ウチのカクレミノにはいろんな虫がやって来る。
一見すると蕾か果実かと思うけれど、よくよく見れば地味に葉っぱと同色の花も開いているのがわかる。
何種類か蜂がやって来る中で、一番よく見るヤツをようやく撮ることができた。
蜂の種類を検索して画像比較した結果、これに違いないと確信した。
エントツドロバチというくらいで、エントツ状の出入り口を持つ巣を作るらしい。
泥でできた巣を壊してみて、中に芋虫が何匹も麻痺されてか眠らされてか閉じ込められているのを見たことがある。
完成形だったから、煙突はなく親もいなかった。
姿はアシナガバチに似ているけれど、尻の二筋の縞が特徴的でアシナガほど足は長くない。
ようやく益虫の親と巣が繋がった。
ことさら避けたり邪険にしたりしたことはないけれど、これからは優しく見守ることができる。