警報サイレン

天ケ瀬ダムが放水するときに警報サイレンが鳴るようだ。宇治川の土手横に『天ケ瀬ダム南大島放流警報所』という表札のこの小屋がある。上流と対岸を向いているのがスピーカー型で太鼓型は全方向型だろう。かなり前に神奈川県であった痛ましい事故、キャンプ中の人がたくさん亡くなったダムの放流時には、このような場所からの警報サイレンは鳴っただろうか。あの時は見回る人が勧告したにもかかわらず、それを無視した結果ではあったけれど・・・。

どんな音が鳴るのか聞いてみたいけれど、そんな機会はなさそうだ。大雨が降り続いたら河川のそばに行ってみる、というような若気はもう無い。我が家は標高１００m位でゴルフ場が近く、サイレンはたまに鳴る。雷鳴が聞こえだした時や、雨がぽつぽつ降って雷がやってきそうな時に『ポエーッ』というようなサイレンがゴルフ場から聞こえてくる。

ダムの管理所から無線で警報を鳴らすのだろう。電気がきているが雷雨などで停電になったら、どうするのだろう。丈夫そうな小屋があるわけだから、おそらく普段から常に蓄電していて、受信も警報サイレンもバッテリーからの電気を利用するようになっているのだろう・・・と憶測する。