2016年11月19日乗客を乗せたイベント本番往路
2016年10月27日試運転の復路後ろ姿(これは年賀状には使っていない)
このたびの年末年始の諸々は、病気にかこつけて、失礼をさせてもらうこと多々。
年賀状はやめると宣言して、出さなくなった人を何人か知っている。
一気にやめるのもナンだなぁということもあり、くれた方々にだけ返事をだす格好で書くことに決めていた。
元日におめでたくも年賀状がいつものように配達されて、私個人宛のものも数十枚。
返事は出すことに決めていたものの、出来合いの印刷やスタンプで済ますのは、あんまりだと思われて、ようやく元日にSL画像で行くことに決めた。
故郷のJR飯山線でSLを走らせる企画があり、たまたま行き合わせて撮れたもの。
汽車しか走っていなかった飯山線にジーゼルカーが走った時は『電車がきた』と興奮したことを覚えている。
都会の写真や絵本でしか見たことのない電車と同じものだったから、そう思った訳だけれど、いまだに電化されていない赤字路線。
汽車は白い蒸気とちょろちょろ生暖かい水を垂れ流し、黒い煙と石炭の粉を吹きあげ、ポーッとかブォッブォッブォッとか発しながら進む圧倒的存在だった。
それに比べたら電車はスマートで、レールのつなぎ目で出す音以外は静かなものだ。
ただいまの我が身に照らし合わせ、希望的意味合いも、ポンコツが遮二無二進む感じも込めて、こいつを選んだ。
はた迷惑も顧みず、とりあえずは、どっこいしょよっこらしょと色んなものを垂れ流しつつ喚きつつ行く所存。