
生家の公孫樹(いちょう)の木から落ちた実を拾ってふんずけて、ゴム手袋で揉み洗いして臭い果肉を落とし、持ち帰って干している。
イチョウは変換すると銀杏と出てくる。
続けて変換ボタンを何回か押して、ようやく公孫樹が出てくる。
さらに押し続けると、鴨脚なんてのが出てくる。
イチョウの木を指すときは公孫樹(いちょう)。
イチョウの実を指すときは銀杏(ぎんなん)。
イチョウの葉を指すときは鴨脚(いちょう)。
そのように区別して使い分けたい。
田舎では、イッチョの木、イッチョの実、イッチョの葉っぱと呼んでいるけれど。
バケツにかなり拾ったつもりなのに干してみるとあまりに少ない。
たくさんパクパク食べるものではないし、過ぎると毒だと聞いているので、自家用にはこれでも多いくらいか。
割って茹でて冷凍しておいたら何ヶ月も持つのだそうで、ようやくそんなこともする気になった今年この頃。