雑草引き抜き中に見つけた卵。
無造作に転がっていたのか、それとも地中にあったのに草の根と共に地上に出てしまったのか。
草刈機で薙ぎ払っていたら見つけることはなかっただろう。
イネ科と思われる雑草は根こそぎにしたくて、仕方なしにしゃがんで地道な力技をやるしかない。
草の中には四方八方に枝を伸ばしては先々で根を出し、蔓延(はびこ)るという表現はコイツから出来たんだなと思わせるクセモノがある。
こちらも這いつくばるようにして、一瞬一瞬が指先に力を込めた奴らとの真剣勝負。
横道に話はどんどん逸れていく。
昆虫の卵だと思われる。
カブトムシの卵にサイズも感じも似ている。
カブトムシの幼虫によく似たヤツが近くの畝のジャガイモ掘りの時にでてきた。
とすると、甲虫(こうちゅう)ではあるけれど、カブトムシではなくカミキリムシの卵ではないか。
2枚目の画像は宇治の我が家のカブトムシの卵。
メスが三匹なのに4個しかなかったのは、これからまだ産むのか、条件が悪いための少数なのか。
草抜き中に見つけた長径で5mmほどしかない卵は割ってみたかったけれど、撮っただけで手を下すことなく放置した。
画像を見て、なんだかもったいないことをした気分。