ホームセンターのペット・コーナーで、ボール紙を切り抜いたような平べったいカエルが売られていた。
普通と違い、それぞれの格好がダラけているから死んでいるのも混じっているのかと思えば、皆これが普通らしい。
実際のモノを目にしてから値札を見て、これまたびっくり。
珍しいのに、たった300円という安さ。
それだけではなく、数え方が1羽2羽なのか!?
キャッチ・コピーとして『オヤッ?』と思わせることに成功している。
ウサギを1羽2羽と数えるのだから、ぴょんぴょん跳ぶカエルは、鳥獣戯画でもウサギと対等なんだからして、1羽2羽でいいんじゃないのというところか。
見た目は、ノシイカみたいだから、1枚2枚でもよかったのに。
何の気もなしに1羽2羽としたのなら面白い。
『ここにいる奴らを全部ください』と言いたい気がした。