橋は単なるショート・カットではなく比喩として大きな意味合いを持ったりする。
上のアーチ橋をこちら側に渡って信号を直進すると名神高速道路京滋バイパス南郷インターチェンジに上がる。
打ち捨てられた古い橋もある。
ここでいきなり日本モンゴル間の架け橋となった大相撲のことを考えてみる。
国技だ相撲道だ奉納神事だと言うものもいれば、一方では格闘技だジャパニーズ・ドリームだ互助会だという考え方もある。
だんだんと真相が現れてきたようでもあれば、憶測だけのフェイク・ニュースも紛れているわけで、白鵬が引退せざるを得なくなった日馬富士に「どういう言葉を掛けたらいいか(言葉が)見つからない・・」と記者の前で言ったシーンがニュースになっていた。
一人で罪を被ったように見える実行役に対して主犯が掛ける言葉は「ご苦労さん」しかないのではないか!?
警察検察に対しても、様々な圧力が掛かっていて悩ましい会議が行われているのかも知れない。
シンプルに考えたら、主犯は実行役より罪が重い。
普通であれば、日馬富士と白鵬は同時に傷害容疑起訴となるシンプルな事件のように見える。
同じ相撲部屋の兄弟弟子という関係ではないのだから、日馬富士は「弟弟子を思って叱った事が行き過ぎた・・」とか「横綱の責任・・」などと言い訳せず、ただただひたすら怪我をさせたことを謝り続けるべきだった(昨日と同じ主張を繰り返してしまっている)。
相撲協会はどんな手で、暴行問題を収めようとしているのか、まだまだ見えてこない。
初場所はおそらく興行できないだろう。
白鵬への引退勧告しか解決策はないのではないかと、バラエティ番組をいくつか見てみると、思ったりする。
どんな橋を架けるのか・・・橋を渡った先には何が待っているのか・・・。
ボタンのかけ違いを直すべきなら、橋の架け違いも正したらいい。