tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

県も作った「鹿男あをによし ロケ地マップ」

2008年05月02日 | 鹿男あをによし
当ブログの常連コメンテーター・南都さんから、可愛いイラスト画像を送っていただいた。品川蝶さん(クリエーター)の作品で、「鹿男あをによし」をご覧になってのインスピレーションで、こんなに素晴らしいイラストを描かれたそうだ。当ブログへの掲載も快諾いただいているということなので、ぜひご覧いただきたい。
※鹿男イラストの他作品が、南都さんのブログに掲載されている。
http://kichinosuke-kai-dog.blogspot.com/2008/04/blog-post_1367.html



さて4/30、県・観光振興課(地域振興部文化観光局)は、「鹿男あをによし ロケ地マップ」を制作したと発表した。部数は3000部で、県下の観光案内所などで無料配布するという。
※県政公開ニュース
http://www.pref.nara.jp/koho/hodo/h20/

奈良市内では、県庁東館1階の「県民ホール 観光情報コーナー」や、「ふれあい回廊 夢しるべ 風しるべ」の並びの「県観光インフォメーション」(奥村記念館内)で入手できる。A3版1枚(A4で4ページ分)フルカラーで、3枚の地図と9か所のロケ地が掲載されている。
※表紙の写真が奈良新聞(5/1付)に出ている。
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080501/soc080501a.shtml

さほど詳しいものではないが、黒塚古墳展示館や橿原考古学研究所附属博物館などの開館時間などが載っていて、奈良に慣れていない観光客には便利に使える。すべてのロケ地を訪ねたい上級者向けには、やはり金田さんと蔵武Sさんが作られた詳細な「ロケ情報」(Word文書)をお薦めしたい。
※鹿男あをによし ロケ情報
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b8910ffea70328c987c18375482df7d4

県の発表で興味深かったのが、観光客の増加ぶりである。《三角縁神獣鏡が展示してある黒塚古墳展示館(天理市)には、今年3月に7407人が訪問。昨年同月(1401人)と比べると実に約5.3倍の入館者数だった。ドラマの最初と最後に取り上げられた若草山(奈良市)は同1万4943人で昨年同月の6387人と比べると約2.3倍。県橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)は同4993人で昨年同月比約1.9倍などとなっている》(奈良新聞5/1付)。

やはりロケ地では顕著に観光客が増えていたのだ。なお、荒井知事はドラマに出てきた鹿ロボットを購入したいと言っていたが《同日の定例会見で「鹿ロボットは頭だけだそうだ。口を動かすだけでも大変と聞き、入手は断念した」と話した》(同紙)。

それにしても、素早いタイミングで県がロケ地マップを作ったというところは評価したい。大型連休から6月上旬までは、春の観光のピークだ。黒塚古墳展示館も、橿原考古学研究所附属博物館も、とても良くできた施設なのに、一般的な知名度はいまイチだった。このマップを片手に訪れる観光客が、これからどんどん増えることを期待している。
コメント (10)
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