ウチにいつの間にか自生している花。
荒れ放題の草ぼうぼうだった裏庭を、無闇やたらに草刈機をかけているうちに何となく百合に似た姿なので目を掛けていた。
何本かのかたまりを刈り取らずに置いた。
そうしたらだんだん増えてきたのだが、今回初めて花を見ることができた。
お隣さんが『食べられる山菜なので、この前少し採らせてもらって食べたら美味しかった』と教えてくれた。
フキノトウもその後のフキなども、ウチに自生するものは何でもいくらでもどうぞ摘んでくれるようにと言ってある仲。
私が刈り取らずに置いたことを感じ取ってくれていたのか、少しだけにしてくれたのが嬉しい。
そうと聞けば、「この一帯に増やす事にして、毎年楽しみましょう」と約束した。
検索してみると、鳴子百合ならば納得の姿だが、甘野老というのは意味がわからない。
いずれにせよ食べられるという事で、来春が楽しみだ。