葉っぱから見つけ、容器に隔離して4日ほど経っただろうか。
いつの間にか羽化してしまっていた。
梅雨入りとなり、雨が降る中をブロッコリーの葉っぱにたかった青虫を大小何匹も潰して、ふと靴箱の上に置いた蛹はどうなったかと見てみた。
ナント~、羽化してる途中を見たかった。
空になった蛹の横にウンコがあった。
蛹状態ではできないわけで、窮屈な殻から抜け出た解放感とともに脱糞は当然の成り行きなのだろう。
傷ひとつない完全体として標本にしたいところだけれど、子どもの頃に持っていた展翅道具も手元にないのでそこまではしない。
牡牝の区別はまだわからない。
相手を世話するつもりはないけれど、交尾しない個体は単独でどれくらい生きるのか見守るつもり。
純正ではないナンチャッテ割安インクをカートリッジに注入する時に使う注射針をライターで焼いて蓋に穴を開けた。
蜂蜜を薄めて与えようと思ったけれど、そこまではせずに、きび砂糖水で生きてもらう。