アダン
パパイヤ
カンヒザクラ
オヒルギ
もう時差ボケも消えて日常に戻った。
いやいや時差は無いから、と言うなかれ、日の出日の入りが遅いと調子が狂うのだ。
そうして、なつかしく思い出す画像のいくつかのなかに、散歩中見つけた奇妙なオブジェがある。
ヨーロッパの貴婦人が身に着けるドレスを想ったけれど、自然な造形なのか、枯れた残骸なのか。
この気根をたよりに検索してみると、西表島でのドライブ中にたびたび観たアダン(阿檀)のようだ。
石垣人も自分の庭に生やそうと苗を植えてみたけれど、枯らしてしまったという。
これは普通の家の庭にあったものだが、かなりの大きさに育った後に枯れたものと思われる。
散歩中に観た亜熱帯らしい木の一番がパパパイヤで、こいつは雄雌の木があるそうだが、実がなっていても花がつぎつぎ咲き上がっていくもののようだ。
こんなのが、いくらでも散歩中の垣根越しに見られて、南国は良いなぁと羨ましかった。
ヒカンザクラ(緋寒桜)=カンヒザクラ(寒緋桜)はどこで撮ったのだったか、狂ったように咲き誇るタイプではなく、むしろ、ふとした気の迷いか狂い咲きのような控え目なタイプ。
名所もあるようだけれど訪れず、石垣人の庭のヒカンザクラは、なぜか今冬は咲かないと、訝しんでいた。
宮良川川辺りで観たマングローブはヤエヤマヒルギ(八重山漂木)だったようで、マングローブには7種類ほどあるそうだ。
宮良橋から川に降りる階段部分から見られた赤い花の木もマングローブでオヒルギ(雄漂木)のようだ。
次に行くときは川で十分な遊び方をして、マングローブを知り尽くしたい。