三週間前、入院するために家をでてバス停に向かった。
その途中で、こんなものを見つけ、思わずわざわざ近づいて撮った。
オトナが作った芸術作品のオブジェではなくて、子供たちの作った【秘密基地】にちがいない。
大型ごみを出す日は二日後だから、そういう場所から持って来たものではない。
すぐ近くに、いわゆる不法投棄をやられてしまう場所もないから、家から持ち出したモノのはず。
鏡が置いてある場所は玄関内ということなのだろう。
この鏡とほぼそっくりなものを私は最近、百均で買ったことを思えば、小学低学年生でも自分で買える鏡と、二日後に廃棄されることになっている椅子を使った秘密基地。
12泊して退院して来たら、これらは痕跡すらなかった。
何日間保たれた秘密基地だっただろう。
二日後の大型ごみの日のため、自分たちで自主的に取りはずしたのか、それとも子供たちの親が気づいて撤去したのか、ご注進があって自治会が景観保護のために処分したのか・・・。
このイタズラが、何日もったか興味のあるところ。
微笑ましいと見守る文化なり風土なりが育って欲しいもの。