

これは何としたことだろう。怒り興奮したチンパンジーの逆毛立ちのようではないか。こんなにもトゲだらけにしたら保守点検にもかなり支障をきたしそうだ。小高い程度の山を歩いていると鉄塔にでくわすことがよくある。山中では、ほとんど無防備なので真下から見上げて幾何学的な画像を撮ったこともある。
この鉄塔は街中とも言えないけれど住宅地に隣接してるので、柵にも乗り越え防止の策が施してあり、鉄塔には到底登れないと思わせるようにトゲを着けてあるのだろうけれど、こんなにも厳重にしてあるのを見たことがない。
ここまでしたのはなぜか。考えられる理由は三つほど。
①酔っぱらいか自殺志願者が柵を乗り越えて鉄塔に登り感電したことがある。
②子どもが肝試しに登り、降りられなくなったか落ちたことがある。
③近くの住民が、①②の起きる可能性を強く主張して電力会社を動かした。
どれだろう。すべてかも知れない。別の理由もあるのか。ここまでするなら、LEDのイルミネーションでもしたら良さそうなのに・・そうもいかないか。