるのは有り難い。窓からの眺める大仏殿や興福寺五重塔の景色も素晴らしいので、味も一層引き立つことだろう。一般販売が始まれば、再びこのブログで感想をご紹介することにしたい。

※写真は大和肉鶏ではなく、秋田の比内地鶏を使った「究極の親子丼」(吉座 伝右衛門)。大和肉鶏があっさりヘルシー系だとすれば、比内地鶏はこってりスタミナ系の鶏肉だ。
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/1a6e968358fda871409c9923ca1a66e0
コメント
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