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空にいるような軽い気分で・・・

退院その後、予後、余談  その7 恥骨骨髄炎らしい

2017年01月23日 21時06分41秒 | 健康ネタ


玄関の手擦りと杖は二人の女の形見。
手摺りは母と暮らしたときに、脳梗塞で半身が不自由な彼女のために私が取り付けたもの。
トイレにも階段にも付けたのだが、今の私にとってはこの手摺りなしではいられないほど、頼りになる支え。
杖は親しい知り合いの引越しを手伝った時に、捨てると言うのでもったいなくてもらってきたもの。
彼は母親との二人暮らしをしていたのだが、自宅で急死した老母との思い出を振り払うようにほとんどのものを捨てて引越した。
そうして、今の私はこの杖のおかげでショッピングセンターやホームセンターにも行ける。
今日は、予約診察で病院に行ってきた。
病院内では私のように一見病人らしくない者が杖をついていても、注目されることなく溶け込める。
そろそろと歩いても下腹部がジンジン痛くなってくるのだが、杖をつくだけでそれが半減する。

1週間経っての血液検査結果はよくなっていて確実に薬が効いているから、あともう1週間服用後また来るようにとのことだった。
血液検査で医師は確認するが、私は自分の身体でそんなことは実感している。
ネットで見たのだが、恥骨骨髄炎ではないのかと聞いてみた。
そうかも知れないと言い、この術後にはよくあることなのだとは認めたけれど断定はせずに、とにかく今の薬を続けて様子をみましょうとのことだった。
1週間前の血液検査でPSAの値は0.010になっている。
癌は前立腺内にとどまっていたから取り去ったことになっている。
副作用の尿漏れ(蓄尿不可)ばかりではなく、杖をついてようやくそろそろ歩く状態の後遺症はあるが、今の私は癌患者ではないということなのだろうか。
コメント
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