生家の裏の栗が大量に実を落とすので、拾い集めるのだけれど大半が虫食い穴付き。
選んで拾うのは面倒なので、いい加減に集めてからより分ける。
それでも4分の1くらいは虫食い。
捨てる前に水攻めにして観察してみた。
穴から泡を出し、イモムシが何匹も出てきた。
多数の白いウジ状態の奴らが一つの穴から一斉に出てきてうごめいている穴もある。
水面に浮かんではこないから溺れ死ぬようだ。
どんなに厳密に選んでも、皮をむくときに虫食いに遭遇するし、茹でたものを食うときにも茹で上げられた虫を見ることがある。
栗農家が専門的に生産して店先で売られている栗は、特別な消毒と処理が施され虫がいないのだそうだ。
栗ご飯や、渋皮煮などの料理をしてあげるなら良いけれど、拾った栗を他人に差しあげることはできない。
栗とはそういうものだと良く理解していて虫ごと食っても平気な人にしか、生の栗をあげられない理由が、分別していてしみじみ理解できる。
とりあえず、良さそうな分は冷蔵庫に入れた。
ネットで調べると、80℃のお湯に1分間つけてから云々とある。
タダのものは手間がかかってしょうがない。
ウチの畑のお芋はほとんど虫がかじって、あの独特の苦さを「芋焼酎に」感じます。膨らし粉(BP)もすぐわかります。卵で薄力粉膨らますより、BP(ベーキングパウダー)が安価だからです。
虫も生きているんだけどね・・・
虫食いは拾わないで放置したり、遠くに投げたりしているんですけど、拾ってしまったものは選別しなければならないから、水攻めになります。
本当は栗を食ってる虫は一緒に食っても美味しいらしいです。
栗食ってるから栗と変わらぬ味なのかも・・・。