鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

晩秋の蜂達   その②

2024年11月15日 06時54分06秒 | 養蜂




最初にオオスズメバチ(大雀蜂)を一匹捕まえて、ガラス瓶のように密閉されているプラ容器に入れたので、時々ゆるめて空気の入れ替えをした。
その後、蜂蜜を一滴垂らしておいたらそれを飲んだりして元気だった。
そうして次にコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕まえたので、悪趣味とは思いつつ同じ容器に同居させた。
蜂蜜を入れたのが良かったのか悪かったのか、一向に二匹の間に変化はなく1日が過ぎた。
昨日は蓋に穴を開けて空気の流通を良くした後にまたオオスズメバチを捕らえたので、今度は3匹同居させたら急激に最初の大が元気を失くした。
そのまま死なせてしまうのは残念なので、蓋をずらしながら慎重にピンセットで元気を失くした大を取り出した。
これはネズミ捕りの粘着シートにくっつけて、他のオオスズメバチを退治する囮とした。
そうして元気な大と小とで何かが起きるのではないかと、置いている下駄箱の上を家の出入りの度に観察した。
不思議なことに、小が大の上に乗って、グルーミングのようなことをしているシーンを観た。
そしてその後観たら、画像のようなシーンとなり、いよいよ囚われの元気な大はパニックから食欲に転じたかに思われた。
ところが、小のグルーミングが功を奏したのか、密閉空間の成り行きなのか、種を超えた交流が始まったように見える。
本日先ほど観ても、二匹の間に喰う喰われる状態は発生していない。
今日は空気穴から蜂蜜を垂らしてやろうと思う。
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晩秋の蜂達

2024年11月14日 13時40分40秒 | 養蜂








飼っているニホンミツバチ(日本蜜蜂)から採った(奪った)貯蜜ハニカムから蜜を濾し取った後の残りカスを外に置いて蜂に還元した。
ハニカムの原料である蜜蝋はミツバチが自分の体内で作り出せるので必要なくても、こびり付いている蜜は花蜜から蜂が作り出した濃縮蜂蜜なので、蜂にとっては願っても無いご馳走。
カスを入れたプラ容器を傾けて外に置いたら、あっという間もないほどに蜜蜂が群がる。
ハエやアリも来るには来るが、なんといってもニホンミツバチとクロスズメバチが多い。
尻の縞模様が黒くはっきりとした輪になっているのがクロスズメバチ(黒雀蜂)で、長野県ではヘボと呼んで幼虫を食用とする蜂。
瓶詰め蜂蜜を割ってしまったものも、ナイロン袋内に流れ出ただけだったので割れたガラスごと蜜を漉し、残りは彼らに還元した。
匂いに釣られてやってきたオオスズメバチ(大雀蜂)とコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕虫網で捕まえて空き容器に閉じ込めた。
尻を伸び縮みさせるので正確には測れないのだが、オオスズメバチの大きさは4cm余り、コスズメバチは3cmくらい。
皆が同じ働き蜂なのだから、むごいことはしたくないなどと思うけれど、私のミツバチを襲いにくる奴らには条件反射的に網を振る。

訂正;コガタスズメバチのことを、うっかりコスズメバチと記してしまったので、訂正しました。
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今冬の積雪量占い

2024年11月13日 10時35分44秒 | アングル






カマキリ(蟷螂)の産み付けた卵嚢の高さで積雪量がわかるとかなんとか、よく言うけれど、そんなものはまるで信用できない気がして、それこそ『よく言うよ』だ。
ゴーヤを絡ませるネットの支柱に産みつけられていた卵嚢は地上2m足らずの場所だった。
昨日、アサガオのグリーンカーテンを片付けていて見つけたのは、小屋根の軒先と軒天井に合計4つもあって、集団産卵でもあったのかという様子。
犬走が一段「上がっているので、軒天井の高さは4m近くある。
2mと4mでは倍ほど違うので、カマキリも種によって予想の見解が違うようだ。
玄関先でコカマキリ(小蟷螂)をしょっちゅう見るのは、この個体がもうここを動きたくないということか。
あまりに地味画像ばかりなので、昨日キタテハ(黄立羽)が陽の当たる葉に止まったところを撮れたので挙げよう。
そういえばアカタテハ(赤立羽)を最近見ていないなぁと思った。
何があってもおかしくないこの頃だから、なんらかの理由がありそうだ。
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思わずパシャ

2024年11月12日 14時23分23秒 | 養蜂






11月になる前から冬囲い仕事を始めた人もいて、今月も半ばになろうとする今、そこらじゅうで雪への備え仕事がなされている。
被害さえなければ、見てくれなんぞどうだって良いようなものだけれど、美意識がそうはさせないのか、格好良さを競っているような冬囲いがあって感心する。
要介護2の状態になった姉を内科医院に連れて行き、そこの雪囲いの見事さに、思わずパシャ。

幼友達同級生の家で芋羊羹をご馳走になった。
彼女が作ったのではなくて、こういう手作りの上手い知り合いからもらったものだという。
紫芋(中身が紫色のサツマイモ)を以前、作ったことがあったけれど、ものにならなかった。
食べてみると上品な甘さで、きめ細かくしっとり美味しくそれでいてサツマイモの味も分かる素晴らしさ。
サツマイモ作りも上手く出来るようになったので、来年は10本ほど苗を買ってみたい気がする。

ヤーコン茶を作るべく葉を干しているのだが、この葉の奇妙さに興味が湧いた。
太い幹には枝が無くて、直接幹に葉が生えて、上に葉が生えるにつれて、下の葉は陽を遮られまいと葉柄を伸ばす。
下方の大きい葉ほど葉柄が長く、陽の当たらぬ部分は広げることもないという合理的な団扇形。
真上からの画像を撮ってみると、十字形に葉が生え伸びて計算通りの陽当たりに感心する。
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食べてみようか止めておこうか悩ましい  その④

2024年11月11日 07時59分24秒 | 食べ方






先日①で取り上げたノウタケ(脳茸)の近くにホコリタケ(埃茸)があるのは以前から分かっていた。
これを見つけたら必ずつついて、埃というより煙といった方が良い感じの胞子を飛び出させて遊ぶ。
ノウタケを調べていた時に、ホコリタケ類という記述を見つけ、ホコリタケ自体も幼菌は食べられるとあった。
そうして、昨日はホコリタケの生えている場所(シイタケのホダ木)に幼菌が生えているのを見つけた。
夕飯調理の折に味噌汁に入れてみようと、切ってみると中は灰色になっていたけれど、埃状にはなっていなくてクリーミーな状態。
そのまま舐めたいような触感なので、これなら食べられるのだろうと思ったが念の為に再度、検索してみた。
すると、ノウタケと同じで、中が白くなければ食べられず、しかも変色部分を少しでも汁に入れると、酷い味になるという様なことが書いてある。
危ないところだったではないか、先に入れていたジャガイモとサトイモを無駄にするところだった。
大層な薬効でもない限り、毒があるかどうかより、酷い味なら食べないわけで、確かめて本当に良かった。

尚、ズイキは昨日の好天ですっかり干からびたので、今度はヤーコン茶を作るべく、葉を干し始めた。
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ズイキ(芋茎)を干す

2024年11月10日 08時50分08秒 | 食べ方




普通のサトイモ(里芋)ばかりにしないで、ヤツガシラ(八頭)も作ってみたら意外にうまくできた。
こちらでは、赤い茎を酢の物にするのをズイキと呼んでいて、それはヤツガシラの茎だという。
いざできてみると、茎を調理するなんて、他にやるべきことが色々とあってやっていられない。
周りの人達に声を掛けてみると、自分のところでも作っているというのは1軒だけで、あとは欲しいと喜んでくれた。
ただしほとんどが年配者で、同年代者達は暇なはずなのに忙しい様子で、いらないと断られる。
それなら自分でも少しはやってみようと茎を剥いて、20センチくらいにカットして半切りや4半分切りに割いて干してみた。
手が汚れることなど知らぬままやって、まるで指先が壊死したように青黒く染まった。
ちょっとやそっとでは落ちなくて、動画ではシャンプーすると落ちるなどと言っていたけれど、前のお宅の奥さんは台所用漂白剤が一番よく落ちるといっていた。
酢水の中で剥くと染まらないなどという記述も見つけたが、そこまでしなくても、という感じ。
石油ストーブを焚いた室内での1日も入れて3日間乾燥させたのが2枚目画像。
右端にコカマキリ(小蟷螂)が居て、家の中に持ち込もうと運んでいても逃げないのでつまんで逃がした。
もう用無しの寿命間近なのか、つまんでも抵抗する素振りを見せずされるがままになっているのが哀れ。
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食べてみようか止めておこうか悩ましい  その③

2024年11月09日 20時07分30秒 | ざんねん








今年の9月19日に『撮りにくいもの その②』という記事でキカラスウリを取り上げた。
その実がまだ黄変しないまま15個ほど、ぶら下がっている。
ふと、宿根性なのかと疑問が湧いて検索してみると、『各地の山麓、荒れ地に自生する雌雄異株の蔓性多年草』と書いてある。
それに加えて、赤いカラスウリは食べられないけれどキカラスウリはお汁の実などに使えるとある。
しかも黄色くなったら食べられないとあるので、緑の状態で1ヶ月半余りだから、もう食べ頃ではないのかもしれない。
9月19日あたりで、このことに気づいていたなら、是非とも食べてみるところだ。
でも、私のここ数日は、食べたことのない食べられるものを食べてみようシリーズになっているのでモノは試し食べるべし。
皮がとても硬くて剥くことなどできないので、とりあえずいちょう切りにして味噌汁の具にしてみた。
結果、やはり皮は硬いままで苦味も少しあるし、種が大きくて煩わしい。
肉はまぁ確かに瓜だなという感じの冬瓜に似た食感で、9月の時点なら美味しいと感じたかどうか。
採りに行く時に、斜面にベニバナボロギクがあったので葉を摘んで一緒に入れた。
この春菊の味は癖になる美味しさなので、目に付いたら葉を数枚摘むというのは習慣になりそうだ。

尚、最後の画像は、ノウタケ(脳茸)の煮出したものにベニバナボロギクの葉と三つ葉を入れて納豆に付いている出汁で味付けしたもの。
これは、絶品で実に旨いので、今後ノウタケを見つけたら、必ずこうすべしというレシピになった。
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食べてみようか止めておこうか悩ましい  その②

2024年11月08日 07時43分43秒 | グルメ




ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)というものを一昨日、初めて撮って調べて知った。
1950年に見つかったそうで、アフリカ原産の帰化植物だが、特定外来生物には指定されてはいないようだ。
雨がちのこの頃なのに、はじめからうなだれているということは、虫への戦略だろうか。
ボロギクとなれば黄色い花を思い浮かべるけれど、ボロギク(襤褸菊)には、ノボロギク(野襤褸菊)とナルトサワギク(鳴門沢菊)とサワギク(沢菊)があるようだ。
前者二つは外来種で有毒、在来種のサワギクには毒云々の記述は見つからなかった。
なぜ毒にこだわるかといえば、ベニバナボロギクは海外では普通に食用で、ほぼ春菊の味だというのだ。
これは食べてみなくては、という気になるけれど、花が咲いているような状態で食べられるかどうか。
じつは、昨日記事にしたノウタケ(脳茸)を煮出して飲んでみた。
調べた時の記述通りに黄色い汁となり、塩を少し振って試飲試食した。
穏やかな味という表現があった通りに、あまり味がしなくてハーブティーのようだ。
茸本体もふにゃふにゃハンペンのようで味はほぼ無い。
こうなったら、ベニバナボロギクの葉を摘んできて一緒に煮出してみようかと思う。
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食べてみようか止めておこうか悩ましい  その①

2024年11月07日 06時42分24秒 | グルメ


この頃は雨がちで寒くもなってきたので、シイタケ(椎茸)が出ても良さそうなのに、榾木の限界なのか姿を見せない。
代わりにカワラタケ(瓦茸)やホコリタケ(埃茸)や、よく分からない菌類が現れるのだが、昨日はパンのようなキノコを見つけた。
検索するとノウタケ(脳茸)にほぼ間違いないと思われるし、穏やかな味という表現があった。
全体は確かに画像で見ることのある脳に似ていて、それよりパンのようなハンペンのような断面が美味しそうだ。
白いうちは幼菌なのだそうで、この後、茶色になっていくと臭いがして食べられなくなるとある。
ちょっと靴先が触れただけで割れてしまい、分かりやすく撮るために棒切れを刺した。
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キバナアキギリ(黄花秋桐)は山菜

2024年11月06日 07時09分00秒 | 身の周りの植物






昨日は、裏の沢へ溜池の水位を確認するために登った。
キバナアキギリがまだ咲いていて、花の先に蛇の舌のようなひげを出していた。
このひげは雌蕊なのだそうで、花先から突き抜けて見えるが、切れ込みがあってはまっている。
2024年9月26日に『ウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)とキバナアキギリ(黄花秋桐)という記事を書いた。
開花期間が短いから気づかなかったのかもしれないように書いたけれど、随分と長く咲いている。
黄花と名にあれば、黄色でないものもあるのかも知れないと検索したら、新潟県のある場所だけに赤紫色のがあるようだ。
でも、黄花と付かないアキギリ(秋桐)というものがあり、これは赤紫で白もあるそうだ。
桐の花に似ていて秋に咲くから秋桐かと思えば、桐の葉に似ているらしい。
キバナアキギリは別名コトジソウ(琴柱草)で、葉が琴柱に似ているからというが、私の観る葉は琴柱形はしていないし、桐の葉にもあまり似ていない気がする。
春先の若い葉がその形なら見つけやすいだろうし、お浸しなどにして食べられる山菜なのだというから試食してみたい。
肝心の水位はこのところの断続的な雨でたっぷりまでいかないが、かなりあって今もトタン屋根に当たる雨音がしているので小池への供給が止まることは当分の間、無さそうだ。
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海釣りに連れて行ってもらったけれど

2024年11月05日 09時15分09秒 | ざんねん






昨日は絶好の好天なので午前中はサトイモのヒゲ根をむしったり干したりして、昼前から古いベンツに乗せてもらって海釣りへ。
3連休の最終日なので突堤は激混みと思いきや、そうでもなくて、普段はいない若い女性や子供もいたりして、つまり釣れていないということのようだった(後から思えば)。
結果、私はクサフグ(草河豚)の小さいのが間違って釣れただけの丸ボウズ。
前の兄ちゃんはチヌとクサフグ1匹ずつという非常に寂しい結果だった。
今日は海風に当たるだけになりそうですねと言い、4時過ぎから突風が吹くという予想を先客から聞いて早く仕舞いましょう、ということになった。
夕まずめ(昼と夜の間の釣れる頃合い)が直ぐなのに、危険を冒すことはせず帰ることに。
道具一式も釣り準備も後仕舞いも全部兄ちゃん任せなので、私は海岸道路に面した公衆トイレに用足しへ。
途中の砂浜で2センチもない小さなカニを見つけた。
動いていなければ砂粒と見分けがつかない擬態の保護模様。
帰って検索しても、よく分からないのだがイッカククモガニ(一角蜘蛛蟹)ではないかと思われる。
撮るだけで捕ろうという気にはならなかったが、捕まえてきて虫眼鏡で調べたかったと思っても後の祭り。
釣りは全くのボウズだったわけで、その謂れの一つに『坊主は殺生をしない』ということがあるそうなので、昨日はそういう日だった。
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花の中の狩

2024年11月04日 09時28分00秒 | 養蜂


本日朝の見回り中に、咲き残っている花はないかと探したらしょぼくれがちのタマスダレ(玉簾)があった。
そうしたら、ハエ(蝿)かアブ(虻)が居たのでとりあえず撮ったのだが、別の何かが動いたようだった。
メガネをしていなかったのでよく分からず、画像を拡大して観たら、ハナグモ(花蜘蛛)が狩に成功して食餌中の様子。
もしかしたら、食餌中というより、狩の直後で首根っこにとどめを刺している瞬間にも見える。
スマホを嫌がって花の背後に隠れたので、それを追い回すこともないかと、その場を離れた。
昆虫写真家などは決定的な瞬間を撮ろう、あるいは映そうと、ハナグモなんぞを見つけたら、カメラを設置して待つのだろうか。
全くの気まぐれ偶然に、シロウトがスマホでこんな決定的瞬間を撮り、朝から気分が良い。
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隙間から見える東京

2024年11月03日 12時00分00秒 | 旅行


帰路、新幹線のホームにて、隙間から見える東京を撮った。
これだけのシーンからも東京一極集中の繁栄ぶりが伺える。
うがった見方をすれば、私が暮らす十日町市と、この建築中の高層ビルは、同等あるいはビルの勝ちとなるかもしれない。
そんなことはその時に思わなかったけれど、後付けの感想。
もう月が変わったけれど、まだ余韻を引きずっている。

先ほどNTTファイナンスと名乗る電話が携帯にあった。
爽やかな男性の声で『お客様は未納料金が発生しているので、ご利用を停止させていただき、法的措置を取らせていただきます』というような内容だった。
続いて『オペレーターに繋ぐには1を』というところで、私の方から切った。
詐欺メールに違いないと思って検索すると確かに詐欺だったようで、1を押したらどうなるか残念なことをしたという気がついついしてしまう。
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九十九里町は鰯漁獲量日本一

2024年11月02日 08時43分34秒 | 旅行










伊能忠敬先生出生地を後にして、九十九里浜に連れて行ってもらった。
護岸からの砂浜は固く締まっていて、車の轍がうっすらとしかなかったからスタックなどしない浜。
長い弧状の砂浜でも、場所場所の海底形状により津波は大きな違いがあるそうだ。
友人の奥さんがそのように教えてくれて、東金市の友人宅あたりは津波の来る心配はないのだという。
海岸から5.6km海抜6m余りの彼らの家は、東日本大震災でも被害は免れた。
もっとも、震災直後に購入して移り住んだのだが、そのようなことも知り尽くした上でうまく手に入れたということのようだ。
能登半島にバスも走れる砂浜という観光名所があるけれど、歩きにくくない砂浜というのは本当に面白い。
房総半島方面の浜では雨が降っているに違いないという感じの雲が下がっていて、それも面白い。
海の駅に行き、大きな水槽の鰯の群泳を観た。
鰯の油を絞る道具などを観て、鰯は干鰯(ほしか)という農業用肥料だったという説明などを読んだ。
一旦帰り、鰯を食べたいという要望を受け入れてもらって、次は寿司屋(小料理屋)に連れて行ってもらってご馳走になった。
鰯の造り、鰯の寿司、鰯の天ぷらはどれも絶品で、くどさを感じる間もなく完食してしまった。
ついつい手が先に出てしまい、いつも『あ、そうそう、撮らなくちゃ』と思う始末でどれも中途半端な画像になった。
友人の奥さんの運転が上手いので、安心して我らは日本酒2合徳利2本も空けてしまったのだった。
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伊能忠敬出生地を訪ねる  その②

2024年11月01日 08時37分37秒 | 旅行




『子午線一度の偉業』の中に『・・・天測による子午線一度の算出は、世界土木技術史上はじめての偉業として異彩を放つ。・・・』とある。
銘板には記されていなかった分を検索して補足すると、子午線1度の算出は師である暦学者高橋至時との約束であったとのこと。
1度は28里2分ということで、1里=3.92727kmに28.2を掛けると110.749kmでほぼ111kmとなる。
110.749kmに360を掛けると、39869.6kmなので、ほぼ周囲は4万kmとなる。
実際の地球は少しつぶれた形で緯度での周囲は40,009km、経度での周囲は40075kmとなるそうで、伊能忠敬の出した結果とほぼ差異はない。

測量は私財を投じて始められたようだが、幕府からの支援を確保し、各藩の協力もあり、『大日本沿海輿地(よち)地図』を作成すべく全国の沿岸を歩くこととなる。
実際は測量結果を地図に起こす途中で忠敬は肺を病み、弟子たちが完成させる3年前の1818年(文政元年)に亡くなった。
完成した地図は幕府に献上され、あまりの正確さに、海外持ち出し禁制となる。
ところがそれを持ち出そうとした、いわゆるシーボルト事件が起こるのは、忠敬没後10年後の1828年(文政11年)のこととなる。
※輿地とは広辞苑に拠れば、(輿(こし)のように万物を乗せる地の意)大地。地球全体。全世界。
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