草刈り中にタラの木を見つけると、根絶やしにしてくれようと大鋏で切る。
タラの芽は世間で言われるほど特別な味ではないと思われるので、棘のあるタラは私にとっては単なる厄介モノ。
どこにでも芽を出して、葉っぱにも棘があり、何しろ触ると痛い。
タラを木を切り進んでいるときに、ふと顔を上げたら、大木を切ったあとの古株の洞に蜂の巣があった。
攻撃性の強いスズメバチなら襲われていた距離だったけれど、アシナガバチで助かった。
今にも飛び立ちそうな威嚇のポーズをしていた。
検索してみると、毒性が強くて刺されると死ぬことがある・・という記述があった。
間一髪、気づいてよかった。
見つけた位置よりさらに近づいて画像を撮ったりして知らぬが仏。
このセグロアシナガバチは三年余り前に、姫りんごの花に止まっている一匹を撮ってブログに書いている(確か調べたことがあるような・・と思って、ブログ内の検索システムで分かった)。
右側にある棘の木2本がタラ。
他人が近づく場所ではないし、益虫という認識のアシナガバチは退治しない。
アシナガバチの天敵はスズメバチなので、奴らはウチのニホンミツバチを襲わずに、これを襲ってくれたらいいと自分勝手に期待する。