
きょろきょろしたり、思いつきにはまりこんだりしながら、だらだらペースで気持ちよく歩いていてぶつかるのが、先細りに消えていく歩道の柵にくくりつけてあるこの看板。
左に見える川の対岸は広い遊歩道になっているので、自転車と歩行者の通行量は多い。それに対し、こちらは、バイパスのような抜け道のような位置にありながら、そうはならずに車は少ないし、散歩する人もほとんどいない。
川の土手としての改修や、道としての舗装や拡張と、合場川という支流が山科川に合流する地点としての橋が、それぞれ違う時期と思惑と予算によって、只今はこのような状態なのだろう。通行量が非常に少ないので、橋の拡幅や歩行者専用架橋は望み薄だ。
積雪凍結対策の塩化カルシウムも置いてあるけれど、使われることはあるのか。私ひとりだけが『なんじゃそれ~』と思う看板なのか。橋の欄干柱の一角が欠けている。歩道がないことの腹いせに何かをぶつけたのか。これも門柱というのかな・・などと思いつつ当てのない遊びはつづく。