鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

(続々) 男の病 その20 一応の締めくくり

2017年01月06日 18時23分23秒 | 健康ネタ

最高体重から5Kgほど減った身体。

年賀状のご挨拶の後に、近況としてウチの血筋が持つ病での後遺症と闘っているなどと、舌足らず訳ありげな言葉を添えたので、何人かから見舞い問い合わせのメールと電話をもらった。
それらの人は、インターネット環境がそろっていても、私が《とんび》の名でブログを書いていることを知らない人たち。
こちらから見て欲しいと知らせた方々と、誰それから聞いて覗いていると言ってくれた人たちには、自分の備忘録ではあるけれど、全員宛ての文章を書いているつもり。
その数が増えるにつれて、私の文章は独りよがりのものでなくなって、こなれていくことを期待したい。
そんなことを思いつつ締めくくりは、自分をトルソー(両脚、両腕、頭部の五体を欠いた胴部分)のようにした画像を載せてしまおう。
腕が写っている不完全トルソー画像で見苦しいけれど、へたな文より正確に伝えられる。
ロボット(ダ・ヴィンチ)支援による腹腔鏡手術痕6箇所を示したい。
これは鏡に向かって撮っているので左右逆転している。
絆創膏を貼ってあるのがドレンの穴痕で、かなり体液が滲み出している。
対称の位置の内出血がある部分の穴は、いまだに、ふとしたはずみに痛い。
右下パンツの近くは小さい穴だったからか何の問題もない。
対称の左端は、パンツに擦れてはかさぶたが剥がれ、いつまでも乾ききらない。
ヘソの上の穴は最大だったのか、接着剤でくっつけてある。
ボンドという言い方をナースが言っていたが、ヘソが二つになったみたいで自分で見ても気持ち悪い。
もしかして、私は二人の母が居る胎児だったのではないか・・などということは決して無いけれど、帝王切開で生まれたのがアレキサンダー大王ならば、二つのヘソを持つ子はどんな偉業を成し遂げるか・・などというファンタジーが創られてもいい。
その第二のヘソの左上は小さい傷で、ほぼ完全にふさがっている。
右手の白い腕輪はプラスチック製で、京大病院の入院患者である証(認識票)。
これは担当ナースから退院時にハサミで切ってもらった。
ハサミでは切れるが、一旦パチンとはめたら、引きちぎることなんかできない輪なのだ。
左手にしているのは、個人用タンス引き出しの中にある貴重品入れの鍵。
紙パンツから出ているチューブは導尿カテーテルで、右にある点滴スタンドの下に蓄尿パックがぶら下げられている。
紙パンツは本当に素晴らしいと、毎日毎日思う今日この頃。

コメント (2)
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