夏の名残に、相次いで見つけた二匹を撮ってみた。もちろん昆虫採集をしたわけではなくて、歩いているときに地面にころがっていた死骸。幸いなのかどうか、蟻に見つけられていなかったので無傷。
熊蝉という名がようやく納得できる気がした。真っ黒なセミだ。この個体がそうなのか、死ぬと黒くなるのかわからない。たぶん昔は真っ黒だったのではないかと思われる。ずんぐりして真っ黒なら熊ですよね・・という事だろう。
玉虫はどうか。今は玉と言えば球状のものを言うけれど、昔は玉と言えば宝石であり美しくて尊いもののことだから、これは納得できる。でも、子どものころに、この名を聞いたとき、当然ながらまん丸い虫がいるのだろうと想像していた。
クマゼミの羽は、硬直していて広げたらもげそうだったけれど、ぎりぎり限界まで広げて待ち針で展翅してみた。タマムシは、脚をちぢこませていて触っただけでもげてしまったので、かしこまった姿にしかならなかった。タマムシを見るとアフガニスタンのカルザイ氏のガウンを思い浮かべる。
「入りを図りて出を制す」何も食べていないのに羽の材料は何処から来るのか?
小鹿のバンビーも生まれるとすぐ立って歩き、走ります。
ボウフラさえも作れない人間が蚊と闘っています。ダーティーに抵抗力を身につける必要があるのではないか?
生物は人間だけではないのである。
クマゼミというのははじめて見ました
羽根の開き具合が後退翼の飛行機のようでカッコイイですね
巧妙に畳み込まれていて、背中から抜け出たと同時に空気を懸命に送って、翅を広げるのだとか読んだことがあります。
翅の筋は中空になってるんでしょう!!?
>ダーティーに抵抗力を身につける必要があるのではないか?
私も衛生的と言えない環境で育ったので、花粉症にならずに済んでます。
でも棲み分けが必要なんでしょうね。
テリトリーを冒さないことかも。
あーそういうの・・いいかも知れませんね。
あの樹脂は調べたら、直ぐに手に入るかも・・。
>クマゼミというのははじめて見ました
まだそちらには進出していませんか?
一応日本最大のセミの筈。
なんせ頭がでかくてずんぐりしてますから。