tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

ヒートアップ!平城遷都祭2008

2008年05月04日 | 写真
5/3~4、奈良市の平城宮跡で「平城(なら)遷都祭2008」が催されている。奈良市と同祭実行委員会(朝廣佳子委員長)が主宰する毎年恒例の行事だ。
http://www.sentosai.jp/

この祭りは、「古都奈良の文化財」が98年に世界遺産登録されたのを機に、翌年に始まった。最初は市が運営する小規模な祭り(行列)だったが、朝廣さんたちのグループが運営を受託してから、俄然、立派なイベントに生まれ変わった。今回も、大勢のボランティアが運営に協力している。

写真は、そのオープニングセレモニーだ(5/3 11:30)。奈良時代の高級女官に扮したミス奈良の3人が中央に並んでいる。さすがに美しい! 今朝の新聞各紙は、写真入りで報道しながらミス奈良をハズしているが、ここでじっくりご覧いただきたい。



メインイベントの「天平行列」(両日とも10:30、13:30の2回)には、過去最高の350人が参加している。来場者も、過去最高の12万人を予想しているそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20080503-OYT8T00636.htm

ほかにも食べ物ブースなど、催し物は盛りだくさんだ。柿の葉ずし「平宗」は、すしの原型「なまなれずし」を無料配布している(5/3は配布開始後40分で寿司400個がなくなり、私は食べられなかった。5/4は11:00と14:00の2回に分けて配布するという)。

新大宮の「大和骨付鶏 一勝」は、焼鳥、ささみフライ、生ビールなどを販売していて長蛇の列ができていた。これは美味しかった。同僚は「大和とくとくうどん」でうどん玉を湯がいていた。うどん(温・冷)とお握りのセットが600円で、これは満腹になる。黒米カレー、柿ケーキなどの「奈良のうまいもの」もたくさん出ている。

思うに「なら燈花会」や「バサラ祭り」を筆頭に、県内でうまく行くイベントといえば、官主導でなく民主導で、多くのボランティアが関わるものばかりだ。2010年の平城遷都1300年祭も、その方向で舵取りをすれば間違いないのてはないだろうか。そのために県も、「奈良2010年塾」で立派なボランティアリーダーを育成しているのだから。
http://www.nara2010nenjuku.jp/

それにしても暑かった。この日は最高気温は30.2℃と、今年初の真夏日になったそうだ。それでも次から次へと来場者がある。この分だと、過去最高更新は確実だろう。

ミス奈良をはじめ行列に参加される方やボランティアスタッフの皆さんは大変だろうが、ぜひ今日(5/4)を乗り切り、この勢いを1300年祭につなげていただきたいと思う。
コメント (4)
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