tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

れんじょう寺が特別ご開扉(5/1~31)されています!

2011年05月14日 | 奈良にこだわる
珹寺(れんじょうじ 奈良市西紀寺町45)は、毎年5月の1か月間、本堂を特別開扉されている。《美しい花々に包まれた、紀氏(きし)の氏寺として栄えた寺院 春にはニオイバンマツリやオオヤマレンゲなどの美しい花々が咲き匂い、清楚で気品のある境内が美しい。紀氏(きし)の氏寺として栄え、別名、紀寺(きでら)とも呼ばれる。本堂内の厨子が開かれ、下半身に袴を穿き、上半身は肌を露にした白色裸形の秘仏「阿弥陀如来立像(県指定文化財)」及び両脇侍の観世音菩薩立像・勢至菩薩立像(いずれも重文)が特別に拝観できる》(平城遷都1300年祭のHP)。



いつもこの時期になると、ならまちの周辺に「秘佛開扉 女人裸形 阿弥陀佛」という立て看板がたくさん立つ。女性ご住職の下間景甫(しもつま・けいほ)さんが書かれたもので、「女人」だけが朱書きである。3年前(08年)に当ブログでも紹介させていただいた。5月にはオオヤマレンゲや、ジャスミンのような「匂い蕃茉莉(ニオイバンマツリ)」の香りが立ちこめる「花の寺」である。昨年(10.5.1)は、ここで仏像ガールさんが「仏像を感じよう!」という特別講話をされ、「頭で難しく考えないで、仏さまを心で感じてください」と語りかけていた。



今年(11年)は、奈良女子大学など県下の学生たちのボランティアグルーブ「南都古社寺研鑽会」が、フリーペーパー「こしゃじ便り」(5/1発行号)で珹寺の特集をしていた(じょう寺で無料配布中。私は香炉里でいただいた)。「お花の美しさに負けない本尊様がいます」「美白!きゃしゃボディ 白檀(びゃくだん)で作られているので 良い香りがします」「時間がゆったり流れて、心落ち着くお寺です」等々と、学生らしい感覚で表現している。今後は海龍王寺編や大安寺編も発行するそうだが、活動資金面で苦労しているので、ぜひ資金協力してあげていただきたい(080-3100-7707)。

当ブログでの紹介が遅くなってしまい、会期はあと半月を残すばかりだが、ぜひ「美白!きゃしゃボディ」のご本尊を拝観していただきたい。





コメント (7)
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