私の乏しいクラシック体験。ストラヴィンスキーの「火の鳥」を新宿の厚生年金ホールで昔聴いて感動したことを覚えています。読売日響、指揮者は忘れました。
早速レコードを買って聴いてみたのですが、さっぱりダメでした。やはり演奏は一期一会というか「一回性」ということなんでしょう。
『音楽を「考える」』ちくまプリマー新書 先週末東京に向かう電車の中で読みました。
脳科学者の茂木さんと作曲家の江村さん(この方は工学部出身、作曲は独学とのこと)の充実の対談が収録されています。残念ながら音楽には全く疎いので内容がきちんと理解できませんでしたが、音楽の世界は深い!ということだけは感じることができました。
音楽に関する本など、普段手にすることは全くありません。この本を何故買い求めたのか・・・。音楽の「美しさ」というミステリーなどという帯のコピーに惹かれたのかも知れません。
ストラヴィンスキーのCDがありました。今朝バレエ音楽「春の祭典」を聴いてみました。
やはりこの作曲家の曲は派手というかドラマチックというか、じっくり味わうという雰囲気ではありませんね、「激辛カレーな雰囲気」って変なたとえかもしれませんがそんな感じです。
秋の日の午後、モーツァルトが静かに流れる部屋で紅茶を飲みながら江國香織を読む・・・、いいですね。でも中年オジサンな私からは遠い世界、日本酒片手に八代亜紀、「週刊現代」辺りがいいところです。