tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

残したくない奈良の景観(3)

2008年05月07日 | 奈良にこだわる
いよいよ5/1から、「残したくない景観」写真の募集が始まった(県・風致景観課)。締切は11/30だ。
http://www.pref.nara.jp/fuchi/keikan/mahoroba/

この話題は、以前にも当ブログで取り上げたことがある。同時に「おすすめの眺望スポット」(まほろば眺望スポット百選)も募集するそうだが、あえて「残したくない景観」(「見苦しい」「不快」など残したくないと感じる景観)を募るという知事の英断は評価したい。観光客はそういう所に目が行きがちになるから、良い反省材料になるだろう。
※残したくない奈良の景観(1)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/2991b2165a9b57cae76d9821b3c25223
※残したくない奈良の景観(2)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/33b61d134a0fdc5fdce79bfb06a5d979

1/30に知事が発表して以来、県内を歩くたびに気になってキョロキョロ見回している。写真は最近撮った2件の見苦しい景観だ。

冒頭の猿沢池のアオコはすでにおなじみのものだ。冬の間、水は澄んでいたが、温かくなるとまた発生した。これについて県はすでに手を打ってあり、近畿大学と共同して浄化するそうだ。
※澄まず濁らず、出ず入らず
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/d7ce4c96d0fb2502244ec573acc5119b

この写真は、興福寺境内、南円堂の手前(西側)の塀である。「カッパ」などの文字が見える。参拝客の死角になる場所なので白昼堂々と書けたのだろう、情けない話だ。



「残したくない景観」の例として、県は「電線が張り巡らされた街並み景観、派手な色の建物や看板が建ち並ぶ道路、ごみが散乱した道路や河川」などを挙げているが、こうして写真を並べてみると、気候変動のような「天災」(もとは人間の活動だとしても)と、明らかな「人災」の2種類に分けられそうだ。

私は地球環境問題に関心があるので、温暖化などが与える影響もウォッチしていきたいと思っている。野迫川村では、温暖化のせいで天然の「凍り豆腐」ができなくなったそうだが、ブログ読者の皆さんで「こんな奇妙な現象が起きている」という例をご存じの方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただきたい。

※07年の例:桜前線異常あり・関西の桜異変(JanJan)
http://www.news.janjan.jp/area/0704/0704093406/1.php
コメント (9)
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