鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

短歌を推敲

2014年09月26日 23時23分08秒 | 詩・文芸・作品
昨日何げなく書いた短歌もどきが気になってしかたないので、いろいろいじってみたいと思う。

田舎に行くと、何かと持ってきてくれたり話をしたりするお婆さんがいるのだが、その人の娘が私の竹馬の友であり同級生でもあるのだ。十数キロ離れた場所に嫁いだ彼女が私に逢いたいと、お婆さんに連絡してきて、トンボチマキを持って来てくれることになった。そうしてほぼ50年振りに逢いお互いの変貌ぶりを確かめ見つめ合ったのでした。

1、逢いたいと トンボチマキを 持ちて来る 竹馬の友よ 嗚呼五十年
2、逢いたいと トンボチマキを 持ちて来る 竹馬の友よ 半世紀経て
3、逢いたいと トンボチマキを 持ちて来る 幼なじみの 半世紀経て
4、逢いたいと 幼なじみは 半世紀経て トンボチマキを 持ちて来るらし
5、半世紀経て 幼なじみと 見つめ合う トンボチマキを 手と手に持ちて
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2 コメント

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Unknown (sukebo)
2014-09-27 11:47:56
幼なじみに逢って相手があまり記憶にないと言われた時、多分あまり覚えていないと思っていた相手がよく覚えていてくれた時などは、半世紀が瞬時に戻ってきてくれます。
戻ってきて想うことは頭の中は意識をしていなくても自分じゃない?自分がきちんと記憶の戸棚に整理整頓をしていると思うと、自分じゃない?自分も何時も自分と一緒なんだなと考えてみたりします。
自分の目で自分の目が見えるのだろうか?光より早いモノがあるとすれば、それよりも早いモノを考えてみたりします。
もの思う秋です。夏の忘れものを、半世紀の戸棚を想う亜熱帯に、あの頃は居なかった小鳥がさえずっています。
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sukeboさんへ (とんび)
2014-09-27 16:10:04
意識していなかった自分が登場することってありますよね。
特に他人の記憶によって・・・・

地球の自然はいつも変わらずに在るようでいて、かなり変わってしまっているのを、故郷によって実感することがあります。
自分が変わっていて、モノが見えるようになってきたということもあります。
五年日記なんてのがありますね。
そういうのをつけ始めた人が身近にいます。
まだ十年はいけそうだと考えてやり始めるのも良いかも。
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