『苔の薹』というタイトルで書き始めようとして、検索してみると、これではまずかろうと変更した。
コケは苔だろうと思っていたら、コケではあるけれど蘚類とあり、薹立ちした蕾のように見えるのは胞子嚢で蒴果というそうだ。
蘚類も蒴果もセンルイ、サクカで一発変換できるのに、いままで全く知らなかった。
しかもこのハリガネゴケは世界中にある汎存種ときた。
歩道横の擁壁にある水抜き穴に生えていて、2,3日前の雨がちの日に見つけて撮った。
可憐な花が咲きそうな薹立ちに見えるけれど、コケであるからには花はなく胞子を散らばらせるための蒴果。
昨日確かめに行ったら、もうこの姿はなく、どの水抜き穴のコケだったかも分からなかった。
条件の整った瞬間にでくわした偶然だったのか・・・。