山科川土手の簡易舗装アスファルトを持ち上げて成長している。根が地中をもぐってアスファルトの亀裂に入り込んだか、それとも下までもぐり込んだか。種から育つのもあるだろうけれど、この猛々しさは匍匐根か匍匐枝からのものに違いない。
定期的な雑草刈り取りなどの保守作業をしなかったら、多少の人通りくらいでは数年でアスファルトはデコボコになるのではないか。どんなに芝が頑張ってもすぐに葛(くず)がはびこって、すべてをおおいつくすのかも知れない・・などという仮想はさておき、現実は芝がひそかに確実に匍匐前進している。