tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

うまい!日清のラーメン屋さん 鶏炊きしょうゆ

2010年11月13日 | グルメガイド
こんなラーメンを待っていた! 日清食品の即席袋めん「日清のラーメン屋さん 鶏炊きしょうゆ」である。「調味ベース」がついたスープ(すっきり鶏ダシ)も美味しいが、圧巻は「もっちり太めん」である。袋を開けて驚いた、まるでチャンポンか、かた焼きそばの麺である。

日清食品のHPには《「日清のラーメン屋さん」ブランドは、弊社独自の製法「もっちり製法」によって作り出す「もっちりとした弾力感のある太めん」が特徴の商品として、多くのお客様の支持を集めています》《日清だけのもっちり製法だからできる「めん」に鶏の旨味で更においしくなったスープ。もう袋麺とは思えない驚きのおいしさです》。
http://www.nissinfoods.co.jp/com/news/news_release.html?yr=2010&mn=8&nid=2005

関西生まれの関西育ち。もっちりとした関西のうどん文化で育った私だから、この麺(味付け油揚げ太麺)が合うのかも知れない。とにかくこの食感は、とてもインスタントとは思えない。「ゆで時間4分」とあったが、とかく「やわらかめ」の好きな私は、4分以上湯がいていただいた。トッピングは、チャーシューと茹でモヤシにした。



このシリーズは「日清のラーメン屋さん 鶏炊きしょうゆ 5食パック」「日清のラーメン屋さん 熟成みそ 5食パック」「日清のラーメン屋さん 香味しお 5食パック」「日清のラーメン屋さん 旨味とんこつ 5食パック」の4種類があって、9月13日(月)から西日本で販売されている(東日本は10月4日から)。上記のうち「旨味とんこつ」だけは細麺だが、それ以外は「もっちり太めん」である。

テレビCMも、とてもよく出来ている。HPには《"日清のラーメン屋さん"の4年ぶりとなるテレビCMが、圧倒的なめんのおいしさとともに完成しました。今回のCMでは、進化した"日清のラーメン屋さん"を食べた誰もが「これがインスタント?」と驚く「うまさ弾トツ!もっちり太めん」の凄さを、タレントさん自らの実感から伝えることに徹しました。出演・歌は、バラエティや映画でおなじみのユースケ・サンタマリアさん。"今までのインスタントラーメンとは違う"圧倒的なおいしさになったので、"今までとは違う"ユースケさんの魅力で制作しました。また、圧倒的なめんのおいしさが印象的に写る映像美も必見です》。
http://www.nissinfoods.co.jp/product/cm/show_cm.html?cm_type=B&cm_id=311&bl_cd=8

《今回の撮影は、めんのおいしさ、圧倒的なモッチリ感を強調するために、1秒間を30秒に引き伸ばして撮影できる最新の特殊カメラでの撮影となりました。一瞬を切り取っていく撮影となるため、一発勝負の緊張感あふれる現場となりました。ワンカット撮影するごとに、コンピューターを駆使して細かくチェック、うまくいかなければまた撮影、という先の読めない根気のいる撮影でした》。CMを見ると、また食べたくなる。看板に偽りなしの強力な新製品である。

5袋パックなので、醤油をすべて平らげたあとは、味噌と塩も試してみたい。新商品だから、特価で販売しているスーパーも多い。「もっちり太めん」好きの皆さん、ぜひいちどお試し下さい。
※当記事の写真は、同社のHPより拝借
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DEAR DEER ― あおによしの平田美恵子さん

2010年11月12日 | 奈良にこだわる
先日、11/20(土)に開催されるファミリー向けの演劇「天平の光、永久に輝く」(奈良県文化会館国際ホール・500円)のことを紹介した。この公演を主催されるのは、NPO法人 DEAR DEER(ディアディア)-あおによしで、代表(理事長)は平田美恵子さんである。このお芝居の脚本を書かれたのも、平田さんだ。
※演劇「天平の光、永久に輝く」11/20上演!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/daf5d2a497fa1c9822737f64a2d4fa56

このほど朝日新聞奈良版(11/7付)「なら夢中人」欄に、平田さんが登場した。タイトルは《初の大作準備に2年》だ。《「オズの魔法使い」「泣いた赤鬼」などよく知られた童話や絵本を題材にしてきたが、県文化会館で20日、初のオリジナル作品「天平の光、永久(とわ)に輝く」に挑む。平城遷都1300年を盛り上げようと、準備を始めたのは2年前。「史実や伝承を基に仕上げるため、本を30冊ほど読みました」。有償で奈良を案内する「奈良観光ガイド」を務めるなど歴史に関心があったことが脚本づくりに役立ったという》。
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000141011070001

《劇団の出発点は、奈良カトリック幼稚園の保護者による人形劇サークル。自身も大学時代に英会話サークルで英語劇をしたことがある程度で、メンバーの母親らは演劇・人形劇の素人ばかり。それでも年3回の発表を、園児たちが目を輝やかせて楽しんでくれるのがうれしかった。「続けていきたい」と子どもが卒園後、計13人で結成。奈良らしい劇団名にと、親愛なる鹿という意味の英語を採り入れた。公演を見た人の加入でメンバーは22人に増えたが、全員女性なのは今も同じだ》。
※歌って踊って!「ならっこダンス」(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/75bb4b32b0611f0ef8efa07acb054db4

《年1回程度の自主公演のほか、保育所や幼稚園、小学校、老人ホームなどで出張公演を年30回ほどこなす。舞台は子どもたちが楽しめるよう、ダンスや歌をふんだんに盛り込んでいる。劇団員の平均年齢は50歳程度。家庭と演劇の両立だけでなく、看護師、電子オルガン教師など仕事もこなす人も多い。自身も書店店員として働く身。「お母さんが輝いて楽しそうなら、と家族に理解してもらっています。でも、本心はどうかなあ」と笑う》。

《奈良市内の練習場では今、本番に向けた仕上げが進む。演出はみんなで仕上げるのがいつものやり方で、練習しては車座になって、互いに意見を出し合う。「光明皇后が千人を入浴させた話は、脚本で悩んだところ。みんなの知恵を出し合って、やっと仕上がってきた。あとは本番に向け、気持ちをひとつにするだけです」》。

脚本で悩まれたのは「光明皇后の施浴」のくだりだ。《皇后はある悲願のために、奈良法華寺の施浴において千人の俗人の垢を洗い流すことを決めました。ところが、最後の千人目にあらわれたのは、全身に血膿をもつ悪疾の患者でした。しかし、皇后は厭うことなく、背中を流し、さらに患者に乞われるまま膿まで吸い出してやりました。その瞬間、浴室に紫雲がたなびき、患者は立ち上がって黄金の光をはなち、「我は阿しゅく仏なり」と言葉を残し消え去りました》(HP「江戸浮世風呂」)という伝説で、これがお芝居でどのように表現されるのか、見ものである。
http://www5.ocn.ne.jp/~ukiyo26/yuya16.html

今回の公演については、遠方からも問い合わせの電話が入っている。当日はケーブルテレビも取材するという。平田さんのオリジナル脚本による「天平の光、永久に輝く」、ぜひ成功させていただきたい。

※トップ写真は、関西電力の「今・日・話(こんにちは)…奈良の女性(ひと)」から拝借。
http://www.kepco.co.jp/nara/ichi-volt/i/81/face/index.htm
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『おひとり奈良の旅』がおススメ!

2010年11月11日 | ブック・レビュー
おひとり奈良の旅 (知恵の森文庫)
もりき あや
光文社

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とても面白くて役に立つ本を読んだ。もりき あや著『おひとり奈良の旅』(光文社知恵の森文庫)700円である。帯にあるとおり《こんなガイドが欲しかった! 歴史めぐり、仏像、グルメ…… 生粋の奈良人がおすすめする 旅を120%楽しむ歩き方》という本である。まさに「巻(かん)を措(お)く能(あた)わず 」の面白さだった。

版元の紹介文には《古都・奈良。遷都1300年祭のにぎわいを一歩離れれば、ひそやかで奥深い、温かい魅力が顔を出す。世界遺産の穴場スポット、仏像、古墳の散歩道、地元の人御用達のグルメから宿、人とのふれあい――。奈良生まれ、奈良育ちの著者が各地を飛び回り新たに取材。その魅力を存分に紹介する。ひとり旅、思い立ったらぜひ奈良へ。どこまでも広い空が、あなたを待っている》とある。


薬師寺西塔(4/8撮影)

著者は《1978年、奈良県生まれ。“奈良の文化が好きで奈良に嫁いだ母”の影響を多分に受けて育つ。奈良市内の幼稚園~高校を経て、奈良女子大学理学部卒業後、地元雑誌の編集者に。その場所や店、料理、モノの向こうにいる“人”を意識することを信条とし、3年の間、企画・取材・執筆・編集に携わる。現在は社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボの研究員として、市民団体の支援や企画提案をしている》。

1978年といえば、私が就職して奈良県に住み始めた年である。この本には、32年間奈良に住んでいる私が行ったことのないお店や、知らなかった歴史的事実が詳しく、面白く紹介されていて、全く驚いてしまう。


秋篠寺本堂(8/4撮影)

目次は《第1章 奈良っていったいどんなとこ?;第2章 世界遺産を巡ろう;第3章 とっておきの古刹へ;第4章 もいちど来た時の穴場コース;第5章 おひとりごはん・美味しいおみやげ;第6章 奈良ひとり泊まり;第7章 夢のプラン、7泊8日!》。第2~4章には名所旧跡の見どころが、うまくポイントを突いて分かりやすく掲載されているし、第5章では、穴場のグルメスポットが惜しげもなく披露されている。


旬彩 ひよりのランチ(8/18撮影)

グルメスポットには、私の好きな「旬彩 ひより」「粟 ならまち店」「ヒサゴ屋」などが登場する。「うーん、こんな紹介の仕方があったのか」と感心するような、上手い書きっぷりである。当記事冒頭のAmazonのサイトでは「なか見!検索」ができるので、ぜひ内容の一端をご覧いただきたい。
※旬彩 ひより(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/b878f64ebf6d67cec27b5eb166bfbd55
※粟 ならまち店(同)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/ee42679fb5112ad0b1e1c66cdfef264b
※ヒサゴ屋(同)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/d16ec12336ccbe5f3dc40bb1fba80d59

タイトルに『おひとり…』とあるが、1人旅用の本というのではなく、この本さえあれば、1人でも奈良旅を楽しめる、という意味である。まるでタウン誌のようにナマの情報が満載されているので、版を重ねる都度、内容をアップデートしなけれぱならないだろうが、著者はぜひ手間を惜しまず、やり遂げていただきたいと思う。皆さん、ぜひこの本を片手に、奈良の旅を楽しんで下さい!
コメント (4)
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きみちゃん定食(by ラーメンきみちゃん)

2010年11月10日 | グルメガイド
ラーメンきみちゃんは、2014年9月中旬に一旦閉店
同年10月14日(火)東紀寺町2丁目1-10で移転開店!

久しぶりに船橋通り商店街の「ラーメン きみちゃん」(奈良市芝辻町)を訪ねると、「きみちゃん定食」というサービス定食ができていた。ラーメン(並)に、チャーシュー丼(小)、キムチ、味付けもやしがついていて、800円というお値打ち品である。
※ラーメン きみちゃん(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/c63692ebeb6abbf7cfc393684758cba0



ラーメンはもちろん美味しいし、チャーシュー丼には、たっぷりとチャーシューが載っている。ほの甘いタレの量も、適量だ。最近は鰻丼にしても、やたらタレを多くかける店が多くて辟易していたところだ。トッピングの海苔もネギも、良いアクセントになっている。キムチの半分は、ラーメンに漬けていただいた。800円でお腹が一杯になるし、体もぽかぽかと暖まる。特にこれから冬場にかけては、ピッタリのメニューである。

「食べログ」の口コミに《スキンヘッドで無口っぽい感じの店員が、と思っていたら感じの良いご主人でした、よかった~!》とあったが、いつも感じのいいご主人(きみちゃん=薩摩っ子ラーメンの元店長)と、地元出身で明るく愛想のいい奥さんとのコンビネーションが、絶妙である。
http://r.tabelog.com/nara/A2901/A290101/29001674/dtlrvwlst/2059968/



昼も夜も、地元の方や常連さんで賑わっている。夜などは、回転の速いラーメン屋さんというより、居酒屋の雰囲気で、皆さんゆったりと杯を傾けている。竜田揚げ風の「鶏からあげ」500円や「盛り合わせ」(チャーシュー、キムチ、味付けもやし)1000円は、ピールにピッタリだ。「きみちゃん定食」は夜もOKなので、キムチと味付けもやしを肴にお酒を飲み、締めにラーメンとチャーシュー丼、という食べ方をしている人もいる。

船橋通り商店街は商店数も減り、寂しい状態が続いているので、きみちゃんのようなお店は貴重な存在である。ぜひ、私たち市民の力で盛り上げていきたいものである。

※奈良市芝辻町11-43 シティホームズ奈良 1F
TEL 0742-55-8702 11:00~20:30(L.O) 休み 水曜日
P 3台(北行一通、店前を過ぎすぐの細い角を右折、前方すぐ左に月極め駐車場の4、12、13番)
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カフェカプリの古代米カレー

2010年11月09日 | 奈良のカレー
11/4(木)、ランチタイムに立ち寄ったお店で、古代米のカレーライスを発見した。お店の名前は「カフェカプリ」(橿原市大久保町311-1)。奈良県市町村会館のすぐ近く、近鉄畝傍御陵前駅から徒歩5分のお洒落なお店である。
※参考:このお店を紹介しているtomoさんのブログ
http://nukata.blog27.fc2.com/blog-entry-1002.html

メニューをぱらぱらとめくっていると、《古代米カレー 栄養豊富な[黒米・赤米・緑米] 各種カレーよりお選び下さい。1日の数量限定。現在の価格で提供》とあった。白ご飯を古代米のご飯にかえても値段は一緒、とは太っ腹だ。このお店のカレーメニューには、トップ写真の「ミラノ風カツカレー」785円のほか、「ビーフカレー」685円、「薬膳カレー」685円、「シーフードカレー」685円、「野菜カレー」685円、「チキンと野菜の白いカレー」685円、「オムドラカレー」850円などのメニューがある。

ミラノ風カツカレーは《チーズ風味カツレツとトマト風味のカレーの欲ばりなおいしさ》《やわらかく叩いた豚肉をパルミジャーノチーズ入りのパン粉で包み、カラッと揚げました。揚げたてのサクッとした食感とピリッとスパイシーなカレーのコンビネーションが絶妙です》とあり、私にはちょうど良い辛さに仕上がっている。古代米との相性もいい。ぜひ県(農林部マーケティング課)の「奈良のうまいもの」の提供店に、加わっていただきたいものだ。
http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/index.html

薬膳カレーとは珍しい。メニューには《15種類の香辛料と5種類の漢方を使用。野菜と鶏挽肉でヘルシーにしあげました》。一緒に食事した知人は、写真のオムドラカレーを注文した。《人気のオムライスに辛口ドライカレーをトッピング》《あらびきビーフを使い、食べごたえのあるスパイシーなドライカレーに仕上げました。ケチャップライスとふんわり卵のオムライスを、ピリッと大人の味にひきしめます》というもので、知人によると「このオムレツは、一流ホテルの味」と太鼓判を押す。


オムドラカレー(オムレツ、辛口カレーソース、ケチャップライス)850円

県の「奈良のうまいもの」づくりは、「創作料理7品」「郷土・特産品料理」「お菓子」「お弁当」と展開しており、徐々に知られるようになってきた。カフェカプリの古代米カレーも、創作料理7品の「黒米カレー」をヒントに考案されたものなのだろう。こういう展開も、もちろんアリである。創意工夫をこらした料理で、来県客をもてなしていただきたいものである。

奈良県橿原市大久保町311-1 TEL:0744-23-7168
近鉄畝傍御陵前駅から徒歩約5分
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